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唯「激闘!クラッシュギアTURBO」

ライトノベル新刊情報サイト「ラノベ総合案内所」が出来ました.

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:12:52.18 ID:vp2eFuSL0
梓「何ですか、それ?」


唯「クラッシュギアだよ!あずにゃん!」

澪「説明になってないだろ……」

律「あー、聡が小学生の頃にそんなの見てたような気がする」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:16:14.92 ID:vp2eFuSL0
紬「それで唯ちゃん。そのクラッシュギアがどうしたの?」

唯「あのね、憂が家の掃除をしていたらDVDを見つけたの!見てみたらすごく面白くてねー。はまっちゃったー」

紬「そんなに面白いの?」

唯「うん!近くのトイザらスに行ったら1個100円で売ってたから買い占めてきた!」ガチャガチャ

澪「うわ!これ全部クラッシュギアってやつなのか?」

律「単純な奴だなー」

梓「唯先輩が作ったんですか?」

唯「憂が一晩で作ってくれました!」

一同『あぁ……』
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:19:08.64 ID:vp2eFuSL0
唯「と言うわけで、今日の部活はクラッシュギア大会をしよー!」

梓「ダメです!ちゃんと練習をするです!」

唯「えー。あずにゃんのいけずぅ」

律「まあ、ちょっとくらいなら……」

澪「ダメだ!練習だ!」

唯「澪ちゃんまでぇ」

律「よーし!じゃあ、多数決だ!クラッシュギアやりたい人!」

唯「はい!」

澪「練習だ!」

梓「練習です!」

紬「クラッシュギアやってみたいでーす」

梓「ですよねー……」

澪「やっぱりこうなるのか……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:22:14.71 ID:vp2eFuSL0
梓「ちょっとだけですよー」

澪「終わったら練習だからな!」

律「分かってるってー」

唯「よーし。じゃあみんな、好きなギア選んでー」

律「私はこれー!」

唯「お!りっちゃんはレイジングブリットだね!」

律「へー。レイジングブリットって言うのか」

唯「そうだよ!織座ジロウが使っていた、とってもパワフルで多彩な技を持つギアだよ!」

律「ほー。強そうだな!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:25:14.22 ID:vp2eFuSL0
梓「じゃあ、私はこれにします」

唯「タイガレイドだね!あずにゃんならそれを選ぶと思ってたよ!」

梓「え。何でですか?」

唯「タイガレイドは王虎(ワンフー)っていう、トラに育てられた野生児が使ってたギアだよ!」

律「まぁ、梓はネコだけどな」

梓「トラだってネコ科の動物です!」

澪「いや、つっこむ所はそこじゃないと思うぞ……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:28:23.24 ID:vp2eFuSL0
紬「唯ちゃん、これは?」

唯「それに目をつけるなんて、さすがムギちゃんだね!」

紬「やったー。褒められたー」

唯「それは鎧輝(ガイキ)って言って、主人公のライバルである万願寺タケシが使っていたギアだよ!なんと世界初のVTシャーシを搭載したギアなんだよ!」

律「なんだよ、そのVTシャーシって?」

唯「正式名称ヴァリアブル・トランスミュートシャーシ。バッテリーボックスを前後にスライドさせることで重量バランスを変化させて、ダッシュ能力やスピン能力を数倍に跳ね上げることが出来るシャーシだよ!」

律「なんだそれ!ムギばっかりずるいぞー!」

唯「大丈夫だよ、りっちゃん。レイジングブリットもタイガレイドもVTシャーシだから」

律「おぉー!そうなのか!」

唯「ていうか、私が今日持ってきたギアは全部VTシャーシだよ」

紬「あら、そうなの?鎧輝だけじゃないなんて、ちょっと残念ねー」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:31:36.92 ID:vp2eFuSL0
律「で、澪はどれにするんだ?」

澪「私はやらない」

唯「えー。澪ちゃんやらないのー?」

紬「澪ちゃんもやりましょうよー」

律「みーおー」

唯「澪ちゃーん」

紬「澪ちゃん」

唯「ほら、あずにゃんも!」

梓「み、澪せんぱーい」

澪「あぁー!もう分かったからひっつくな!……私はこれにする!」

唯「澪ちゃんはシューティングファントムだね!」

律「へー。どんなギアなんだ?」

唯「丸目クロウドが使っていた、ダッシュに特化したギアだよ!タービンブースターを利用して空を翔ることも出来るんだ!」

澪「空を翔るって……」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:34:35.32 ID:vp2eFuSL0
唯「じゃあ、みんなのギアが決まったところでいよいよギアファイトといこうか!」

律「あれ?唯のギアは?」

唯「ガル太だよ!」

梓「なんですかそれ……」

唯「ガルダフェニックスのガル太!主人公の真理野コウヤが使っていたギアだよ!世界で2番目にVTシャーシを搭載、リアウエポンが装備されたVTシャーシでは世界初のギアなんだ!」

律「リアウエポン?」

唯「この後ろについている武器だよ!」

澪「それ武器なのか……?」

梓「あんまり武器って感じがしませんね」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:37:07.26 ID:vp2eFuSL0
律「それで、どうやって戦うんだ?」

唯「まずは、フィールドをセットしてっと」ガサゴソ

梓「え?」

澪「こ、これがフィールド?」

唯「うん。そうだよー」

律「なんかしょぼいな……」

澪「それに、クラッシュギアに対してフィールドが小さくないか?」

唯「そうかな?」

紬「それで、この後はどうするの?」

唯「1対1でお互いのギアをここに投げ入れて、相手のギアをフィールド外に弾き飛ばすかひっくり返して5秒経てば勝ちだよ!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:40:17.08 ID:vp2eFuSL0
梓「最初は誰と誰がやるんですか?」

紬「ルールを知ってる唯ちゃんがいいんじゃない?」

唯「まかせてよ!」フンス

律「じゃあ、私が相手だ!」

唯「よーし!初心者だからって手加減はしないよ!」

律「望むところだ!……あれ?このVTシャーシってのはどうやってスライドするんだ?」

唯「しないよ」

律「え?」

唯「アニメでは試合中にスライドするけど、おもちゃはバッテリーボックスを好きな位置に固定できるだけだよ」

律「そ、そうか……」

澪「やる気が下がったな」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:43:12.81 ID:vp2eFuSL0
唯「それじゃあ、行くよ!ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

律「ほい」ポイ

唯「ふんす!」グルグルグルグルグルグル

澪「なんか唯がその場で回り始めたぞ」

梓「あ、ジャンプしましたよ」

唯「飛べ!ガル太!」ブオン!

律「え!?あぶね!」ガシャーン

澪「唯が投げたギアが律の頬をかすめて……」

梓「窓ガラスを突き破っていきましたね……」

紬「あらあら」

唯「ガル太あああああ!」

律「ガル太より私の心配をしろ!あとちょっとで顔面ヒットだぞ!」

ガチャ!

さわ子「あなた達!何やってるの!?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:46:16.22 ID:vp2eFuSL0
――かえりみち!

律「いやー、大変だったなぁ」

梓「部停にならなかったのが奇跡ですよ」

澪「手を回してくれた和とさわ子先生には感謝しないとな」

唯「うぅ。ごめんなさい」

律「いいっていいって。私達もノリ気だったんだし」

唯「ガル太ぁ……」

梓「唯先輩のクラッシュギア、壊れちゃいましたね……」

澪「あんな投げ方すればな……」

紬「でも私、ちょっとクラッシュギアに興味がわいちゃった」

唯「え!本当!?」

律「立ち直り早っ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:49:12.68 ID:vp2eFuSL0
紬「お店でDVDを借りて帰ろうかしら」

唯「あ、それは無理だよー」

紬「どうして?」

唯「クラッシュギアが放映してたころは、まだビデオが主流でレンタル出来るのはビデオ版だけだよー。DVDは販売されたものだけ」

梓「このあたりにビデオが置いてあるお店は無いですね」

律「でも、唯はDVD持ってるんだろ?」

澪「そもそもなんで唯はDVDを持ってるんだ?」

唯「さあ。お父さんが買ったのかなぁ?」

紬「じゃあ、今手に入れるのは難しいのね。残念だわ」

唯「大丈夫だよ!私のDVDを貸してあげるよ!」

紬「ありがとう、唯ちゃん!」

梓「勝手に貸していいんですか?」

唯「大丈夫!お父さん、当分帰ってこないから!」

律「それは別の意味で大丈夫じゃないだろ」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:52:13.07 ID:vp2eFuSL0
紬「それじゃあ、明日楽しみにしてるわ」

唯「え?今日貸すから、これから家に来なよー」

紬「いいの?」

唯「うん!早く見てもらいたいからね!」

紬「それじゃあ、お言葉に甘えて」

律「じゃー、私達は帰るなー」

澪「また明日」

梓「さようならです」

唯「ばいばーい」

紬「またねー」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:55:15.96 ID:vp2eFuSL0
――すうじつご!

紬「唯ちゃん、DVDありがとう。すごく面白かったわ」

唯「でしょでしょー!」

梓「全部でどのくらいあったんですか?」

紬「えーと、68話に映画が1つだったかしら」

律「そんなにあったのか。よく見たなー」

紬「あ、そうだ。みんなは今度の土曜日って暇?」

唯「私は暇だよー」

律「私も特に用事は無いな」

梓「私も大丈夫です」

澪「何かあるのか?」

紬「うん、ちょっと。あ、和ちゃんと憂ちゃんと……鈴木さんだったかしら?彼女達も呼んでもらえないかしら」

唯「うーん。憂も用事は無いはずだよー。和ちゃんは分からないなぁ」

梓「純もですか?あとで聞いてみます」

紬「お願いするわねー」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 22:58:12.76 ID:vp2eFuSL0
――どようび!

律「ここでいいんだよな?」

澪「あぁ。この駅前で待ってるよう言ってたはずだ」

梓「迎えが来るって言ってましたよね」

斉藤「皆様、おはようございます」

唯「うお!あなたは誰ですか?」

斉藤「これは失礼しました。私、琴吹家の執事の斉藤でございます」

純「紬先輩って、本当にお嬢様なんですね!」

唯「おぉー。ひつじさんですか!」

和「絶対言うと思ったわ……」

憂「お姉ちゃん、”しつじ”だよ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:01:16.79 ID:vp2eFuSL0
斉藤「紬お嬢様のところへお送りしますので、こちらにお乗り下さい」

唯「りっちゃん、すごいよ!車の中が部屋みたいになってるよ!」

律「ホントだ!すっげーな!」

和「唯、恥ずかしいからあまりはしゃがないでちょうだい」

澪「律も静かにしろ!」

純「紬先輩って、本当にお嬢様なんですね!」

梓「純、それさっきも聞いた」

憂「なんかワクワクするね」

斉藤「皆様、お乗りになられましたか?」

唯「はい!出発してください!」

斉藤「かしこまりました」

唯「動いた!」

和「お願いだから静かにしてちょうだい……」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:04:26.48 ID:vp2eFuSL0
――すうふんご!

唯「あ、何か見えてきたよ!」

梓「本当ですね」

斉藤「この建物の中で紬お嬢様がお待ちしております」

律「てっきりムギの家に行くんだと思ったら、すごく地味な建物だな」

澪「何だろ?倉庫みたいに見えるけど」

純「私には体育館に見えます」

和「まぁ、入ってみれば分かるんじゃないかしら?」

憂「そうですね。入ってみましょう」

斉藤「それでは皆様、中へどうぞ」ガチャ

一同『おじゃましまーす』
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:07:07.94 ID:vp2eFuSL0
――しつない!

純「真っ暗ですね」

律「ムギー!いるのかー?」

パチン

澪「お、電気が点いた」

和「何かしら?部屋の中央に何かあるわ」

梓「楕円形の……スケートリンク?」

憂「あれってもしかして……」

唯「あぁ!」

澪「唯、知ってるのか?」

唯「あれ、クラッシュギアのフィールドだよ!」

一同『はい……?』
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:10:12.10 ID:vp2eFuSL0
唯「すっごーい!本物だー!」

律「クラッシュギアのフィールドって、この前のしょぼいのじゃないのか?」

唯「あれはおもちゃだよ!これは本物のフィールドだよ!」

澪「本物って、アニメのか?」

唯「うん!」

純「何?クラッシュギアって」

憂「えっと、そういうアニメがあるんだよ」

和「あぁ、最近唯がはまったって言うアニメね。話だけなら聞いたことがあるわ」

憂「そのアニメのフィールドの実物が目の前にあるあれだよ」

純「へぇ……」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:13:24.54 ID:vp2eFuSL0
紬「みんな、今日は来てくれてありがとう」

律「あ、ムギ!これはどういうことだ?」

紬「あのね、私もクラッシュギアにはまっちゃったの。それで本物のクラッシュギアをやってみたくて、作っちゃったのー」

澪「作っちゃったって……」

紬「今日はみんなでクラッシュギア大会をやろうと思って、集まってもらったの」

唯「ムギちゃん!最高だよ!」

紬「ありがとう、唯ちゃん。みんなのギアを用意してあるわ。斉藤」

斉藤「かしこまりました。皆様、これをどうぞ」

唯「おぉ!ガル太だ!」

律「レイジングブリットだっけ?なんか唯が持ってきたのよりしっかりしてるな」

澪「シューティングファントム……」

梓「タイガレイドでしたっけ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:16:12.54 ID:vp2eFuSL0
純「すみませーん!私達はどうすればいいんですか?」

紬「鈴木さん達は……」

純「あ、純でいいですよ!先輩達もそう呼んでください!」

紬「それじゃあ、純ちゃん達はこの前いなかったから、いま使うギアを選んでもらうわ。斉藤」

斉藤「はい、お嬢様。こちらからお選びください」

唯「すごーい!いっぱいあるね!」

純「よーし!私はこれだ!」

唯「お、ディノファランクスだね!」

純「ディノファランクス?」

唯「うん!天才ギアマスターって呼ばれている迅キョウスケが使っていたギアだよ!」

純「へー!梓ー、天才だって!天才!」

梓「純が天才ってわけじゃないでしょ」

純「憂ー!梓がいじめるー!」

憂「まぁまぁ」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:19:19.51 ID:vp2eFuSL0
和「あら。これ白鳥みたいで可愛いわね」

唯「和ちゃん、お目が高い!それはブリッツフォーゲル。ヨーロッパチャンピオンのハインリッヒ・ガンクが使っていたギアだよ!」

和「よく分からないけど、すごそうね」

憂「私はこれかな……」

紬「あらあら。憂ちゃんは本当に唯ちゃんのことが好きなのね」

憂「えへへ」

純「それはどんなギアなの?」

憂「ガルダイーグルって言って、お姉ちゃんが使っているガルダフェニックスの前に主人公が使っていたギアだよ」

紬「真理野コウヤのお兄さんである、天才ギアファイターの真理野ユウヤが作ったギアよ」

梓「天才多いですね……」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:22:15.43 ID:vp2eFuSL0
紬「それじゃあ、みんなギアを選んだからルールの説明をするわね。今回のルールは3分間3ラウンドマッチ。より多くのラウンドを取った方が勝利よ」

唯「アニメと同じだね!」

紬「えぇ。3分経過したらそのラウンドは引き分け、もし3ラウンドまで引き分けが続いたらサドンデスで、どちらかが勝利するまで3分間1ラウンドマッチを繰り返すわ」

澪「1ラウンドの勝敗の決め方は、この前唯が説明してくれたのでいいのか?」

紬「そうね。相手のギアをリングアウトさせるか、ひっくり返して5秒経過すれば勝ちだわ。あ、戦闘不能な状態にしても勝ちよ」

梓「戦闘不能ですか?」

唯「ギアが壊れちゃったりしたらだよ!」

律「この前の唯みたいにか」

唯「りっちゃん、ひどい!気にしてるのに……」

紬「すぐ直せる程度ならいいけど、修復不可能なダメージを受けていた場合はラウンドに関係なく負けが決定するから注意してね」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:25:21.18 ID:vp2eFuSL0
紬「他の細かなルールはそのつど説明するということで、対戦順を決めましょうか」

和「どうすればいいのかしら?」

紬「ちょうど8人いるからトーナメント形式にしようと思うの」

純「分かりやすくていいですね!」

紬「斉藤」

斉藤「はい。皆様、こちらのくじをお引きください」

唯「Aです!」

律「私もAだぞー!」

澪「私はDだな」

和「Bね」

梓「Cです」

純「私もCでーす!」

憂「えっと、Bです」

紬「じゃあ、私は残ったDね」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:28:16.68 ID:vp2eFuSL0
紬「同じアルファベットを引いた人同士が対戦相手よ」

唯「りっちゃん!あの時の再現だね!」

律「今度は変なことするなよー!」

和「憂、お手柔らかにお願いするわね」

憂「はい!よろしくお願いします!」

純「ふふふ。梓も運が無いね。天才の私と当たるとは!」

梓「はいはい……」

澪「私の相手はムギか。よろしくな」

紬「よろしくね、澪ちゃん」

斉藤「審判は私が勤めさせていただきます」

紬「よろしくお願いするわね、斉藤」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:31:10.52 ID:vp2eFuSL0
斉藤「それでは早速ですが、第1回戦、第1試合を始めます。平沢唯選手、田井中律選手、両名はリングへお上がりください」

唯「よーし。行って来るよ!」フンス

憂「お姉ちゃん、頑張って!」

律「いっちょ暴れてくるか!」

澪「頑張れよ、律」

純「あれ?壁にある大きなモニタは何ですか?」

紬「あれはね、ギアの状態を映し出すモニタよ。上のゲージがバッテリー残量、下のゲージがギアが受けたダメージ量よ」

和「そんなことまで分かるの?すごいわね」

紬「もちろんバッテリーがゼロになったり、ダメージ量が100%になっても負けよ」

梓「そういうのが目で見れるのはいいですね」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:34:11.80 ID:vp2eFuSL0
紬「あ、一つ言い忘れていたわ。ギアをフィールドに投げ入れる時にファールラインを超えるとリリース失敗で相手のポイントになるわ」

律「ファールラインって、ストレートとカーブのちょうど境目辺りにある白いラインか?」

紬「そうよ。だから注意して投げてね」

律「おう。分かった!」

斉藤「それでは、ラウンド1 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

律「いっけぇー!レイジングブリット!」ブン

唯「いけ!ガル太!」ブン

梓「唯先輩、今日は普通に投げましたね」

澪「この前のこと、相当気にしてたからな」

純「何かあったんですか?」

澪「部室でクラッシュギアをやって、窓ガラスを割ったんだ」

純「あー、あれって唯先輩がやったんですか……」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:37:11.54 ID:vp2eFuSL0
律「な、なんかこの前のおもちゃとは比べ物にならないな……」

唯「ガル太!VTダッシュだよ!」ギャアアアア

律「へ?」

純「ガルダフェニックスのスピードが上がった!」

澪「あれ?VTシャーシって、たしかスライドできないんじゃ」

紬「うふふ。本物を作ったって言ったでしょ?VTシャーシも完璧に再現したわー」

梓「す、すごいですね……」

律「よーし!それなら、こっちもVTダッシュだ!」ギャアアアア

唯「甘いよりっちゃん!」シャアアアア

憂「避けた!お姉ちゃん、すごいすごい!」

和「……音声認識でもついてるのかしら?」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:40:12.57 ID:vp2eFuSL0
律「くっそー!なんで当たらないんだよ!」

澪「おい、律。落ち着け!」

純「律先輩、ことごとく攻撃を避けられてますね」

梓「あ、レイジングブリットが壁に衝突した」

律「しまった!」

唯「チャンス!いっけえええ!ガル太!」ガキーン

和「体勢を崩したレイジングブリットにガルダフェニックスのダッシュアタックが決まったわね」

斉藤「レイジングブリット、リングアウト!ラウンド1 ウィナー 平沢唯!」

唯「いえい!」

律「くそー!」

紬「ラウンド2は10分休憩したら始めるわね」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:43:16.31 ID:vp2eFuSL0
憂「やったね!お姉ちゃん!」

唯「ふふ!余裕だよ!」

和「勝ったからって油断しちゃだめよ」

唯「大丈夫だよ、和ちゃん。私の方がクラッシュギア暦は長いんだからね!」

律「くそー。唯の奴、調子に乗りやがって」

澪「もう少し落ち着いて戦え」

律「そんなこと言ったってー」

紬「りっちゃん、レイジングブリットはバランスのいいギアだけど、ダッシュよりスピンの方が得意なの。さっきのりっちゃんはほとんどダッシュしか使っていなかったわ」

律「そうなのか?」

紬「だから、次のラウンドはスピンで攻めるといいと思うわ。あとりっちゃん、耳を貸して」

律「ん、なになに?……ほほーう。それはいいことを聞いた!」

紬「うふふ。頑張ってね」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:46:13.30 ID:vp2eFuSL0
斉藤「それでは、第2ラウンドを始めます。両者リングへお上がりください」

唯「このラウンドもいただくよ!」

律「ふん!それはどうかな?」

斉藤「ラウンド2 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

律「いっけぇー!レイジングブリット!」ブン

唯「いけ!ガル太!」ブン

純「また唯先輩かなー。なんか唯先輩の方が慣れてる感じがするし」

梓「アニメ見ただけなのにね……」

律「さっきまでの私と思うなよー!レイジングブリット!VTスピンだ!」ギュオオオオ

澪「おぉ!レイジングブリットが高速で回転してる!」

唯「甘いよ!ガル太のVTダッシュならそのくらい弾き飛ばせるよ!」ギャアアアア

憂「(室内なのに風……?)お姉ちゃん、ダメ!」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:49:07.40 ID:vp2eFuSL0
律「かかったな、唯!今こそ必殺のハリケーンクラッシャー!」ゴオオオオ

梓「きゃあ!」

澪「す、すごい風だ!」

純「見て!レイジングブリットを中心に、竜巻が起きてる!」

唯「あぁ、ガル太!」

斉藤「ガルダフェニックス、リングアウト!ラウンド2 ウィナー 田井中律!」

憂「あぁ、ガルダフェニックスが竜巻で飛ばされちゃった……」

和「一体どういう原理なの……?」

律「へっへーん!どうだ、唯!」

唯「くそー。りっちゃんのくせにー」

律「なんだとぉ!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:52:08.56 ID:vp2eFuSL0
澪「やったな、律」

律「へへーん。律様とレイジングブリットは無敵さー!」

唯「うー。りっちゃんばっかり必殺技使ってずるいよー」

憂「お姉ちゃん、元気出して!」

唯「あずにゃーん、励ましてー」ダキ

梓「にゃ!?いきなり抱きつかないでください!」

唯「よいではないかー」スリスリ
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:55:09.31 ID:vp2eFuSL0
紬「唯ちゃん!ラインを越えるの……」

唯「え?」

紬「ファールラインを越えるのよ!」

唯「えぇ!?」

和「ムギ、いきなりどうしたの?」

純「確かファールラインを越えたら失格だよね?棄権しろってこと?」

憂「ううん、違う……これは、真理野コウヤが初めて必殺技を使った時に迅キョウスケが言った台詞!」

梓「ムギ先輩も毒されてますね……」

澪「まぁ、本物のクラッシュギアとか作っちゃう時点でもうね……」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/26(日) 23:58:14.65 ID:vp2eFuSL0
斉藤「第1試合、第3ラウンドを開始いたします。両者リングへお上がりください」

律「このラウンドもいただくぞー」

唯「そうはさせないよ、りっちゃん!」

斉藤「ラウンド3 ギアファイトセットアップ」

純「唯先輩、さっきまでと構えが違うね」

梓「あれは……!」

澪「あぁ。部室のガラスを割ったやつだ……」

斉藤「レディ……ゴー!」

律「決めてこい!レイジングブリット!」ブン

唯「ふんす!」グルグルグルグルグルグル

澪「やっぱりあれか」

梓「でも、前より回転のキレが良くなってません?」

憂「お姉ちゃん、ガル太が壊れたのは自分が未熟なせいだって、毎日回る練習してたの!」

和「もっと他に反省すべき点があるでしょ……」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:01:13.73 ID:OT170O500
律「なんだー?またそれか?」

純「唯先輩がジャンプした!」

唯「飛べ!ガル太ぁ!」ブオン!

律「特大ホームランじゃん!これでこのラウンドも私の勝ちだな!」

紬「いえ、違うわ!」

梓「ガルダフェニックスがブーメランみたいに戻ってきた!?」

澪「おぉ。ちゃんとライン内に着地したぞ」

憂「やったね!お姉ちゃん!」

和「だからどういう原理なのよ……」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:04:09.77 ID:OT170O500
律「ふ、ふん!ちょっと派手に投げたからって、勝負が決まるわけじゃないやい!いけ!レイジングブリット!」ガキーン

澪「あぁ!律の攻撃がいとも簡単に弾かれた!」

律「な、なにぃ!?」

紬「無駄よ。今のガルダフェニックスは10倍モーターに匹敵するスピード!スピンしながらさらに加速を続け、攻撃を仕掛けてももう止められない!」

憂「そして、その加速が理論上のギアの限界を突破した時……」

唯「風を掴め、ガル太!シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア

梓「ガルダフェニックスが飛んだ!?」

純「そしてレイジングブリットをリング外に弾き飛ばした!」

律「なにぃぃぃぃ!?」

斉藤「レイジングブリット、リングアウト!ラウンド3 ウィナー 平沢唯!カウント2対1で第1回戦、第1試合の勝者 平沢唯!」

唯「やったぁぁぁぁ!」

和「だからどういう……もういいわ」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:07:16.40 ID:OT170O500
律「ちくしょー!あんなのずるいぞー!」

唯「私にかかればこんなもんだね!」

紬「二人ともお疲れ様」

純「初めてギアファイトってのを見たけど、迫力ありますね!」

澪「次は和と憂ちゃんの試合か」

梓「これで勝ったほうが唯先輩と試合ですね」

和「そうね。憂、負けないわよ」

憂「私だって!勝ってお姉ちゃんとギアファイトします!」

斉藤「第1回戦、第2試合、真鍋和選手VS平沢憂選手の試合を始めます。両者リングへお上がりください」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:10:09.27 ID:vp2eFuSL0
斉藤「ラウンド1 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

憂「お願い!ガルダイーグル!」ブン

和「行くわよ!ブリッツフォーゲル!」ブン

紬「始まったわね。因縁の対決が!」

律「何かあるのか?」

唯「ガルダイーグルの元の持ち主である真理野ユウヤとブリッツフォーゲルの持ち主であるハインリッヒ・ガンクは、クラッシュギアのワールドカップ決勝戦で対戦するはずだったんだよ!」

梓「はずだった……ですか?」

紬「えぇ。真理野ユウヤは決勝戦に行く途中、交通事故で亡くなってしまうの」

唯「不戦勝を告げられたハインリッヒは優勝を辞退、ライバルを失った悲しみでクラッシュギア界から消えちゃうんだ」

純「そんなことが……なんだか、悲しいですね」

澪「アニメの話だけどな」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:13:23.99 ID:OT170O500
憂「ガルダイーグル!スピンアタック!」ギュオオオオ

和「かわしてダッシュアタックよ!」ギャアアアア

純「なんでVTダッシュやVTスピンを使わないんだろ?」

唯「ガルダイーグルとブリッツフォーゲルはVTシャーシができる前のギアだから、VTシャーシじゃないんだよ」

紬「それでも、VTシャーシと互角に渡り合えるポテンシャルを秘めているわ」

梓「どっちもすごいギアなんですね」

紬「それだけ扱いづらいギアってことでもあるわ」

律「あの二人なら問題ないな!」

澪「そうだな。和の方は初めてで少し戸惑ってるように見えたが、もう大丈夫そうだ」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:16:10.64 ID:OT170O500
梓「和先輩と憂、ほとんど互角ですね」

澪「あぁ。お互い攻撃は当たっているが、決定打が無いな」

律「必殺技とか無いのか?」

紬「あるけど、和ちゃんは知らないでしょうね」

唯「憂は知ってるけど、今は出せないと思うな」

律「どうしてだ?」

唯「ガルダイーグルもシャイニングソードブレイカーを使えるんだけど、トルネード投法じゃないと10倍モーターに匹敵するスピードが出せないんだよ」

純「やっぱり名前が似てるから、同じ技を使えるんですか?」

唯「ていうか、シャイニングソードブレイカーはお兄さんが編み出した技で、お兄さんが作ったガルダイーグルの必殺技なんだよー」

紬「ガルダフェニックスがシャイニングソードブレイカーを使えるのは、基本構造がガルダイーグルとまったく同じだからよ。ガルダイーグルそのものと言っても過言ではないわ」

唯「ガル太の方がパワーやスピードが上だけどね」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:19:12.33 ID:OT170O500
斉藤「タイムアップ!ラウンド1、ドロー!」

憂「ふぅ……」

唯「お疲れー、憂」

憂「ありがとう、お姉ちゃん」

純「和先輩と戦ってみてどう?」

憂「すごく強いよー。今日が初めてとは思えないよ」

梓「憂も初心者だよね?」

憂「ううん。毎日お姉ちゃんとギアファイトしてたから」

梓「それって、あのおもちゃでだよね……」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:22:11.05 ID:OT170O500
澪「お疲れ、和」

和「ありがとう、澪」

律「さっすが和だよなー。私は最初、散々だったのに」

和「そんなこと無いわ。けっこう戸惑ったもの」

紬「和ちゃん。憂ちゃんは次のラウンドできっとシャイニングソードブレイカーを使ってくるわ」

和「さっき唯が使った、あの?」

紬「えぇ。今の和ちゃんではあの技には対抗できないわ」

和「あら、そうかしら?ようするにあの勢いを止めれば良いんでしょ?」

紬「そうだけど……」

律「生半可な攻撃じゃ止められないぞ?」

澪「律は手も足も出なかったしな」

律「うるさいやい!」

和「ふふ。大丈夫。考えがあるの」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:25:07.74 ID:OT170O500
斉藤「それでは第2試合、ラウンド2を始めます。両者はリングへ」

律「和のやつ、本当に大丈夫か?」

澪「和なら大丈夫だって……たぶん」

斉藤「ラウンド2 ギアファイトセットアップ」

純「あ!憂のあの構え!」

梓「トルネード投法ってやつだね」

斉藤「レディ……ゴー!」

和「行くわよ!ブリッツフォーゲル!」ブン

憂「えーい!」グルグルグルグルグルグル

紬「憂ちゃん、やっぱりシャイニングソードブレイカーを狙ってきたわね」

憂「飛べ!ガルダイーグル!」ブオン!

唯「完璧だね、憂!」

和「……させない!」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:28:09.43 ID:OT170O500
和「今よ、ブリッツフォーゲル!」ガキーン!

憂「え!?」

澪「ガルダイーグルの着地に合わせてダッシュアタックを当てた!」

紬「なるほど。これならガルダイーグルが加速する前に止められるわ」

律「おぉ!ガルダイーグルの勢いがなくなってる!」

和「決めるなら今ね!」ドガーン

純「危ない!あと少しでリングアウトだったよ……」

梓「ブリッツフォーゲルも、ガルダイーグルとの衝突でパワーが落ちてて助かったね」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:31:11.33 ID:OT170O500
斉藤「タイムアップ!ラウンド2、ドロー!」

律「結局、ラウンド1と同じ結果か」

澪「憂ちゃんの必殺技を止めたのはすごかったけどな」

和「このままじゃ埒が明かないわね」

律「ムギー、何か無いのか?」

紬「あるわよ?」

澪「本当か!?」

紬「ガルダイーグルが自ら巻き起こした風に乗るなら、ブリッツフォーゲルは自らが風となる……!」

和「……つまりどういうことかしら?」

紬「ブリッツフォーゲルにも必殺技があるってことよ?」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:34:12.61 ID:OT170O500
唯「残念だったねー、憂」

憂「うん。まさかシャイニングソードブレイカーが防がれるなんて……」

純「何か勝算とかないの?」

憂「うーん。力が互角だから、何とかしてシャイニングソードブレイカーを出すしかないと思う」

純「でも、また防がれちゃうんじゃない?」

唯「大丈夫だよ!アニメでもシャイニングソードブレイカーは止められたんだ!」

梓「大丈夫の根拠が分からないんですけど……」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:37:08.49 ID:OT170O500
斉藤「それでは、第1回戦、第2試合、ラウンド3を開始いたします。両者はリングへ」

澪「和、ここが正念場だぞ!」

和「分かってるわ。ムギ、必殺技を教えてくれてありがとう」

紬「いえいえー。頑張ってね」

唯「ファイトだよ、憂!」

憂「うん!」

斉藤「ラウンド3 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

和「行きなさい!ブリッツフォーゲル!」ブン

憂「飛べ!ガルダイーグル!」グルグルグルグル ブオン!

純「やった!今度は邪魔されないで成功したよ!」

梓「何でだろう。何か考えがあるのかな……?」

純「考えすぎだって!」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:40:23.06 ID:OT170O500
憂「(何かある?でも……)シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア

純「ガルダイーグルが飛んだ!」

和「それじゃあ、私も使わせてもらうわ。シュヴァーンフリーゲル!」

梓「ブリッツフォーゲルも飛んだ!?」

唯「あ!?まずい!」

ドカァァァァン!

澪「パワーは互角か!?」

律「あぁ、どちらも吹っ飛ばされずにフィールドに戻ってきた!」

紬「でも、これで和ちゃんが優勢になったわ」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:43:18.26 ID:OT170O500
純「これじゃあ、また1、2ラウンドと同じになっちゃうんじゃ?」

唯「ううん。そうはいかないよ……」

梓「どうしてですか?」

唯「シャイニングソードブレイカーは10倍モーターのスピードが無いと使えないけど、シュヴァーンフリーゲルはいつでも使えるんだ」

純「何それ!?ずるーい!」

梓「ムギ先輩が教えたんですかね?」

唯「だろうねー」

純「シャイニングソードブレイカーと同じ威力なのにいつでも使えるなんて、対処のしようがないじゃない!」

憂「(シャイニングソードブレイカーと同じ威力……?)」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:46:14.53 ID:OT170O500
和「これで決めさせてもらうわ!シュヴァーンフリーゲル!」

律「飛ばすなー、和のやつ」

澪「一気に決めるつもりなんだろ」

純「あぁ!やられちゃう!」

憂「させない!ブリッツフォーゲルが自ら風となるなら、その風を掴め!ガルダイーグル!」ガキイイイン

和「え!?」

梓「シュヴァーンフリーゲルをくらったガルダイーグルが加速した!?」

紬「ガルダイーグルが、風を取り戻した……」

唯「いっけえぇぇぇ!」

憂「シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:49:24.48 ID:OT170O500
澪「和!もう一度シュヴァーンフリーゲルを使うんだ!」

紬「無理よ……」

澪「どうして!?」

紬「モニタを見て。大技を連続で使ったせいで、必殺技を出すだけのバッテリーがもう無いわ」

澪「そんな……」

ドガァァァン!

斉藤「ブリッツフォーゲル、リングアウト!ラウンド3 ウィナー 平沢憂!カウント1対0で第1回戦、第2試合の勝者 平沢憂!」

純&梓『やったー!』
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:52:14.37 ID:OT170O500
和「私の完敗よ、憂」

憂「いえ。ギリギリの勝負でした」

紬「真理野ユウヤとハインリッヒ・ガンクの試合を見ているようだったわ」

和「よく分からないけど、ありがとう」

唯「憂ー。頑張ったねー」ダキ

憂「きゃ!お姉ちゃん!」

律「すごいなー、憂ちゃん。シュヴァーンフリーゲルを利用してシャイニングソードブレイカーを出すなんて、よく思いついたな」

澪「一歩間違えれば、ガルダイーグルがリングアウトしていたかもしれないのにな」

憂「純ちゃんのおかげだよ」

純「私の?」

憂「シャイニングソードブレイカーと同じ威力って聞いて、10倍モーターのスピードが得られるかもって思ったの。上手くいってよかったー」

純「やっぱり、私ってば天才だから!」

梓「すぐ調子に乗る……」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:55:12.44 ID:OT170O500
斉藤「第1回戦、第3試合を開始いたします。中野梓選手、鈴木純選手の両名はリングへお上がりください」

梓「次は私達の番か」

純「2ラウンド先取して、速攻で終わらせてあげる!」

律「これは軽音部とジャズ研の威信をかけた戦いだぞ!」

和「大袈裟ね……」

憂「二人とも頑張ってー!」

斉藤「ラウンド1 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

梓「いくです!タイガレイド!」ブン

純「負けるな!ディノファランクス!」ブン
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 00:58:13.52 ID:OT170O500
純「いけいけー!ディノファランクス!」ギャアアアア

梓「う、避けるです!タイガレイド!」シャアアアア

紬「純ちゃんが押してるわねー」

憂「梓ちゃん、逃げるので精一杯みたい」

澪「純ちゃんはこういうの得意そうだな」

律「何やってんだ、梓ー!逃げてばっかりじゃ勝てないぞー!」

純「あーもう!梓も攻撃してきなよ!」

梓「そ、そんなこと言われても!」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:01:08.68 ID:OT170O500
純「じれったいなー。もっと楽しもうと思ったけど、一気に終わらせてやる!ファイヤースピナー!」ギュオオオオ

梓「にゃ!?」

澪「純ちゃんが必殺技を使った!?」

憂「弾き飛ばしたタイガレイドの落下地点に移動して、また弾き飛ばした!」

和「まるでお手玉ね」

純「フィニーッシュ!」ドガーン

斉藤「タイガレイド、リングアウト!ラウンド1 ウィナー 鈴木純!」

純「よっし!」

律「あーあ。梓のやつ、ほとんど何も出来ずに負けたなぁ」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:04:11.63 ID:OT170O500
梓「何で純が必殺技を知ってるの!?」

紬「はーい。私が教えましたー」

梓「ず、ずるいです!」

純「梓こそ今まで何を見てたのさー。必殺技知ってた方が断然有利じゃん!試合が始まる前にこっそり聞いておいたんだよねー」

梓「ぐぬぬ」

唯「あーずにゃん!」ダキ

梓「にゃ!?いきなり抱きつかないでください!」

唯「あれ?いいのかなー。必殺技を教えてあげようと思ったのに……」

梓「え!?」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:07:07.42 ID:OT170O500
憂「純ちゃん、強いねー」

純「梓が弱すぎるんだって。サクッと次のラウンドで決めちゃうよ!」

斉藤「それでは、第3試合、ラウンド2を開始いたします。両者はリングへお上がりください」

純「じゃ、行ってくるよーん」

憂「頑張ってね」

律「あれ?梓がリングに上がってこないな」

澪「さっきまで唯と何か話してたようだけど」

斉藤「中野梓選手?早くしなければ、失格と見なしますよ」

純「えぇー!?それは面白くないよー!早くこーい!」

梓「ゆ、唯先輩?本当にこれで勝てるんですか?」

唯「大丈夫だって!私を信じてよ!」

梓「で、でも……」

唯「いいから行く!」ドン!

梓「にゃ!?」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:10:11.70 ID:OT170O500
和「やっと来たわね」

澪「あ、あぁ。でも……」

律「なんだあれ?ネコミミ?」

唯「トラミミだよ、りっちゃん!」

律「なんでトラミミなんだよ……」

紬「そういうことね、唯ちゃん!」

澪「なんか納得してる人もいるし……」

憂「梓ちゃん、可愛い!」

梓「うぅー」

パシャ

梓「あ!純、今写メ取ったでしょ!?」

純「いや、だって、あまりにも可愛くて。ぷぷ……」

梓「笑うなー!」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:13:13.60 ID:OT170O500
律「で、トラミミとギアファイトに何の関係があるんだ?」

唯「前にも言ったけど、タイガレイドを使っていた王虎はトラに育てられた超野生児なんだよ!」

紬「普段は普通の人間と変わりは無いけど、野生の本能が目覚めると超攻撃的な性格になるの」

唯「その時のタイガレイドは、まさにトラのように強くなるんだよ!」

澪「それでトラミミか……」

和「あれで効果があるとは思えないんだけど……」

斉藤「ラウンド2 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

純「これで決めるよ!ディノファランクス!」ブン

梓「うぅー」

憂「梓ちゃん、早くリリースして!」

梓「あ、え!?い、いくです!タイガレイド!」ブン

律「逆効果だったんじゃないかー?」

澪「これは、梓の負けかもな……」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:16:12.09 ID:OT170O500
和「明らかにラウンド1より動きが悪いわね」

澪「全然試合に集中できてないな」

純「こらー!梓、ふざけてるの!?」

梓「うー」

律「ダメだな、こりゃ」

純「あーもー!これで梓が負けたら、さっきの写メをクラスのみんなに送っちゃうからね!」

梓「だ、だめ!」

純「じゃあ、まじめにやりなさいよ!」

梓「こ、こうなったら……やってやるです!にゃあぁぁぁぁ!」ガオオオオン

紬「タイガレイドの動きが変わったわ!」

憂「本当にトラみたい!」

律「梓はネコみたいだけどな……」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:19:12.48 ID:OT170O500
澪「形勢逆転だな」

和「えぇ。今度はタイガレイドの猛攻にディノファランクスが防戦一方だわ」

純「ちょ、ちょっとタイム!」

梓「にゃあぁぁぁ!」ドカドカドカドカ

律「すごい連続攻撃だ!」

唯「いまだよ、あずにゃん!」

梓「にゃあ!虎!超!氷!撃!(フー!チャオ!ビン!ジー!)」ガオオオオン

ドガァァァァン!

澪「ディ、ディノファランクスが……」

律「粉々になった……」

斉藤「ディノファランクス、戦闘続行不能!よって、第1回戦、第3試合の勝者 中野梓!」

純「」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:22:18.13 ID:OT170O500
純「ちょっと梓!どういうこと!?」

梓「ど、どういうことも何も、私もあんな技だったなんて知らなかったし……」

純「うー……写メばらまいてやる」

梓「ちょっと!?私が勝ったでしょ!」

純「うるさーい!問答無用!」

澪「あの二人、大丈夫か?」

憂「ああ見えて仲がいいですから、大丈夫ですよ」

律「澪ー。私達と同じだなー!」ダキ

澪「うわあ!?やめろバカ律!」ゴン!

律「いてっ!」

紬「あらあら、うふふ」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:25:19.52 ID:OT170O500
斉藤「それでは、第1回戦、第4試合を始めたいと思います。紬お嬢様と……」

紬「斉藤。私もちゃんと選手として扱ってちょうだい」

斉藤「失礼いたしました。琴吹紬選手と秋山澪選手、リングへお上がりください」

和「いよいよ第1回戦の最終戦ね」

律「澪ー、びびるなよー」

澪「びびってない!……なぁ、ムギ。お願いがあるんだ」

紬「あら、何かしら?」

澪「私、みんなの試合を見て感動したんだ。だからこの試合、手加減は一切せずに全力できてくれないか?」

紬「もちろんよ!」

澪「ありがとう!いい勝負をしような!」

紬「えぇ!」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 01:28:20.57 ID:OT170O500
斉藤「ラウンド1 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

澪「頼むぞ!シューティングファントム!」ブン

紬「うふふ。行くわよ、鎧輝!」ブン

澪「さあ、こい!ムギ!」

紬「いくわよ!覇王翔龍撃!」ギャオオオオン

和「シューティングファントムを真上に吹き飛ばしたわ」

梓「鎧輝がそれを追って飛んだです!」

純「まるで龍が天に昇っているよう……」

ドガアアアアン!

律「シューティングファントムが粉々に……」

斉藤「シューティングファントム、戦闘続行不能!よって、第1回戦、第4試合の勝者 琴吹紬!」

澪「え?……えぇぇぇぇ!?」
118: さるったので、投稿間隔長くします 2010/12/27(月) 02:00:27.83 ID:OT170O500
澪「何もできなかった……」

律「ま、まぁ相手が悪かったな……」

紬「ごめんね、澪ちゃん……」

澪「い、いや!いいんだ!私が全力でやってくれって頼んだんだからな!あは、あはははははは」

紬「悪いことしちゃったわ……」

律「あー、気にするな。私に任せておけ」

梓「えーっと。これで第1回戦は終わりましたね」

純「そ、そうだね。唯先輩、憂、梓、紬先輩が勝ち残ったわけだね」

和「次は唯と憂、中野さんとムギの対戦ね」

唯「憂!手加減は無用だよ!」

憂「うん!」

梓「私は手加減して欲しい……かも」

紬「うふふ」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:06:23.23 ID:OT170O500
斉藤「それでは、これより準決勝、第1試合を開始いたします。平沢唯選手、平沢憂選手の両名はリングへどうぞ」

梓「姉妹対決ですね」

紬「ガルダイーグルとガルダフェニックスも兄弟みたいなものよー」

梓「面白い試合になりそうですね!」

斉藤「ラウンド1 ギアファイトセットアップ」

純「あ!二人とも同じ構え!」

斉藤「レディ……ゴー!」

唯「ふんす!」グルグルグルグルグルグル

憂「えーい!」グルグルグルグルグルグル

紬「二人ともトルネード投法だわ!」

唯「飛べ!ガル太!」ブオン!

憂「飛べ!ガルダイーグル!」ブオン!
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:12:19.32 ID:OT170O500
梓「ガルダフェニックスもガルダイーグルもまったく同じ動きですね」

澪「きれいなシンメトリックだ」

紬「最高速に達したわ!」

唯「シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア

律「ガルダフェニックスが飛んだ!」

憂「シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア

澪「衝突するぞ!」

ドカーン!

斉藤「ガルダイーグル、リングアウト!ラウンド1 ウィナー 平沢唯!」

紬「同じ技だとパワーのあるガルダフェニックスの方が有利ね」

唯「やったー!憂、私のシャイニングソードブレイカーの方が強かったみたいだね!」フンス

憂「うん。お姉ちゃんすごい!」

和「(憂……もしかして)」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:18:18.52 ID:OT170O500
律「お。ラウンド1は唯の勝ちか」

唯「あ、りっちゃん!澪ちゃんは大丈夫なの?」

澪「はっはっは。私がどうかしたか?」

紬「澪ちゃん、さっきは……」

澪「ムギも何を言ってるんだ?」

唯「……りっちゃん、どういうこと?」

律「なんか、記憶を封印することにしたみたいだ……」

紬「本当にごめんなさい……」

律「ムギのせいじゃないよ!けしかけたのは澪なんだし。それより唯、次はどうなんだ?」

唯「大丈夫!ガル太のシャイニングソードブレイカーは無敵だよ!」

律「そうか!」
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:24:27.21 ID:OT170O500
梓「惜しかったね、憂」

純「唯先輩のガルダフェニックスもあと少しでリングアウトだったのにね」

憂「うん」

和「憂、ちょっといいかしら?」

憂「何ですか?和さん」

和「あなた、手を抜いてないかしら?」

憂「そんなことはありません!」

和「直接戦った私の目は誤魔化せないわよ?」

憂「……」

和「また負けると分かっていてシャイニングソードブレイカーを使う気?」

憂「それは……」

和「このまま唯が勝ち進んでも、きっと次は勝てないわ」

憂「……分かっています」

和「そう。分かっているならいいわ。次は頑張ってね」

憂「はい……」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:28:19.43 ID:OT170O500
斉藤「第2ラウンドを開始いたします。お二人ともリングへお上がりください」

唯「このまま決勝進出を決めちゃうよ!」

憂「……」

律「何か憂ちゃんの元気が無いな?」

澪「そうだな」

斉藤「ラウンド2 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

唯「飛べ!ガル太!」グルグルグルグル ブオン!

憂「お願い……ガルダイーグル!」ブン

唯「え!?トルネード投法じゃない……?」

純「あー、もう!憂は何を考えてるの!?」

梓「必殺技を出さないなんて……勝負を捨てちゃったのかな?」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:32:24.98 ID:OT170O500
唯「どういうつもりか知らないけど、これで決めるよ!シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア

純「あぁ!必殺技を使われちゃったじゃない!」

梓「ガルダイーグルめがけてガルダフェニックスが急降下してくる!」

憂「ガルダイーグル!」シャアアアア

澪「シャイニングソードブレイカーを避けた!?」

律「目標を失ったガルダフェニックスがそのままの勢いで地面に激突した!」

憂「そこぉ!」ドカーン!

斉藤「ガルダフェニックス、リングアウト!ラウンド2 ウィナー 平沢憂!」

紬「体勢を崩したガルダフェニックスをリング外に弾いた!必殺技を避けてチャンスを作る……やるわね!」

唯「うー。今回は運がよかったね、憂!」

憂「違うよ。今のままじゃあ、何度やってもお姉ちゃんじゃ私に勝てないよ……」

唯「え……?」

和「(そう。それでいいのよ、憂……)」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:37:09.36 ID:OT170O500
梓「ちょっと、憂?さっきのはどういう意味?」

憂「え?」

梓「唯先輩じゃ、憂に勝てないとかなんとか」

憂「そのままの意味だよ……」

梓「答えになってない!」

和「二人とも、今はそっとしといてあげて」

梓「で、でも……」

純「分かりました!」

梓「純……」

純「私達には分からない何かがあるのよ。今は憂を信じようよ!」

梓「……そうだね!何があっても、私達は憂の味方だよ!」

憂「ありがとう。純ちゃん、梓ちゃん」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:42:14.44 ID:OT170O500
唯「私、憂に嫌われちゃったのかな……」

律「そんなこと無いって!」

唯「だって、憂がー」

澪「憂ちゃんには何か考えがあるんじゃないか?」

唯「考えって、どんな?」

澪「そ、それは分からないけど……」

紬「私は分かる気がするわ」

唯「え!?何々?」

紬「それは唯ちゃん、あなたに関係していることだわ」

唯「私に?もったいぶらずに教えてよー」

紬「ダメ。これは唯ちゃんが自分自身で気付かないといけないの」

唯「そんなこと言われても、分からないよぉ……」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 02:47:09.75 ID:OT170O500
斉藤「準決勝、第1試合、第3ラウンドを開始いたします。両者はリングへお上がりください」

唯「……」

憂「お姉ちゃん……」

斉藤「ラウンド3 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

唯「飛べ!ガル太!」グルグルグルグル ブオン!

憂「お願い!ガルダイーグル!」ブン

澪「憂ちゃんは今回もトルネード投法じゃないのか」

唯「憂……ガル太!」ガキィン

律「なんだ!?唯のやつ、自らガルダフェニックスの勢いを止めたぞ?」

澪「いや、それでいいのかもしれない。憂ちゃんはシャイニングソードブレイカーを避けることができるし」

梓「勢いを止めた隙をついて、ガルダイーグルがガルダフェニックスに攻撃をしかけたです!」

純「さらに追撃だ!」

唯「このおぉ!」シャアアアア

紬「追撃をかわしたわ!」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:00:04.44 ID:OT170O500
唯「シャイニングソードブレイカーが使えなくたって……私は戦える!戦ってみせる!」

憂「そうだよ!お姉ちゃん!」

唯「え……?」

憂「お姉ちゃんは、シャイニングソードブレイカーなんか使わなくても戦えるんだよ!」

唯「……そっか。私、シャイニングソードブレイカーに頼りすぎていたんだね」

和「唯、やっと気付いたわね……」

唯「ガル太!VTダッシュで間合いを詰めて、VTスピンでアタック!」ギャアアアア

憂「攻撃された反動を利用して、ガル太が体勢を立て直す前にダッシュアタック!」ギャアアアア

純「す、すごい……」

梓「唯先輩が攻撃すれば、お返しとばかりに憂が反撃する……」

澪「なんて熱いバトルなんだ。私もこんなバトルがしたかった……」

律「み、澪……」
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:06:22.02 ID:OT170O500
梓「ガルダフェニックスも、ガルダイーグルもかなりダメージが蓄積されている!」

純「バッテリーも時間も、もうあまり無いよ!」

憂「いくよ!お姉ちゃん!グレートハリケーンクラッシャー!」ゴオオオオオ

律「あれって、レイジングブリットの技じゃあ!?」

澪「あぁ。でも、律が使ったのとは桁違いのパワーだぞ!」

紬「まさか、シャイニングソードブレイカーに必要なパワーを作り出す気!?」

唯「ガル太!」ギャアアアア

和「竜巻にガルダフェニックスが突っ込んでいったわ!」

唯&憂『シャイニングソードブレイカー!』ギュアアアア

紬「竜巻のエネルギーを利用して飛んだわ!」

唯&憂『いっけえぇぇぇぇ!』

ドガアアアアン!
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:12:44.13 ID:OT170O500
梓「でも、シャイニングソードブレイカーはガルダフェニックスの方がパワーが上なんじゃ!」

純「あ!またガルダイーグルだけリング外に!」

紬「いえ、まだよ!まだガルダイーグルの勢いは生きているわ!」

和「力比べでは敵わないから、衝突の際にパワーをセーブしていたのね」

憂「お姉ちゃん!悪いけど、この勝負勝たせてもらうよ!」ギュオオオオ

澪「ガルダイーグルがリング内に飛んで戻ってきた!?」

紬「ガルダフェニックスはもうシャイニングソードブレイカーを使うだけの勢いが無いわ!」

唯「必殺技には使うべき時がある……それが、いまだ!シャイニングスマッシャー!」キイイイイン

律「何だあのスピードは!?VTダッシュ以上だぞ!」

ドガアアアアン!

斉藤「ガルダイーグル、リングアウト!ラウンド3 ウィナー 平沢唯!カウント2対1で準決勝、第1試合の勝者 平沢唯!」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:18:24.77 ID:OT170O500
憂「お姉ちゃん、おめでとう!」

唯「憂、ごめんねえぇぇぇ!うえぇぇぇん!」ダキ

憂「ううん、いいんだよ。よしよし」ナデナデ

紬「あらあら、うふふ」

澪「……ぐすん」

和「あら、もらい泣き?」

澪「さっきのバトルを見てたらうらやましくて」

和「あ、あぁ。そう……」

律「(記憶が全然封印できてないな……)」
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:24:10.36 ID:OT170O500
純「さーて、次は梓の番だね!」

梓「うぅー」

純「私を瞬殺した梓なら余裕だよねー?」

梓「あ、あれはもう二度とやらない!」

唯「ダメだよあずにゃん!ムギちゃんに勝つにはこれしかないよ!」トラミミ

純「(唯先輩、立ち直り早いなー)」

梓「絶対嫌です!」

憂「可愛いのにー」

梓「憂まで!」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:30:23.24 ID:OT170O500
澪「次は梓とムギの対戦だな」

紬「えぇ」

和「勝つ自信はあるの?」

紬「うーん。虎超氷撃が怖いわね」

律「それなら大丈夫だろ」

紬「どうして?」

律「梓がまたトラミミをつけるわけが無いからなー」

澪「たしかに……」

和「(別にトラミミつけなくても使えるんじゃないかしら……)」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:36:36.08 ID:OT170O500
斉藤「それでは、準決勝、第2試合を開始いたします。琴吹紬選手と中野梓選手の両名はリングへお上がりください」

梓「は、はいです!」

紬「じゃあ、行ってくるわねー」

純「梓、トラミミつけないで行っちゃったね」

憂「大丈夫かなぁ」

斉藤「ラウンド3 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

紬「うふふ。行くわよ、鎧輝!」ブン

梓「いくです!タイガレイド!」ブン

律「さーて。トラミミつけてない梓がどこまでできるかねー」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:42:16.68 ID:OT170O500
澪「梓、また逃げてばっかりだな」

和「でも、今回は避けきれてないわね」

律「こらー!梓ー、やる気あるのかー!」

梓「そ、そんなこと言われたって……あ!」ドカーン

斉藤「タイガレイド、リングアウト!ラウンド1 ウィナー 琴吹紬!」

憂「また何も出来ないまま負けちゃったね」

純「梓!まじめにやりなさいよ!」

梓「や、やってるよ!ムギ先輩が強いんだよ……」

唯「あーずにゃん!」ダキ

梓「だから抱きつかないでください!」

唯「やっぱりトラミミつけよう?」

梓「嫌です!」
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:48:15.57 ID:OT170O500
唯「あずにゃん。私は別に面白がって言ってるわけじゃないんだよ?」

梓「絶対嘘です!」

唯「うーん……もし楽しみにしてた学園祭のライブで私が手を抜いて演奏したらどうする?」

梓「なんですか?急に……」

唯「いいから答えて!」

梓「うー。そんなの絶対に許せません」

唯「あずにゃんが今ムギちゃんにしてる事は、それと一緒だよ?」

梓「あ……」

唯「ムギちゃん、今日の事すっごく楽しみにしてたんだと思う。だから、ね?」

梓「……はい!」

純「唯先輩、絶対に悪ふざけで言ってると思ってたよ。ちゃんと考えてたんだね」

憂「私のお姉ちゃんだもん。当然だよ!」
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 03:54:13.82 ID:OT170O500
梓「ムギ先輩!」

紬「梓ちゃん……」

律「あ、トラミミつけてる」

梓「ごめんなさい!私、私……」

紬「顔を上げて、梓ちゃん」

梓「ムギ先輩……」

紬「次は、お互い全力で戦いましょうね」

梓「はい!」

斉藤「準決勝、第2試合、ラウンド2を開始いたします。両者はリングへお上がりください」

澪「面白そうな試合になりそうだな」

和「そうね」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:00:12.81 ID:OT170O500
斉藤「ラウンド2 ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

紬「うふふ。行くわよ、鎧輝!」ブン

梓「やってやるです!タイガレイド!」ブン

純「お。梓のタイガレイド、今度はいい動きしてるね!」

憂「うん!」

律「トラじゃなくて、ネコみたいな動きになったな」

澪「純ちゃんと対戦した時は恥ずかしさを紛らわすため、めちゃくちゃな動きだったのかもな」

和「今回は自分らしいファイトが出来てるってわけね」
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:06:28.44 ID:OT170O500
梓「タイガレイド、VTダッシュで攻撃!」ギャアアアア

紬「鎧輝、VTスピンで攻撃を受け流して!」ギュオオオオ

純「梓が押してますね!」

律「そうだなー。鎧輝は、タイガレイドの動きに翻弄されてるって感じだ」

唯「違うよ!バトルの主導権を握っているのはムギちゃんだよ」

澪「そうなのか?」

憂「はい。紬さん、常に虎超氷撃の射程から外れるように動いてる……」

和「それに見て。タイガレイドのバッテリー消耗が激しいわ」

唯「このままじゃまずいよ、あずにゃん……」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:12:46.34 ID:OT170O500
紬「梓ちゃん!」

梓「はい?」

紬「楽しいわね!」

梓「はい!でも、そろそろ終わりにしますよ!タイガレイド!」ギャアアアア

澪「梓が仕掛ける気だぞ!大丈夫なのか!?」

憂「鎧輝が虎超氷撃の間合いに入っています!」

律「なんだ?ムギのやつ、会話してて集中が途切れたか?」

純「でも、チャンス!」

梓「虎!超!氷!撃!」ガオオオオン

紬「うふふ」シャアアアア

純「あぁ!避けられた!」

和「どうやらわざと隙を見せたようね」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:18:06.35 ID:OT170O500
紬「惜しかったわねー」

梓「うぅ……」

和「大技を外したせいで、タイガレイドに大きな隙ができたわ」

澪「鎧輝がタイガレイドの後ろを取った!」

紬「行きなさい!鎧輝!」ギャアアアア

律「VTダッシュ!終わったか!?」

梓「タイガレイドォォォ!」ギュオオオオ

紬「え!?」

純「タイガレイドがスピンで避けた!」

憂「梓ちゃん、今のよく避けられたね!絶対やられちゃったと思ったよ」

唯「あずにゃん、もともと避けるのが上手だったからね!」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:24:08.26 ID:OT170O500
紬「すごいわ、梓ちゃん!じゃあ、これはどうかしら?覇王翔龍撃!」ギャオオオオン

律「澪を瞬殺した技か!」

澪「その言い方はやめろ……」

梓「それなら、真っ向から受けて立つです!虎!超!氷!撃!」ガオオオオン

純「また必殺技!?バッテリーは大丈夫なの!?」

憂「ギリギリだけど……」

唯「覇王翔龍撃に対抗するにはそれしかないね」

和「激突するわよ!」

ドガアアアアン!
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:30:14.23 ID:OT170O500
律「相打ちか!」

和「いえ、あれを見て。タイガレイドのフロントウェポンが折れてるわ」

梓「まだタイガレイドは戦える!」ギャアアアア

紬「でも、それじゃあ攻撃力が大幅に下がる!この勝負、もらったわ!」

ガキィィィィン

紬「あ!?」

純「折れたタイガレイドのフロントウェポンが……」

憂「鎧輝めがけて落ちてきた!」

澪「鎧輝が体勢を崩したぞ!」

唯「あずにゃん、いまだよ!」

梓「いっけえぇぇぇ!タイガレイドォォォォ!」ギャアアアア
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:36:20.74 ID:OT170O500
澪「ちょっと待て、タイガレイドの様子がおかしいぞ?」

和「止まった……?」

純「なんで!?」

憂「あぁ!バッテリーが切れちゃった!」

斉藤「タイガレイド、バッテリー切れのため、ラウンド2 ウィナー 琴吹紬!カウント2対0で準決勝、第2試合の勝者 琴吹紬!」

梓「そんな……」

律「ムギのストレート勝ちか」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:42:19.08 ID:OT170O500
梓「私が、ラウンド1からまじめにやってれば……」

唯「あずにゃん……」ダキ

梓「唯先輩……」

唯「大丈夫だよ、あずにゃん」ナデナデ

梓「ふぇ?」

唯「私がムギちゃんを倒して、あずにゃんの仇を取るよ!」フンス

紬「うふふ。唯ちゃんにこの私が倒せるかしら?」

和「なんでムギが悪者みたいな扱いされているのかしら」

律「ムギもノッてるようだし、いいんじゃないかー?」

澪「(唯、私の仇も取ってくれ!)」
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:48:15.25 ID:OT170O500
斉藤「それでは、決勝戦を開始いたします。平沢唯選手、琴吹紬選手の両名はリングへお上がりください」

唯「じゃあ、行ってくるよ!」

憂「お姉ちゃん、頑張ってね!」

梓「唯先輩、頑張ってください!」

純「唯先輩なら勝てます!」

律「2年生トリオは唯の応援か」

澪「じゃあ、私達3年生トリオはムギの応援だな。頑張れよ、ムギ!」

律「あっれー?澪ちゃんは、ムギにやられたのが悔しかったんじゃないのー?」

澪「子供じゃないんだ!そんなこともう気にしてない!」

律「(嘘つけ……)」

澪「何か言ったか?」

律「別にー」

和「まったく。ちゃんと応援しなさいよ。頑張ってね、ムギ」

紬「ありがとう。行ってくるわね」
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 04:54:11.18 ID:OT170O500
斉藤「決勝戦、ラウンド1、ギアファイトセットアップ レディ……ゴー!」

紬「行きましょう!鎧輝!」ブン

唯「飛べ!ガル太!」グルグルグルグル ブオン!

梓「始まった!」

純「唯先輩、トルネード投法だ!」

憂「紬さんの覇王翔龍撃に対抗するにはシャイニングソードブレイカーしか無いから……」

唯「先手必勝!ガル太!」ギャアアアア

澪「ガルダフェニックスのアタックで鎧輝が上空に吹き飛ばされた!」

律「ムギのやつ、いやにあっさりくらったな」

和「何か考えがあるのかしら」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:00:21.71 ID:OT170O500
唯「シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア

純「飛んだ!」

梓「鎧輝は空中に吹き飛ばされてて、身動きが取れない!」

律「ムギ、万事休すか!?」

紬「うふふ……覇!」カシャン

唯「え!?」

澪「鎧輝が空中で動いた!?」

憂「きっと、バッテリーボックスをスライドさせた反動で動いたんです」

和「標的を失ったガルダフェニックスがそのままの勢いでリング外へ飛んでいくわ!」

唯「ガル太ぁぁぁ!」ギュオオオン

律「おぉ!間一髪、リング内に戻ってきた!」
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:06:20.34 ID:OT170O500
唯「ふぅ。危なかった……」

紬「安心するのはまだ早いわよ?覇王翔龍撃!」ギャオオオオン

梓「ガルダフェニックスの着地に合わせて必殺技を!」

律「直撃だ!ガルダフェニックスが粉々になるぞ!」

ドガアアアアン!

唯「ガル太ぁぁぁ!」

斉藤「ガルダフェニックス、リングアウト!ラウンド1 ウィナー 琴吹紬!」

純「助かったー。ガルダフェニックスは無事だよ……」

紬「決勝戦ですもの、楽しみましょう」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:12:26.03 ID:OT170O500
唯「だめだぁ……ムギちゃん強すぎるよぉ」

梓「弱気になっちゃダメです!」

純「何か、何か策があるはずです!ね?憂!」

憂「え!?う、うーん。覇王翔龍撃を防げれば……」

純「どうやって!?」

憂「な、なんとかして……」

純「もー、その”なんとか”の部分を知りたいのー!」

梓「さっきの覇王翔龍撃は手加減してたみたいだしね……」

純「あー、どうすればいいんだー!」

唯「あ、そうだ!」

梓「何か思いついたんですか!?」

唯「ちょっとねー」
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:18:22.78 ID:OT170O500
澪「さすがムギだな」

律「そうだなー。さすが澪をしゅんさ……」

ゴン!

律「いってー!」

和「この調子なら、またストレート勝ちできそうじゃない?」

紬「そうかしら?唯ちゃんは怖い相手よ……」

律「そうか?余裕だろ」

澪「……負けたくせに」

律「なんだとー!」

和「そう……ね。あの子、何をやらかすか分からないものね」

紬「えぇ」
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:24:16.54 ID:OT170O500
斉藤「ラウンド2を開始いたします。両者はリングへお上がりください」

唯「よーし。次は勝つよ!」

純「頑張ってくださーい!」

憂「お姉ちゃん、何を思いついたんだろう」

梓「最後まで何をするか教えてくれなかったね」

紬「行ってきます!」

和「頑張ってね」

律「私は1ラウンド取ったもんね!それにくらべて……」

澪「瞬殺されて悪かったな!でも、あれはムギの相手がたまたま私だっただけで、律がやっても瞬殺されたはずだ!」

律「もしもの話されても困りますー。事実のみを話してくださーい」

和「まったく、あなた達は……」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:31:01.91 ID:OT170O500
斉藤「ラウンド2 クラッシュギアセットアップ レディ……ゴー!」

紬「行きましょう、鎧輝!」ブン

唯「行け!ガル太!」ブン

純「唯先輩、普通に投げた!?」

梓「シャイニングソードブレイカーを使わないの!?」

純「シャイニングソードブレイカー以外で覇王翔龍撃に対抗する方法を考えついたのかな?」

梓「あ!あのすっごい加速する技!」

憂「うーん。シャイニングスマッシャーは、シャイニングソードブレイカーより威力が劣るはずだよ」

純「でも、憂と戦ったときはシャイニングスマッシャーの方が強かったじゃん!」

憂「あれは、一度ガルダフェニックスと衝突して100%のパワーじゃなかったから」

梓「そうかぁ。じゃあ、どうするんだろう……」
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:36:11.58 ID:OT170O500
律「あれ?唯のやつ、必殺技を使わないのか?」

澪「これで負けたら終わりって分かってるのか?」

和「何か考えがあるとか」

澪「唯に?」

律「まっさかー。あったとしてもろくな事じゃないだろー」

和「否定できないわ……」

澪「何にしてもこれはチャンスだな、ムギ!」

紬「えぇ!」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:42:09.88 ID:OT170O500
憂「あの動き……覇王翔龍撃がくる!」

梓「唯先輩!」

唯「え!ムギちゃん、必殺技使うの!?」

和「……あの子、何を言ってるのかしら?」

澪「そりゃ使うだろ……」

律「なんであんなに驚いてるんだ」

紬「唯ちゃん。もう少し楽しみたかったけど、これで終わりよ!覇王翔龍撃!」ギャオオオオン

唯「うぅー……ガル太ぁぁぁぁ!」ギュオオオオ

ドガアアアアン!
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:48:06.29 ID:OT170O500
澪「ガルダフェニックスが砕けてない!?」

律「リングアウトもしてないな。ムギ、また手加減したのか?」

和「たぶん違う。ガルダフェニックスが衝突の瞬間、わずかに動いて急所を外したように見えたわ」

澪「それで覇王翔龍撃の威力が落ちたのか」

純「完全にじゃないけど、覇王翔龍撃を避けたじゃん!」

梓「でも、ガルダフェニックスのダメージがすごい」

憂「このままじゃあ、必殺技じゃなくてもやられちゃうよ」

紬「さすが唯ちゃんね。覇王翔龍撃をかわすなんて。でも、今度こそ!」ギャアアアア

律「よし!ガルダフェニックスの後ろを取ったぞ!」

梓「やられちゃう!」

唯「(憂、力を貸して!)」

憂「(お姉ちゃん……?)」
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 05:54:34.39 ID:OT170O500
紬「(唯ちゃんの目、あれは何かを狙ってる?) 鎧輝!」ギャアアアア

唯「いまだ!風を掴め、ガル太!」ガキイイイン

律「ガルダフェニックスが鎧輝の攻撃を利用して加速した!?」

澪「憂ちゃんが和との戦いでやったやつか!」

和「でも、ムギは気付いてたみたいだわ。アタックの瞬間、パワーを弱めてるから必殺技を使えるほどのスピードが得られなかったみたい」

唯「これで十分だよ!シャイニングスマッシャー!」キィィィィン

憂「さらに加速!このスピードならいけるよ!」

梓&純『いっけぇぇぇぇ!』

唯「シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:00:09.85 ID:OT170O500
紬「さっきその技は効かなかったのを忘れちゃったの?……覇!」カシャン

純「あぁ!また避けられちゃう!」

唯「そこだぁぁぁぁ!」カシャン

律「ガルダフェニックスが反転した!?」

澪「唯もムギと同じようにバッテリーボックスをスライドさせたのか!」

ドガアアアアン

斉藤「鎧輝、リングアウト!ラウンド2 ウィナー 平沢唯!」

梓&憂&純『やったー!』
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:06:10.83 ID:OT170O500
憂「やったね!お姉ちゃん!」

梓「試合前に思いついたことって、このことだったんですね!」

唯「え?違うよー」

梓「そうなんですか?じゃあ、何を思いついたんですか?」

唯「私が必殺技を使わなかったら、ムギちゃんも使わないかなーって!」

梓「だ、だからトルネード投法じゃなかったんですか?」

唯「でも、ムギちゃん普通に必殺技使ってくるんだもん。びっくりしちゃった」

梓「当たり前です!」

純「やっぱり唯先輩って面白いね」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:12:14.22 ID:OT170O500
和「惜しかったわね」

紬「えぇ。あそこでシャイニングソードブレイカーがくるなんて……」

律「泣いても笑っても、次が最終ラウンドか」

澪「引き分ければ延長戦があるけどな」

紬「そうね……でも、私はこのラウンドで決めるつもりよ」

律「その意気だ!がんばれよ!」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:21:26.00 ID:OT170O500
斉藤「決勝戦、第3ラウンドを開始いたします。両者はリングへお上がりください」

唯「私の全ての力を出し切るよ!」フンス!

紬「お互い悔いの残らない試合にしましょう!」

唯&紬『勝つのは私!』

斉藤「ラウンド3 クラッシュギアセットアップ レディ……ゴー!」

紬「行きましょう、鎧輝!」ブン

唯「飛べ!ガル太!」グルグルグルグル ブオン!

純「今度はトルネード投法だ!」

梓「さすがに最後だからね」

紬「うふふ」ギャアアアア

唯「あ!?」ガキーン

律「ガルダフェニックスの着地に合わせて鎧輝がダッシュアタックを!」

和「私が憂にやったやつね」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:24:39.80 ID:OT170O500
唯「シャイニングソードブレイカーが使えなくたって……!」ギャアアアア

律「鎧輝が壁に叩きつけられた!」

澪「ガルダフェニックスのパワーが上がった!?」

紬「でも、これで終わりよ!覇王翔龍撃!」ギャオオオオン

憂「やられちゃう!」

唯「まだ終わらない……終わらせるわけにはいかないんだ!」ギュオオオオ

純「やった!今度は完全に避けた!」

紬「甘いわ!」ギャオオオオン

梓「鎧輝が3台に分身した!?」

和「今更だけど、もう何でもありね」
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:30:09.78 ID:OT170O500
紬「逃げ場は無いわよ!唯ちゃん!」

梓「あぁ、3台の鎧輝の猛攻でガルダフェニックスのダメージが!」

純「3対1なんて卑怯だ!」

唯「幻は……消えろぉぉぉ!」ゴオオオオオ

憂「あれは……グレートハリケーンクラッシャー!」

律「竜巻で鎧輝が吹き飛ばされた!」

澪「分身も消えたぞ!」

和「更にシャイニングソードブレイカーに必要なパワーを作り出す気ね」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:36:18.31 ID:OT170O500
唯「シャイニングソードブレイカー!」ギュアアアア

純「飛んだ!」

梓「これで決まり!?」

憂「ダメ。鎧輝がもう体勢を立て直してる」

紬「覇王翔龍撃!」

澪「お互い、バッテリーが残り少ないな」

律「これが最後の必殺技か!」

和「激突するわ」

唯&紬『いっけえぇぇぇ!』

ドガアアアアン!
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:42:15.78 ID:OT170O500
唯「ムギちゃん!」

紬「なーに?唯ちゃん」

唯「ありがとう!」

紬「急にどうしたの?」

唯「みんなで楽しくギアファイトできたのは、ムギちゃんのおかげだよ!」

紬「それを言うなら、私にクラッシュギアを教えてくれた唯ちゃんのおかげよ。ありがとう」

斉藤「ガルダフェニックス、リングアウト!ラウンド3 ウィナー 琴吹紬!カウント2対1で決勝戦の勝者 琴吹紬!」
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:48:18.67 ID:OT170O500
唯「えへへ。負けちゃった」

憂「残念だったね、お姉ちゃん」

純「唯先輩、かっこよかったです!」

唯「あーずにゃん!」ダキ

梓「にゃ!?」

唯「ごめんね。仇取れなかったよぉ」

梓「そんなの……唯先輩は頑張ったです」

唯「あずにゃあああん!」スリスリ

梓「にゃあ!?ほお擦りしないでください!」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 06:54:20.93 ID:OT170O500
澪「ムギ、優勝おめでとう」

紬「ありがとう、澪ちゃん」

律「やっぱり強いなー、ムギは」

紬「そんなこと無いわ。勝てたのは紙一重、もう一度やったらどうなるか分からないわ」

和「謙遜しないで、今は素直に喜ぶところよ」

紬「うふふ、そうね。それじゃあ……やったああああ!」ピョンピョン

斉藤「お、お嬢様」

紬「私、一度飛び跳ねて喜んでみたかったの」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 07:00:24.54 ID:OT170O500
紬「みんな、今日は来てくれてありがとう」

唯「すっごく楽しかったよ!」

律「こっちがお礼を言いたいくらいだ」

梓「またやりたいよね!」

憂「うん!」

紬「うふふ。じゃあ、次やる時までにはディノファランクスとシューティングファントムを直しておくわね」

純「お願いしまーす!」

澪「今度は私も……」

和「そ、そうね」
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 07:02:41.15 ID:OT170O500
紬「それじゃあ、斉藤。みんなをお送りして」

斉藤「かしこまりました。それでは皆様、表に止めてある車にお乗りください」

律「よーし、唯!帰ったらDVD貸してくれよな!」

澪「あ、ずるいぞ!私も見たい!」

唯「じゃあ、次の部活は鑑賞会やろうよ!」

和「学校でそんなことして、今度は庇いきれないわよ……」

純「私も見たいから、帰りにTUTAYA寄ろうかなー」

梓「あ、それ無理」

純「え?なんで!?」

憂「実はね……」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 07:05:44.66 ID:OT170O500
――つぎのひ!

唯「ういー。一緒にアイス食べよー」ゴロゴロ

憂「今お掃除してるから待っててー」

唯「はーい」ゴロゴロ

憂「あれ?……お姉ちゃん、こんなの見つけたんだけど」

唯「えー、何々?」ゴロゴロ

憂「このビデオなんだけど」

唯「どれどれー……クラッシュギアNitro?」

おわり
192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 07:08:11.12 ID:OT170O500
読んでくださった方、支援してくださった方ありがとうございました。
クラッシュギアを知っている人がけっこういて、嬉しかったです。

第1回戦だけでネタが尽きてしまい、アニメ見ながら考えてたら展開がそのままになってしまいました。すみません。
続編をにおわせるような終わり方をしましたが、Nitro編は書く気がありません。
Nitroはキャラクターの個性やギャグ要素が強すぎて書ける気がしません……

では、寝ます。おやすみなさい
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 07:23:53.63 ID:TfdI9z290
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 07:36:55.06 ID:29DtTi45O
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 11:12:37.07 ID:WavcHwMMP
久しぶりにクラッシュギア見たくなったわ
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 11:28:16.81 ID:UqUkurj4O
楽しかった乙

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