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シンジ「安いよ」

ライトノベル新刊情報サイト「ラノベ総合案内所」が出来ました.

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:13:46.92 ID:RNAiR/WO0
アスカ「何が?」


レイ「……」

シンジ「わからないの、アスカ?」

アスカ「安いって……何よ、あんた、自分で作った弁当に、安っぽいって文句つけてんの?」

シンジ「そんなわけないじゃないか……」

レイ「違うわ」

アスカ「ちょ、何よ、えこひいきまで……」

シンジ「まあ、ひいてはこの弁当にも繋がることだけど、もっと根本的な問題だよ」

アスカ「ど、どういうこと?」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:15:02.96 ID:RNAiR/WO0
シンジ「僕達の給料だよ」

アスカ「………」

シンジ「あのさあ、思い至らないわけないじゃん、本当はわかってたんでしょ? アスカ」

アスカ「……」

シンジ「とぼけないでよ、わざとわかんない振りしたんでしょ、今」

アスカ「……せっかく話題そらしてたのに……」

レイ「やっぱり」

シンジ「ほら、アスカだって思ってたんじゃないか」

アスカ「……だってそうじゃない! この話題だけは、一度でも出したら終わりだと思ってたんだもの!」

シンジ「う……」

アスカ「ちょっとは空気読みなさいよ、バカシンジ! ずっとずっと、何度と無く自分の中で押さえつけてきた話題なのに……」

レイ「ごめんなさい」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:16:38.96 ID:RNAiR/WO0
アスカ「え、ちょ……ごめんって、何であんたが言うのよ? 何かあったの?」

レイ「いえ、今碇君がこの話題を切り出したのは、私と話し合ったから」

アスカ「はあ?」

シンジ「この際だもの、ぶっちゃけて話しちゃおうよ」

レイ「この前の出撃のあと、碇君と2人で話し合ってたの。近いうちに、みんなで腹を割って話しておかなきゃなんないって」

アスカ「腹を割るって言葉をあんたの口から聴くとは思わなかったわ」

シンジ「ね、謝るから、一緒に話そうよ、アスカ」

アスカ「………いいわよ、そこまでかしこまんなくても。わかったわよ」

シンジ「ありがとう」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:18:01.60 ID:RNAiR/WO0
シンジ「……でさぁ、遠慮無しに話そうと決めたところで早速なんだけど……」

レイ「安い」

アスカ「安い」

シンジ「だよね……」

アスカ「だってそうじゃない。こちとら、一回でも負ければ世界が滅びますってレベルの戦いに命かけてんのよ?」

レイ「わかる」

アスカ「あんたも?」

レイ「お金のためにやってるわけじゃないけど、いくらなんでもひどい額」

シンジ「うん」

レイ「別に私の命がそれだけの値段だってことは構わないけど、命を懸けて戦う人間にそういう姿勢を隠そうともせずにとるネルフが許せない」

アスカ「まさにそうね」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:20:30.50 ID:RNAiR/WO0
シンジ「最初の方は戦うのに必死だったけど、ちょっと落ち着いてくると途端に気になってきたよね」

アスカ「あるわ」

レイ「ある」

シンジ「ねー」

アスカ「最近じゃ、そろそろ使途にとどめ刺そうかってなると欝になるもの」

レイ「あなたも?」

シンジ「やっぱりみんなそうか。急にモチベーション下がるんだよね」

アスカ「そう!」

レイ「ああ、これだけやっても何も報われないんだなあ、って感じ」

シンジ「もう最近やばいもの。終盤になるとシンクロ率下がりすぎて、さすがにリツコさんにも不審がられはじめてるもの」

アスカ「倒せそうになったから油断しちゃった、っていう言い訳も限界よね」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:23:20.60 ID:RNAiR/WO0
レイ「あなた達はいい。私は、油断なんて言い訳使えない」

シンジ「あ、きっついそれ」

アスカ「そうよねー。キャラ的にそうよね。正直、謝るわ」

レイ「いい。だけど、油断したって言わない私のシンクロ率も下がってるから、ネルフは原因解明に本腰を入れてきてる」

シンジ「うわ、気まずい」

アスカ「あー、プラグにでも原因があるとか思ってるのね?」

レイ「そう」

アスカ「ふん。笑っちゃうわ」

シンジ「もっと原始的な問題だってのにね」

アスカ「そうよね。でも、まさかモチベーション低下でここまで下がってるとは思わないだろうしね」

シンジ「だよね。単純にやる気の問題でシンクロ率ダダ下がりとか、ある意味凄いよね」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:25:27.49 ID:RNAiR/WO0
アスカ「ていうか、中学生が昼休みに弁当囲んで話すことが、給与待遇についてっていうのがもうアレよね……」

シンジ「いうなよ」

アスカ「おりしも今日はクリスマス……」

シンジ「いうなよ!」

レイ「碇君の節約術が日に日に上がってきてるのが余計に心に来る」

シンジ「あ、わかる?」

アスカ「やっぱりそうなのね。作ってるときのシンジたまに見ると、凄い目つきになってたもの」

シンジ「顔に出るのかなー、やっぱり。そうだよ、どう安く済ますか、かつおいしく作るか、日々台所で必死だよ」

アスカ「その横でミサトがソファで酔いつぶれてるのがもう、ね……」

シンジ「あれは正直、自分が情けなくて泣けてくるシチュエーションだよ?」

レイ「かわいそう」

シンジ「ちなみに、僕とアスカの2人分、水筒に入ったスープ、合わせて材料費200円強です」

アスカ・レイ「「すごい」」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:26:48.50 ID:RNAiR/WO0
レイ「ちょっと予想外の安さ」

アスカ「これがミサトの飲むビール1本分とか、すごいわね、あんた」

シンジ「なんていうか、節約しなきゃいけないからってみすぼらしい弁当作るのは悔しいんだよ」

アスカ「たくましいわね」

レイ「タフ」

シンジ「最近じゃミサトさんのビール缶を直視できないんだよ、腹立たしくて」

アスカ「うわあ、そこまできちゃってるの?」

シンジ「そうだよ。しかもあの人、最近じゃまとめ買いでストックせずに、毎日コンビニで買ってくるじゃん。あの節約する気の無さ、殺意を沸かせるレベルだよ」

レイ「怒ってもいい」

シンジ「見せびらかしてんのかな、あれ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:27:49.36 ID:RNAiR/WO0
レイ「でも、せめて一人暮らしする人間には、一人暮らしできる給料を与えるべきだと思う」

シンジ・アスカ「「あぁー」」

レイ「本当に余裕ない。……いえ、こういうこというのはあれかもしれないけど、きつくなったら生活費は支給されるから大丈夫と言えば大丈夫」

シンジ「あ、一応そうなんだ」

レイ「そう。だけど、その姿勢が許せない。まだ、生活費の全てを管理して支給してくれるならまだしも、安い報酬でカバーさせて、足りなくなったら支給って言う姿勢」

アスカ「わけわかんないわよね。この非効率さ奇跡的だわ」

シンジ「こういう仕事に携わってるなら、全て受給て言う対応が一番真っ当なのにね」

アスカ「ミサトと同居っていうのも、そういう点では一応メリットはあるのね」

シンジ「いや、逆じゃない? 僕達をミサトさんと同居させて管理するためには、こういう非効率なシステムでもないと納得させられないっていう」

アスカ「あ、逆に?w」

レイ「で、その仕組み自体がさらに非効率って言うオチ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:29:01.29 ID:RNAiR/WO0
シンジ「そういう考えでいくと、そうでもしないと同居できないミサトさんの人間性が全ての原因ってことになるよねw」

アスカ「ひどいw」

シンジ「だってそうじゃん。思春期だからああいう形で僕達を管理したいっていうのは至極当然だけどさ、じゃあ何であんな人をよりによって選ぶの、っていう」

レイ「本当にきつい人材配置ミス」

アスカ「わざとやろうとしても、あんなひどいのは見つけてこれないレベルよね」

シンジ「あれで僕達3人の月給より多く貰ってるんだからやってらんないよ」

レイ「やっぱりそうなの?」

アスカ「そうよー。あたし達は歩合制だけど、月給換算すると余計生々しかったわ……」

シンジ「で、あの人が月給だからこそ僕達2人の生活もまだ安定できるって仕組みがもうね」

レイ「歯がゆい」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:30:20.87 ID:RNAiR/WO0
シンジ「『アルマゲドン』って知ってる?」

アスカ「知ってる」

シンジ「あれさぁ、隕石に旅立つ前にウィリスがさ、『みんなの税金を一切免除してくれ、死ぬまで』って言ってたでしょ」

レイ「あっ」

シンジ「僕ああいうのもいいと思うんだ。エヴァの整備に金かかる、中学生に大金持たせられないって言い訳するんなら」

アスカ「あー、それいいわね!」

シンジ「でしょ」

レイ「うん。それは名案。ネルフの言い訳を一気に崩せる」

シンジ「もっとマシな言い訳考えられないのかな。100人が100人とも思いつきそうな言い訳じゃないか。人件費出せないだの中学生だの」

アスカ「本当にそう!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:31:53.53 ID:RNAiR/WO0
シンジ「それこそ、使徒の問題を僕達が全て食い止めればいいんじゃないか。そうすれば、もうそれからの人生はだいぶ楽だよ」

アスカ「ただ金を支給するよりいいわね」

レイ「私達のモチベーションも上がるし」

シンジ「ね。この戦いが終われば、一切無税の暮らしが待ってると思えば、そりゃ使徒との戦いにも身が入ろうって物だよ」

アスカ「何が何でも勝ち残ってやるわ」

レイ「同感」

アスカ「首都移転に口出せるネルフだもの。たかだか3人の国民の税収ぐらいどうにでもできるはずね」

シンジ「ちょっとこれ、本気出して言おうかな」

レイ「いいと思う」

アスカ「私も」

シンジ「でもそのためには、僕たち3人じゃ足りないか……?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:33:37.23 ID:RNAiR/WO0
次の日の昼休み:屋上

マリ「で、私のところへきたってこと?」

シンジ「そう」

マリ「んー、私、別に戦えればいいから、報酬なんてこだわんないんだよね」

レイ「そこ」

マリ「にゃ?」

シンジ「それ言われるのが一番つらいんだよ……」

マリ「どゆこと?」

レイ「報酬を気にしない人が一人でもいると、そこに漬け込んで駄々をこねる」

マリ「ネルフが?」

レイ「そう」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:34:58.42 ID:RNAiR/WO0
シンジ「マリはただでさえそういうのにこだわり薄いじゃん。君がほへっとそういう口滑らすと、あっちの反論材料になっちゃうから」

マリ「『報酬なんてとんでもない! 世界のために戦うのに、お金のことを気にするなんて!』……こういうよりも性質が悪いって?」

シンジ「Exactly」

マリ「……納得がいきそうでぜんぜんいかないなぁ」

シンジ「とにかくさ、『お金がもらえれば、まあ、嬉しいかな……?』ぐらいでいいから、もし話を振られたら、こっちよりの意見出してくれない?」

マリ「んー、いいよ」

レイ「ほんと?」

マリ「だけどさぁ、『じゃあ他の人にパイロットを替えます』なんていわれたら、流石に折れるよ? 私、エヴァに乗って戦えないのは何よりつらいし」

シンジ「あ、それは流石にいいよ。そこまで協力してもらう義理もないし」

マリ「何か言い方が冷たいな」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:36:43.36 ID:RNAiR/WO0
シンジ「ありがとう、今度ご飯作ってくるから」

マリ「え、マジ?」

シンジ「うん、マジ」

マリ「おー、一回食べてみたかったんだよね! よし、やる気出たっ。 その方、悪いようにはせんぞ!」

レイ「……ありがとう」

マリ「よいよい! 頑張れ若人!」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:38:37.86 ID:RNAiR/WO0
シンジ「これで地盤は固まったな」

アスカ「そんなにすんなり聞いてくれたの?」

レイ「もともと悪い人じゃないし」

シンジ「ちょっとよくわかんないけどね」

アスカ「へぇ」

シンジ「L.C.L.で煮物作ったら喜ぶかな?」

レイ「殺される」

シンジ「やっぱりそうか」

アスカ「悪い人じゃん」

シンジ「不味くは無かったんだけどなあ」

アスカ「作った経験あるの?」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:40:34.38 ID:RNAiR/WO0
シンジ「さて、残りは彼だな」



次の日

カヲル「いいよ?」

シンジ「ありがとう」

アスカ「……バカにすんなりきいてくれたわね」

カヲル「反対する理由が無い、相手は碇君、この状況なら当然賛成するだろう?」

シンジ「そういうところ好きだよ」

カヲル「ありがとう」

 
カヲル「だけど問題は、君達の抗議が本当に通るのか、だね」

シンジ「やっぱり?」

カヲル「そうさ」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:42:08.29 ID:RNAiR/WO0
カヲル「僕達を抑えて不安要素をなくしたのは妙案だったけど、有利な要素がまだ揃ってない」

シンジ「報酬の形を現ナマから課税免除に変えるだけじゃダメ、か」

カヲル「そもそも、中学生という立場からして圧倒的不利だからね」

アスカ「決定打がないのね……」

カヲル「まあ、僕も今考えても全く浮かばないんだけどね」

シンジ「駄々こねるのはもう通用しないだろうしなあ」

アスカ「あたし嫌だからね? 本部ビルの上で地団太とか」

シンジ「あれ個人的に黒歴史だからやめて。てか誰のために地団太踏んだと思ってるの?」

アスカ「あんたの自己愛でしょ」

シンジ「うわぁやめて」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:44:37.47 ID:RNAiR/WO0

アスカ「『金くれ!』って叫びつつ地団太踏むエヴァ5人とか洒落にならない構図じゃない」

カヲル「あ、僕らも参加する仮定なんだね」

シンジ「3人だろうが5人だろうが変わんないよ……」

カヲル「だいたい、そうやって駄々こねるくらいなら、無税だの何だのっていう交渉自体いらないしね」

アスカ「そうなのよね」

シンジ「んー、行き詰ったなぁ」

カヲル「あまり役に立てなくてごめんね」

シンジ「あ、いいよいいよ! 協力してくれただけで嬉しいから!」

カヲル「……」

アスカ「何ヘラヘラ録音してんのあんた」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:48:04.76 ID:RNAiR/WO0
カヲル「そりゃあとでゆっくりシンジ君の声を楽しむためじゃないか」

アスカ「ストレートに言ってきたわどうしよう」

シンジ「いっそみんなで話し合おうか。バラバラに話し聞きにくるだけじゃ纏まらないし」

アスカ「スルーっていう」

カヲル「『そういうところ好きだよ』『そういうところ好きだよ』『好きだよ』『好きだよ』『好き』『好き』『好き』『好き』『好き』『好き』」

アスカ「くたばれ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:49:52.61 ID:RNAiR/WO0
次の日の昼休み:屋上

マリ「くふふ。まさか屋上がこんなに賑わうとはね」

アスカ「あんたのせいって知ってる? ここに人が来なくなったの」

マリ「え、マジ?」

レイ「影で噂になってる。きっついのが屋上に毎日陣取ってるって」

マリ「何で!? あたし、そんなに怪しい!?」

カヲル「何か人として情報量多すぎて煩いから」

マリ「え」

シンジ「屋上にいる人ってさ、何かこう、所在なさげになんとなくいるもんじゃん。
そこにくるとマリはさ、赤眼鏡でスタイル良くて親父臭い鼻歌うたってて……て、もう、盛りだくさん過ぎて一緒にいたくないんだよ多分」

マリ「ここまで言われるほどのことしたかなあたし」

アスカ「この前なんか槙みちる歌ってたでしょ。若いって素晴らしい」

マリ「え、何で知ってるの」

カヲル「窓開けてたら教室にきこえてk」

マリ「びゃあああ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:51:39.13 ID:RNAiR/WO0
シンジ「そこに敢えて踏み込んできたんだから、僕たち4人にはもうちょっとそれなりの態度とってもいいと思うよ」

マリ「ねえ、今日は頼まれる側だよね、あたし。頼まれる側だよね」

アスカ「こうやってシンジ君がお弁当作ってきてくれたじゃない」

マリ「うん、で他の3人は何してくれたかな?」

レイ「弁当だけじゃないわ、味噌汁もある」

マリ「」

シンジ「でも、5人にはやっぱり少ないかなあ」

カヲル「いいっていいって。身長平均160cmの中学生5人の昼食には十分だよ」

シンジ「ありがとう」

マリ「そもそも何でここなのさ」

アスカ「あんたをあたし達の教室に招くの? 無理でしょ」

マリ「」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:54:31.35 ID:RNAiR/WO0
カヲル「さてと、」

シンジ「うわっ、まただよ……」

アスカ「んー? どこいくのよあんた」

カヲル「クソだよ」

アスカ「クソすんの!?」

カヲル「頼むよ、もういてもたってもいられないんだよ」

シンジ「いっつもいっつもいつもいつもいつもいつもいつも君はそれだよ!! マナーってものがないのかよ! マナー! マナー!!」

カヲル「多少のマナー違反はさぁ、フィフスチルドレンであるというリスクへのボーナスだと思ってよ」

シンジ「……死ねよもう!」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:56:26.74 ID:RNAiR/WO0
マリ「……努めてソフトにきくけどさ、あの人って気が違ってらっしゃるとか?」

レイ「もともと正気なのかどうか怪しい人だし」

シンジ「あぁもう、全く。マリ用だったけどいいや、あいつの味噌汁、L.C.Lでダシとった奴にしちゃえ」

アスカ「作ってたの!?」

シンジ「こういうときのためだよ」

マリ「たった二言で矛盾作ってるよ」

シンジ「だって君、今の僕からもL.C.Lの匂い嗅ぎ取ってるんでしょ? もうそれぐらいの料理振舞ってもいいかなって思って」

マリ「戦わない状態じゃあんなもの何の役にも立たないよ!」

レイ「もっともらしい理由は一応もってるのね」

シンジ「何だ、やっぱりいらないんじゃんか、アスカ」

アスカ「さもアタシのせいのように」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 13:59:36.03 ID:RNAiR/WO0
アスカ「で、結局どうするの? 5人で雁首揃えて司令に頼み込むの?」

シンジ「全員除籍とかやりかねないよ父さんなら」

レイ「すこしは考えてくれそうだけど」

マリ「いやぁ、あの人ああ見えてけっこうケチだしねー。あ、厚揚げとって」

シンジ「はい」

カヲル「そうかい? 結構羽振りがよさそうに見えるけどな。あ、から揚げお願い」

シンジ「アスホール」

アスカ「羽振りは良くないわよ。あの人、本部の自販機コーナーで下に落ちた小銭必死で探してるとこ見たもん」

マリ「えぇぇぇぇぇマジ?」

シンジ「本当だよ。帰り際にアスカと2人で見ちゃったんだよ。何か、いつかの初号機のように四つんばいで。父さんが」

レイ「幻滅した」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 14:03:41.25 ID:RNAiR/WO0
マリ「そこまでなの……。え、じゃあさ。帰り際にご飯ごちそうしてくれたりとかは」

シンジ・レイ・アスカ「無理無理無理無理無理無理無理」

カヲル「そういうサービスからはもっとも離れた人だよね」

アスカ「その点ではまだミサトの方が親切よ」

シンジ「なか卯→すき屋→松屋のローテーションだけどね」

レイ「全部同じチェーンじゃないの」

マリ「そっかぁ。リョウジとか、結構ご飯おごってくれたけどなあ」

アスカ「ロリコン」

シンジ「ロリコン」

カヲル「ロリコン」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 14:05:48.83 ID:RNAiR/WO0
シンジ「ところで、味噌汁の味はどう?」

カヲル「ん? おいしいよ」

シンジ「ほらね、やっぱり普通じゃん」

マリ「嘘ー。本当においしいの?」

カヲル「おいしくないとか抜かすのかい!」

アスカ「えー、だってこいつの味覚での話でしょ?」

レイ「毒見に一番向いてない」

カヲル「毒って?」

マリ「さすがにアタシもNGかなぁ」

シンジ「マリに言われたら僕はどうすりゃいいのさ。L.C.L狂いの癖に」

マリ「ワンコ君さぁ」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 14:08:13.81 ID:RNAiR/WO0
レイ「でも、裏を返せばロリコンが狙い目だってことじゃない?」

アスカ「えー、あの人そんなに権力あるの?」

マリ「話聞いてはくれると思うよー。だけどいわば出向組だしなぁ、リョウジ。司令にどこまで話を通せるか……」

シンジ「そうだよね。話して悪いことはないだろうけど、あまり進展はしなさそう」

カヲル「冬月さんは?」

アスカ「微妙」

マリ「話しづらいわけでもないけど、話しかけやすいわけでもないね」

レイ「だけど、進展しなさそうではないくせに、進展させてくれそうにもない」

シンジ「毒にも薬にもならないとはあのことだよね」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 14:15:04.68 ID:RNAiR/WO0
シンジ「となるとやっぱり……地団太かな」

アスカ・レイ・マリ・カヲル「無理無理無理無理無理無理無理」

シンジ「えー、でも、それしかないじゃん」

レイ「やめてほしい。本当にやめて欲しい」

マリ「それはさすがにダメ! パイロット降ろされるじゃん!!」

カヲル「恥ずかしいって」

アスカ「気持ち悪い」

レイ「気持ち悪い」

マリ「気持ち悪い」

シンジ「わかったよごめんよ。許してよ」

カヲル「気持」

シンジ「シャッタファックアップ」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:29:26.16 ID:RNAiR/WO0
シンジ「このままじゃ、弁当をみんなで食べただけで終わりそうだね」

カヲル「僕は別に楽しかったけどな」

マリ「あたしも」

シンジ「黙れイレギュラー共」

アスカ「でも、結局のところ有効な手立てはなし、よね?」

レイ「そうね」

シンジ「ああああああもう! これで帰ったらまたミサトさんが飲んでるわけだよ。何も変わらない毎日だよ」

レイ「同情するわ」

アスカ「ミサト、未だにクリスマス引きずってるもんね」

シンジ「ミサトさんのサンタは一体何回ビールを持ってきてるんだよ」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:33:52.71 ID:RNAiR/WO0
マリ「もー、もやもやする。カラオケでもいこっかな」

シンジ「え、まだ昼休みでしょ」

マリ「ふっふっふ。私は自由な人間なのだよ」

アスカ「はい出ました、進級とか気にしてないアピール」

シンジ「あたし? エヴァ一筋だから? てかヨーロッパから来てるから? 日本の学校で評定下がったって? 気になんないし? 的な!!」

マリ「え、ちょ、何でそこまで怒るのさ」

シンジ「僕だってサボれりゃサボりたいさ。何で学校通ってるのさ僕ら! せめて何でこんな本部から離れててスクランブルに対応できなそうな環境の学校に放り込まれたのか説明してよ!」

アスカ「アタシなんてもう大卒よ!? このまま登校せずに成人したって何の影響もないじゃん」

シンジ「中学校もまともに通えないようじゃさ、仮に使徒との戦いが終わったあとの僕達はどうなるのってことになるじゃん。だから通ってる。わかる、わかるよ。
だけどさ、もうちょっと中学生という身分相応の待遇を考えてくれてもいいんじゃないかな!
いつもは中学生で、度々変な組織に呼び出されて世界を賭けた戦い……て、スパイダーマンでもここまでハードワークじゃないよ」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:37:32.63 ID:RNAiR/WO0
マリ「捲し立てるね……」

シンジ「ああもう、また腹が立ってきた。仮に使途を全部倒してもさ、父さん、僕の面倒は見ないよ多分。学費とか出さないよあの人」

レイ「恐らくね。というか、ネルフ解体後の司令って働き扶持あるのかしら」

シンジ「そうだよ、だから今のうちに学費とかも考えとかなきゃダメじゃん」

カヲル「いよいよ中学生からかけ離れてきてるよね、君の考え方」

シンジ・アスカ「キッスマイアスホール」

マリ「生々しい話になってきたなぁ」

シンジ「いや、でもさ、実際一番生々しいのはマリだよ?」

マリ「え?」

シンジ「待遇云々の話は別にしてさ、マリは戦いが終わったらどうするの?」

マリ「やめてよ考えたくない」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:39:43.00 ID:RNAiR/WO0
カヲル「……最終学歴、中卒とありますが」

シンジ「あ、はい、第三新東京市立第壱中学校です」

カヲル「職歴は?」

シンジ「い、いえ、特に……」

カヲル「……真希波さん、あなた今23ですよね?」

シンジ「あ、はい」

カヲル「中学校を卒業してから7年強の期間があったわけですが、その間何もしてなかったんですか?」

シンジ「い、いえ、エヴァンゲリオンに」

カヲル「はあ?」


シンジ「てことになるよ! 君の将来!」

マリ「打ち合わせしてたの? その小芝居」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:42:46.31 ID:RNAiR/WO0
マリ「何度も言うけどさ、アタシはエヴァに乗ってる間が一番幸せなの。だから、戦いが終わった後なんて、考えてないし、考えたくもないよ」

シンジ「戦闘狂は気楽だなぁ」

マリ「……まあ、強いて言うなら、アタシ、ヨーロッパ圏の言語なら大体話せるし」

シンジ「あ、あー、そうだった」

カヲル「そうなの?」

マリ「殆ど英語しか使わなかったけどね」

シンジ「そうだったねー、マリ、フランス語とかオランダ語とかの本、殆ど読めるんだっけ」

アスカ「よく言うわよ。あんた、仮設五号機の出撃のとき、『初めてだし、日本語で』ってお願いしたらしいじゃない」

マリ「うっ」

アスカ「甘い甘い。私みたいに、ドイツ語で流暢に会話できるぐらいにはなってもらわないと、『大体話せる』なんて吹聴してほしくないわね」

レイ・シンジ「えー………」

アスカ「何よ」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:46:08.73 ID:RNAiR/WO0
レイ「だって、グーテンモーゲンでしょ」

シンジ「グーテンモーゲンだよね」

レイ「グーテンよね」

シンジ「モーゲンだよね」

アスカ「またその話!? あのさぁ、何度も言ったじゃん! ネイティブだとあれが普通なの!!」

マリ「Guten Morgen.」

シンジ「うわぁ、きいた、綾波?」

レイ「ドイツ語をあまり知らない私達でもネイティブと錯覚するほどの流暢さ。見直した」

マリ「ふっふーん、言ったじゃん?」

アスカ「ぬぐぐっ……この赤眼鏡」

マリ「ふふん、言うに事欠いてそれ?」

アスカ「ぬぐぐ」

カヲル「グーテn」

アスカ「スフィーネッフンド!!」

マリ「Schweinehundね」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:48:19.57 ID:RNAiR/WO0
シンジ「グーテン」

カヲル「モーゲーン!」

シンジ「グーテン・モーゲーン!」

アスカ「やめなさいよ鬱陶しい!」

カヲル「さあ、お前の罪を、数えろ」

シンジ「モーゲーン! マキシマムドライブ!」

シンジ・カヲル「モーゲンエクストリーム!!」

アスカ「死ね!」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:50:55.48 ID:RNAiR/WO0
シンジ「そうか。マリにはそういう特技があるわけだ」

マリ「そだよー。まっ、アタシとしてはこの戦いがずっと続くのが一番いいんだけど」

シンジ「問題発言入りました」

アスカ「だから、アタシも入れなさいよ! ドイツ語と日本語と英語のトリリンガルでしょアタシ!」

マリ・カヲル・シンジ「……」

アスカ「何よ」

カヲル「ヘロー!」

シンジ「グーテン!」

マリ「モーゲン!」

カヲル・シンジ・マリ「ヘ・グ・モ! ヘグモ、ヘ・グ・モ!!」

アスカ「しつこい!」

レイ「ヘグモコンボ……」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:52:24.11 ID:RNAiR/WO0
シンジ「となると、何の特技も資格もない僕としては、やっぱり待遇をあげてもらわなきゃ納得行かないな」

アスカ「そこに帰結するわけね」

カヲル「だけど、それじゃまた堂々巡りだよ」

レイ「もうすぐ、昼休みも終わっちゃうわ」

シンジ「うー……」

マリ「え、授業あるの?」

アスカ「自由人かっこ笑かっこ閉じるは黙ってなさいよ」

マリ「いや、そうじゃなくてまじめな話。授業ないんじゃないの?」

シンジ「えっ」

レイ「えっ」

カヲル「えっ」

マリ「えっ」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:55:16.95 ID:RNAiR/WO0
新東京市のどこか

シンジ「午後から授業なかったね」

カヲル「年末進行だしね、ちょっと考えておくべきだったね」

アスカ「そういう意味で自由とか言ってたのね。食いついてごめん」

マリ「え、いや、あの時話してた内容でも合ってるけど」

シンジ「じゃあくたばって」

マリ「」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 16:59:08.45 ID:RNAiR/WO0
カヲル「街へきたはいいけど、よく考えたら、お金もないしあまり遊べないんだよね」

アスカ「それよね」

シンジ「全くだよ。ゲーセンもカラオケもいけないじゃん」

アスカ「まぁ、もともとカラオケは勘弁だけどね」

レイ「何で?」

アスカ「あいつと一緒の部屋にいると凹むから」

マリ「む、カラオケときいて」

シンジ「うわあ」

レイ「こないで」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:01:49.78 ID:RNAiR/WO0
アスカ「もうあいつシャレにならないレベルで上手いのよ。一緒に歌ってるといたたまれなくなるっていうか」

シンジ「えー、一番対応に困るタイプ」

レイ「しかもマイク離さないんだ」

アスカ「正解」

マリ「何よー、歌いたいんだからいいじゃん。アスカ、2人きりなのに何も歌わないし」

アスカ「あんたがアタシの持ち歌歌うからでしょ」

カヲル「Fly me to the moonかい?」

レイ「待って。あれは私の持ち歌のはずよ」

アスカ「この際そういうのはどうでもいいの!」

レイ「ちょっと待って」

アスカ「何よ」

レイ「あれは私の持ち歌のh」

アスカ「2回言わなくたってわかるわ!!」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:03:53.85 ID:RNAiR/WO0
マリ「Fly me to the moon and let me play♪」

シンジ「あー、調子に乗って歌いだしたよ」

カヲル「結構調子に乗るなぁ」

シンジ「それ今僕が言ったから」

カヲル「……でも、上手いよね?」

シンジ「いえてる」

マリ「ふっふふーん?」

レイ・アスカ「はんっ」

シンジ「マリのドヤ顔って苦情きても文句ないレベルだよね」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:07:03.65 ID:RNAiR/WO0
シンジ「でも、何でこんなに発音に差があるのかな」

アスカ「また蒸し返す」

レイ「でも、実際すごいわ。発音の違い」

アスカ「ぐぐ」

マリ「ミサトー! マキシマムドライブ!」

シンジ「ヘロー! マキシマムドライブ!」

レイ「グーテン! マキシマムドライブ!」

カヲル「モーゲン! マキシマムドライブ!」

マリ・シンジ・レイ・カヲル「モーゲンチャージブレイク!」

アスカ「うるっさい!!」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:09:01.00 ID:RNAiR/WO0

アスカ「それにこいつ、歌うジャンルが幅広すぎてついていけないの」

マリ「えー? そうかにゃー」

シンジ「ニャー入りました」

カヲル「いや君だって、前、小学校の合唱曲のようなの歌ってたじゃないか。今日の日はーっていうの」

シンジ・アスカ「トラウマ入りました」

アスカ「じゃなくて、マリの場合はそういうレベルじゃないのよ。レ・ミゼラブル歌った後にひょうきん族のエンディング歌ってるのよ?」

レイ「予想通りだと思うけど」

シンジ「基本的に爺臭いしね、マリ」

マリ「」

アスカ「違う違う。中森じゃなくてミュージカルの方」

シンジ・カヲル・レイ「えぇぇぇぇぇぇぇ」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:11:01.13 ID:RNAiR/WO0
シンジ「それはないなぁ」

カヲル「ないね」

レイ「ない」

マリ「え、ちょ、そんな」

アスカ「On my own よ。エポニーヌ」

シンジ・カヲル・レイ「もっとない」

マリ「い、いいじゃん。好きなの歌って」

シンジ「エポニーヌって声じゃないよね」

レイ「島田歌穂ではないわね」

マリ「むぐっ」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:13:54.76 ID:RNAiR/WO0
カヲル「これからどうしようか」

アスカ「わかんない」

レイ「何をするにも中途半端な状況」

マリ「本部いって戦闘シミュレーション」

カヲル・アスカ・レイ「ないないないないないないない」

マリ「にゃー……」

シンジ「……」

アスカ「何? どこに電話してんの」

シンジ「うん、ちょっと今なら言える気がする」

レイ「何の決意表明? 何を暴露する気なの?」

アスカ「アタシをネタにしてたこととか?」

マリ・カヲル「オーゥ………」

シンジ「シャッタファッカップ、ガイズ!」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:25:54.15 ID:RNAiR/WO0
シンジ「1人頭2500円」

マリ・カヲル・アスカ・レイ「生々しい」

シンジ「いや、これは大きな一歩だよ。僕たち5人の交流費が支給されたんだから」

マリ「ゲーセン行ってカラオケ行ってご飯でも食べればちょうど、って感じの額だね」

アスカ「でも大きいわよ。今日1日は楽に遊べるわね」

カヲル「誰に電話したの?」

シンジ「誰だと思う?」

マリ「うわ、ドヤ顔がむかつくってワンコ君だけには言われたくない。アタシ、今」

アスカ「で、誰よ?」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:27:34.75 ID:RNAiR/WO0

シンジ「どこいく?」

アスカ「こうなればゲーセンね。500円でどこまでいけるかやってみるのよ」

マリ「そうだにゃー。鉄拳入ってるところがいいな」

シンジ「ゲームの中でまで死闘繰り広げて楽しい?」

マリ「次の出動までの繋ぎだよん」

シンジ「ううぇー」

マリ「で、その次はもちろんカラオ」

カヲル・シンジ・アスカ「無理無理無理無理無理無理無理」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:29:56.19 ID:RNAiR/WO0
レイ「碇君」

シンジ「え、何? 綾波」

レイ「結構大きいけど……貯金しなくてもいいの?」

シンジ「……いいんだよ。こういうときのために節約術身に着けたんだから」

マリ・カヲル「オーゥかっくいー!」

アスカ「センスがいちいち古い」

シンジ「あ、でもさっきの弁当代は頂くからね」

マリ・カヲル「オーゥ……」

レイ「いくら?」


シンジ「一人頭200円」

マリ・カヲル・レイ・アスカ「安っ」

終わり
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:31:04.76 ID:mR3tm8eH0
おつ
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:31:49.84 ID:RNAiR/WO0
ネルフ本部

冬月「いいのか、碇」

ゲンドウ「何がだ」

冬月「いや、吝嗇家のお前が、息子にねだられてあまりにも自然に金を払ったものだからな」

ゲンドウ「ふん、これぐらいの金をやっているぐらいがちょうどいい」

冬月「そうか……」

ゲンドウ「何だ」

冬月「いや」

ゲンドウ「……お前のにやけ顔はそろそろ部下から苦情が来るレベルだな」

冬月「」



ミサト「リツコ……」

リツコ「何?」

ミサト「司令の機嫌が妙にいいんだけど……」

終り
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:32:51.59 ID:bxpjjFStO
おつ
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:34:01.16 ID:zjIKjKVTI

終始微笑ましかった
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:37:21.28 ID:8Y8Qc4w/0

もっと見たい感も否めない
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 17:45:26.12 ID:ON2qnmWb0

面白かった

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