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妹「こら?、起きろ?!」

ライトノベル新刊情報サイト「ラノベ総合案内所」が出来ました.

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:17:50.58 ID:gYi1emaa0
ガンガンガン!ガンガンガン!

金属を叩くようなけたたましい音が部屋の中に鳴り響き、俺はふと布団の中で目を開けた。
腕時計を見ると8時。寝たのは5時くらいか。3時間も寝てしまったこととなる。
ああ、仮眠のつもりだったのに。

妹「こら?、起きろ?!」

と思ったら、今度はかわいらしい声が大音量で聞こえる。
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:19:20.37 ID:gYi1emaa0
兄「……」
妹「お・き・てぇ」

今度は耳元で囁かれる。本人は艶かしく声を出したつもりなのだろうが、その声はまだまだ幼い。

兄「……」

無視を決め込んでみる。
すると、むぅ、という唸り声が聞こえ、少しの間静かになった。
しばしの静寂。俺は再びうつらうつらと夢の中に飛び込もうとしていた。
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:22:06.44 ID:gYi1emaa0
とそのとき、どすん、と下半身に重みを感じた。

妹「こしょこしょこしょ!このやろ?!」
兄「…うおおおおおおっ!???」

馬乗りにされてしまっていたようだ。
思いっきり脇腹をくすぐられる。あまりのくすぐったさに布団を跳ね除け、上体を思いっきり起こした。

ごちん!

星が飛んだ。

妹「!!?」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:24:02.11 ID:gYi1emaa0
兄「????っ!」
妹「す、すまん、大丈夫か妹」

頭をさすり、涙目になっている妹。布団の横を見るとフライパンとお玉が転がっている。

妹「う?、いたたたた…。やっと起きたね、お兄ちゃん!私は出かける準備できてるよ!」
兄「お前なぁ…、もう少し優しく起こせないか…?いまどきフライパン叩いて起こすなんてテレビドラマでも無いぞ…」

と、悪態をつきつつ、思い出す。
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:25:14.51 ID:gYi1emaa0
ああ、そうだ、今日は妹の誕生日か。
妹の誕生日には俺はいつも何かプレゼントしてあげることにしている。
今年の誕生日は見事に日曜日と重なったため、一方的に外出する約束を付けられてしまっていたのだ。
要は、一緒にプレゼントを選び、買い物。そしてその場でプレゼントをする。
ちょっとしたデートみたいなものだ。

妹「お兄ちゃん、そんなことどうでもいいから、早く着替えて!電車行っちゃうよ!」

…但し相手は妹だが。
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:29:42.29 ID:gYi1emaa0
兄「わかったわかった。ちょっと待ってろ……、ってこら!」
妹「はやくはやくぅ?!」

ぐいぐいと俺のパジャマを剥ぎ取ろうとする。パンツまで剥ぎ取られそうだ。

兄「わかったわかった、わかったから!パンツまで脱がすなぁぁぁ!」

俺も健康な高校生。朝から元気になってしまっている股間は見られたくない。
…妹には恥じらいというものがないのだろうか。

兄「出てけーー!」
妹「あうっ!ぅぅ…」

足でげしげしと蹴り上げ、半ば強引に妹を部屋から追い出すと外出用の服にのそのそと着替えだした。
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:32:09.04 ID:gYi1emaa0
ここは東北の田舎。おそらくど田舎、と呼べるレベルだろう。
繁華街まで汽車で40分はかかる。しかも汽車は一時間に1本という廃れっぷりだ。
買い物するにも、遊びに行くにも一苦労。
だが、この環境が俺のような受験生にはいいのだろう、とも何気なく思う。

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:33:37.82 ID:gYi1emaa0
相変わらず今日も寒い。
ひんやりした床をぺたぺたとさせて、裸足のまま台所へ向かう。
古いながらも手入れされている台所。炊飯器がしゅんしゅん鳴っている。
俺たち4人家族はここで食卓を囲む。
台所に立ち、味噌汁の味を確認する母。父はいつも通り朝早く仕事に出てしまっている。

兄「ったく、センターまであと1ヶ月だってのに…」
母「おはよう、兄。受験勉強はどう?」
兄「まあぼちぼちかな。模試の判定も最近Bが続いているし、このままペースを落とさなければたぶんいけるよ。」

椅子に腰掛け、熱々のお茶をすする。
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:38:47.30 ID:gYi1emaa0
母「すごいじゃない!…でもあなた、そんな生活していると、センター本番で体壊すわよ。はい、ご飯。」
兄「ありがとう。いまさら生活のペースなんて変えられないよ。大体、今無理せずいつ無理をするんだ?それにセンター前日は学校のみんなでホテルに宿泊だし、夜更かしのしようがない。」

妹「さっすがお兄ちゃん!とんぺー一直線だね!」
兄「…まぁな、っていうか、お前とんぺーって何なのか知っているのか?」
妹「ぜんぜん!」ニコッ
兄「……」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:41:56.39 ID:gYi1emaa0
言うまでも無いかもしれないが、とんぺーとは所謂旧帝大だ。
俺ははっきり言って頭の作りが悪い。同じことを何回も何回も何回も…繰り返さないと覚えられない。
しかも、外見もいまいちだ。運動神経も悪い。いいところが何一つ無い。
そんな自分自身のだめっぷりに物心ついたころから気づいてしまった俺は、これではいけない、勉強だけは誰にも負けまい、と頭の悪さを勉強量でカバーしてきたのだった。
東大ほどではないが有名大学。そこに合格し、入学することは18年生きてきた不恰好な俺なりの人生の目標と呼べるものであった。
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:43:49.02 ID:gYi1emaa0
母「妹ちゃんも、お兄ちゃん頑張っているんだから、あまり引っ張りまわしちゃダメよ。」
妹「えへへ?、今日は特別だから、いいんだよ!」
兄「まったく…、だから、あと一ヶ月しかないって言っているだろ…。今日は貴重な日曜なんだ。勉強させてくれよ…。」

母「…こら、兄。昨日だってあんまり寝てないんでしょ。今日はしっかり休むこと。いいわね?」
兄「なんだと?俺は元気だ!大丈夫だ!」

大丈夫だといわんばかりにご飯を思い切りかき込む。
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:45:09.66 ID:gYi1emaa0
妹「さすがお兄ちゃん!元気なら私とお出かけだね!」
兄「もぐもぐ…、っげほっ、どうしてそうなる!?…って、約束してたんだよな…」
妹「…うるうる」

兄「う…、わかったわかった!午前中だけだぞ!(午後帰ってきたらすぐに勉強だ…)」
妹「わぁい!お母さん、いいでしょ?」
母「…わかった。無理させちゃダメよ。今日は天気もあまりよくないみたいだしすぐに帰ってきなさい。兄も体調には気をつけてね」
兄「…ああ」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:46:58.05 ID:gYi1emaa0
妹は俺より3歳下だ。
鈍い俺とは違い、運動神経が抜群にいい。学校ではバドミントン部に所属し、高校へはスポーツ推薦入学がほぼ決まっているようだ。
性格は天真爛漫という四字熟語が当てはまる。彼女のテンションに時々引け目を感じるほどだ。

オマケにみてくれもいい。かわいらしいくりくりした大きな目。長い睫毛。背は俺より頭一つ小さく、さらさらのロングヘアーはツインテールでまとめている。
プロモーションもいい。ウエストはきゅっと細く、脚はスポーツをやっているせいか、筋肉質ながらもすらっとしている。胸はさほど大きくないが、控えめな感じが彼女の底抜けに元気な性格にマッチしているように感じる。
同じ親から生まれたとは思えない。わが妹ながらかわいいと思う。

強いて弱点を言えば、何故だかブラコンであること。
そろそろお兄ちゃん離れをしなくもらわなくちゃならないんだろうなぁ、とか、俺もあまり甘やかさないようにしないとなぁ、等と年甲斐もなくひしひしと感じていた。
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:48:50.55 ID:gYi1emaa0
ビュオオオォッ!
玄関のドアを開けると見事に吹雪いていた。
想像以上の強風。そして容赦なく吹き付ける雪。
ばたん。一旦開けたドアを閉める。

兄「おい…、これは流石に汽車止まってるだろ…。今日はやめようぜ…。」
妹「えー、大丈夫だよ!ちょっと待ってて…。」

なにやら携帯をぽちぽち弄りだし、俺にどや顔で画面を突きつけた。
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:50:06.32 ID:gYi1emaa0
兄「運行中…?さすがディーゼル車だな…」
妹「駅まで走れば5分で着くんだし、ここは踏ん張りどころだよ!」
兄「おいおい、マジかよ…、大体なぁ…、っておい!」

そう言っている間に妹は玄関を飛び出していった。

妹「ほらぁ!早くしないと置いていっちゃうよぉ!!」

ほとんど視界ゼロの白景色のなか、妹の楽しそうな声が聞こえてくる。

兄「あいつ、寒くないのか…?まったく、あのワンパクっぷりを俺も見習わなくちゃな」

と一人ぶつぶつ呟きながら妹に追いつくべく真っ白な空間に飛び出した。
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:52:42.74 ID:gYi1emaa0
5分後…
待合室の中。俺が生まれた頃から何も変わらない、古ぼけた駅舎。だるまストーブが暖かい。

兄「はぁはぁ…、ふう、やっと着いた…、と思ったら、吹雪がやみ始めたな。」
妹「そうだね…。でもあのまま吹雪がやむまで待ってたら汽車行っちゃってたもん!ああ、楽しかったぁ?」

あんなに吹雪いて寒かったのに…。子供は火の子とはよく言ったものだ。

兄「お前なぁ…。お、汽車が来たぞ」
妹「あ、急がなきゃ!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:54:20.38 ID:gYi1emaa0
ホームへ続く階段を妹の後に続き上っていく。
ふと前を見る。
目の前には妹の短めのスカート。
吹雪の中走っていたためか、妹のスカートのすそが凍っており、少しめくれてしまっていた。

(こんな寒いのにあんな丈の短いスカート履いて…大丈夫なのか?)
(しかもストッキングも履いてないのか。絶対寒いだろ…)
(っていうか、もう少しでパンツ見えそうだな…)

ふりふりとスカートを振りながら階段を駆け上がる妹。

(太ももも健康的だな…。それに意外と白いんだな。さわり心地もよさそう…妹じゃなかったら完全に欲情するところだ)
(それにしても細い体の割には尻は大きいんだよな…どのくらいあるんだろう)
(…って何考えてんだ、俺!ダメダメだろ!!見ちゃダメだ!見ちゃダメだ!)

ブンブンと首を振る。相手が妹とはいえ健全な青少年としては当然の観点だが、われながら情けない。
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:55:59.44 ID:gYi1emaa0
妹「…お兄ちゃん」
兄「…んんん?」

正面を向いて登りながら声を掛ける妹。
いきなり話しかけられてドギマギする。

妹「さっきから後ろにすごい視線感じるんだけど…」
兄「…!(ぎくっ!!)」
妹「…えっち」

手でバッとスカートを押さえる妹。

兄「…すまん」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:57:25.51 ID:gYi1emaa0
兄「やっと汽車に乗れたな、やれやれ…」
妹「は?、あったかいあったかい」
兄「って、ナチュラルに俺に抱きつくのはやめろ」

ばっ、と突き放す。

妹「いいじゃん、減るもんじゃないし!」

また抱きつこうとするが、ひらりと慣れたように回避。

兄「恥ずかしいだろ!…まったく」
(それにもうそんなことを出来る歳じゃないだろ…。俺だって我慢しているのに)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 22:58:47.89 ID:gYi1emaa0
街の駅ビルに着く。
最近出来たばかりの駅ビル。中にはテナントがたくさん入っていて、賑わいを見せている。

兄「さて、やっとついたな」
妹「で、お兄ちゃんはかわいい妹ちゃんに何を買ってくれるのかな?」

目をきらきらさせて俺を見上げてくる。

兄「う…、そんなに見つめないでくれ…。恥ずかしくなるだろ…」

照れながら歩き出す俺。

妹「ああん、待ってよ、お兄ちゃん!」
兄「うおっ」

後ろから腰に手を回され、不意に抱きつかれる。

妹「お兄ちゃんと手をつなぐの?!つなぐの?!」
兄「こら!もうそんな歳じゃないだろ!」

腰の前でがっちりと組まれた妹の腕を振りほどこうとする。
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:00:33.20 ID:gYi1emaa0
妹「…つなぐの!」

ギュッと抱きしめる力が強くなる。
そして背中にふにっと妹の小さな胸があたる。

(…妹のブラコンはまだまだ健在だな)
(俺離れしなくちゃならないのになぁ)
(何より俺だって我慢してるんだし。それにこんな体勢が続いたら俺の下半身もどうにかなってしまいそうだ)
(…今日くらいはいいか)

兄「ふー、わかったよ。今日だけだぞ」

そういった途端、妹は腕を離し、指を絡ませてきた。

妹「うん、ありがとう!…本当に今日だけだから。ごめんね。」
兄「……」
(ごめんね、か。)

そうか、今日は妹の誕生日。一つ歳を取るのだ。
妹も何か思うところがあるのだろうか。
俺と同じなのか?
一瞬見せた寂しそうな表情がそう感じさせた。


兄「…で、なぜ恋人つなぎなんですか?」
妹「へへー♪」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:02:01.62 ID:gYi1emaa0
妹「えへへ?、ありがとう、お兄ちゃん!」
兄「いえいえ、どういたしまして」

結局、誕生日プレゼントは無難にネックレスに落ち着いた。
きらきらとした星形のチャームが付いた、かわいらしいネックレスだ。
小一時間悩んだ割には普通の選択になってしまったかもしれないが、彼女の元気な性格にはマッチしているように見える。

兄「悩みすぎて頭がこんがらがりそうだよ…、とはいえ、普通過ぎないかな?それ」
妹「ううん、お兄ちゃんが一生懸命選んでくれたんだから、私も一生大事にするね!」

顔を赤らめながらそう言って、ネックレスを早速身につける。
すると、顔を伏せて、俺にぴとっと抱きついてきた。
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:04:50.66 ID:gYi1emaa0
兄「お、おい…」
妹「お兄ちゃん、大好きだよ」
兄「…!!」

兄「こ、こら、他の人に見られてるだろ」
妹「ごめんね、本当にうれしくて我慢できなかったの。それに…」

俺の胸に顔をうずめる妹。腰に絡ませた腕に力が込められる。
さらりと背中に流れる髪の毛から、ほわんとシャンプーの甘いにおいがする。
何だかほっと安心するにおいだ。力が抜けてしまいそうだ。

妹「勉強もいいけどね。」
妹「だって最近ね、無理してるでしょ。緊張してるでしょ。私が緊張をほぐしてあげるから。無理しなくていいんだから。」
妹「ほら、こうすれば緊張ほぐれない?ね?」

兄「妹…」

確かにほっとする。
妹は勉強付けの俺を妹なりに気遣ってくれていたようだ。
思わず周囲を気にせず、その細い体に腕を回し、妹の体をぐいっと寄せ、耳元で言った。

兄「…ありがとう」

妹はあぅ、と呻き、ぐりぐりと俺の胸に頭を摺り寄せてきた。
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:06:49.65 ID:gYi1emaa0
妹「あ!お兄ちゃん!ゲーセンだ!ゲーセン行こう!」
兄「えー、俺、もう疲れたよ…。」

早々と疲れてしまった。昨日は仮眠で3時間しか寝てない。しかも本当は寝てる暇なんか無いのだ。勉強をしなくては…。

そう思う反面、さっきの出来事のせいか、なんだかクラクラする。
頭に血が回っていないみたいだ。
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:08:16.99 ID:gYi1emaa0
妹「いいの!お兄ちゃんと一緒にプリクラ撮るのだ!」
兄「何がいいんだかわからないが…。わかったわかった。じゃあ、プリクラ撮ったら帰ろうな?な?勉強しなくちゃならんし。」

事実だ。クラクラしている暇なんてない。俺は受験生だ。まだまだ無理をしなきゃならない。

妹「…うん、わかった。…お兄ちゃん?」
兄「ん?」

妹「大丈夫?顔、青いよ?」
兄「大丈夫だ。さ、行こ…う」
妹「お兄ちゃん?お兄ちゃん?」
兄「あれ?目の前が暗…」

バタン!!

妹「!!!お兄ちゃん!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:09:30.12 ID:gYi1emaa0
ふと目を覚ますと、小さな光と白い壁が見えてきた。
そして女の子。妹だ。

妹「あっ、お兄ちゃん!よ、よかった?!!…っぐすっ…うっ、んぅ…」

妹はひっくひっくと嗚咽をあげながら泣いていた。
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:11:17.10 ID:gYi1emaa0
腕には点滴。そして無機質な真っ白いベッド。

(病院、か…)

医者は、疲労が積み重なっただけだ、と説明していたようだ。
どうやら倒れるように眠りこけてしまったらしい。

兄「夜11時か…。」

最後に時計を見たのは確か昼の11時。12時間ほどずっと寝ていたようだ。

兄「妹のおかげで、強制的に休まされたわけか…」
妹「私のせいで、ごめんなさい…。試験控えているのに…」
兄「ん…、いや、いいんだ。俺もちょっと根詰めすぎたかもしれないな。…あ?あ、やっちまった」

額に手を当てて、呻く。
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:13:16.43 ID:gYi1emaa0
妹「うう…、睡眠不足なのを知ってて、無理に誘ったのが悪いんだよ。ひぐっ、ごめんね…」
兄「いや、それより、俺のほうこそ出かける約束を忘れててすまなかった。この日のために体調管理しておくんだった…。この埋め合わせは受験が終わってから必ずするよ」
妹「本当?今度また一緒にお出かけできる?」

ぱぁっと明るい表情になる。

兄「ああ。本当だ。でも、試験の落ち着く2月くらいまでは待ってろよ」
妹「うん…。でも、もう無理するのはだめだよ。本当に心配しちゃうんだからね」

昼の妹の様子からそれはよくわかる。妹を心配させすぎるのもダメだ。
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:15:00.81 ID:gYi1emaa0
兄「…わかった。金輪際お前を心配させない」

妹は涙を浮かべ、こくんとうれしそうに頷いた。

兄「ところで、妹だけか?」
妹「お母さんがついさっきまで居たけど一旦着替えを取りに行ったよ。12時くらいにもう一回来るって。」
兄「もう夜中だろ。全く皆で…。俺のことなんていいから、母さん戻ってきたらお前も一緒にうち帰って寝な。」
妹「いや!私のせいでこんなことになっちゃったんだし。ぐすん、一晩私が看病してあげないと。」
兄「俺ならもう寝てるだけで大丈夫だ。それにお前明日学校だろ。俺の二の舞になっちゃうぞ。」

妹「でも…」
…ぐるるるるる……
病室にふと大きな音が響く。
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:16:27.31 ID:gYi1emaa0
兄「う…」
妹「……ぷっ…、あは、お兄ちゃん、お腹すいているのね。」

涙をこすりながら、ふふっと噴出す妹。
それもそのはず。何せ昨日の朝飯以来、半日以上何も口にしていない。

妹「ちょっと待ってて。コンビニで何か買ってくる」
兄「あ、お、おい…」

妹はずびー、と鼻をティッシュで押さえながら急いで病室を出て行った。
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:18:53.90 ID:gYi1emaa0
……

妹「たっだいま!」
兄「おかえり。寒かっただろう。悪いな。俺のために」
妹「ううん、いいの。ほら、おでん買ってきたよ!」

妹「気分は悪くない?食べられそう?いきなりすきっ腹にはきついかな?」
兄「いや、そんなことはないだろう。ありがとう。」

よかった、と胸を撫で下ろす妹。

妹「それじゃあ、何がいい?大根?ちくわ?卵?みそこんにゃくもあるよ!」

そういいつつ、口を使ってパキンと割り箸を割る妹。

兄「何でもいいよ。って、お前が食べさせるんかい!」
妹「いいじゃん!ほらぁ」

妹は大根を箸で小さく切って、つまみ、小さな口でふーふーと息を吹きかえる。
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:21:05.71 ID:gYi1emaa0
妹「あーん?」
兄「恥ずかしいな…。あーん。?んんんんあちゃちゃちゃ!!!」

顔に思いっきり大根が付いてしまった。

妹「!!ごめんなさい!誰かに食べさせる、なんてやったことなかったから…」
兄「あちち…、まったく…。だから、自分で食べるから、いいって!」
妹「いや!私が食べさせるの!」
兄「もう、いいよ、それくらい自分でやるから大丈夫だ。」

本当にもう大丈夫なのだ。箸をくれ、と、手を妹に伸ばそうとする。

妹「む?、じゃあね、こうする」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:23:21.41 ID:gYi1emaa0
何を思ったか、その大根を自分の口の中にいれ、噛みだした。
君が食べちゃうの?と思った瞬間、妹は体を乗り出し、俺に顔を重ねてきた。

兄「ちょ、おまえ…んむっ!むぐっ!っ!」
妹「むっ…、むにゅ……」

唇の柔らかい感触。妹の少しだけ汗ばんだような、いいにおいが鼻をくすぐる。

妹「ぷあっ。…どう?これなら食べられそう?」

口移し。

暖かい大根が妹の唾液と主に俺の口の中に入ってきた。
大根に染みたおでんの味と、どこか甘い、妹の唾液の味。
いきなりの出来事に目の前が真っ白になった。
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:26:41.28 ID:gYi1emaa0
…鼓動が早くなるのがわかる。
部屋中に俺の心臓音が響きそうな錯覚に陥る。

口移しとはいえ、生まれて初めてのキス。マシュマロみたいな感触。かわいい舌。甘ったるい妹の唾液。
ただ、いきなりすぎる。また眩暈がしそうだ。

兄「ちょ、ちょっと待てって!さすがに!ちょ」

と言った矢先、

兄「むぐっ!っっ!」
妹「んむ…むむっ、んむ…ちゅっ」

また唇をふさがれる。
今度は卵だ。

妹の顔は、茹でられたように赤くなっている。
天真爛漫な妹。飛びぬけに明るい妹。
その妹にキスをされてしまった。
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:28:41.61 ID:gYi1emaa0
妹「…どう?おいしい?」
兄「…ああ、おいしい…よ。」

俺は努めて冷静に応えた。が、語尾が少しだけ震えた。
妹は、えへへ、と、とびっきりの笑顔で笑いかける。

…なぜ妹は俺にこんなことをするのだろう、そう疑問を感じる一方で俺の中の何かがはじけた。
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:31:14.29 ID:gYi1emaa0
妹「へへ、よかったぁ♪」
兄「…他のも食べさせてくれないか?」
妹「じゃあ、ちくわかな」

耳まで顔を赤くした妹はちくわを一口噛むと、何度か咀嚼し、また口移ししてくれた。
そのとき、俺は妹を思いっきり抱き寄せた。

妹「んむっ!?むむぅ…ちゅっ、れろ、ちゅっ」

すこし強引に、思いきり舌を入れる。味蕾におでんの味と妹の味の両方を感じる。

本当においしい。おでんも、妹の唇も、舌も、唾液も。

絡ませている舌に全ての意識を集中させる。
理性に取って代わり、今まで抱いたことのない桃色の欲望が俺の脳味噌を支配しつつあった。
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:32:45.70 ID:gYi1emaa0
兄「んちゅ…、れろ」
妹「んんんっ!?舌ぁ…んぅ…。」
兄「ごくん。れろ、む、んちゅ…」

ちくわを食べ終わると、長いキスが始まった。
しばしの沈黙。くちゅくちゅと舌が絡み合う音だけが部屋中に響く。

お互い初めてであろうディープキス。
不器用ながらも、舌を吸い合い、絡めあわせる。
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:34:43.09 ID:gYi1emaa0
妹「舌、おいひい…、んふ、んちゅ、くちゅ」
兄「んむ、じゅる、ちゅっ」
妹「んんん…、ちゅちゅっ……んん?…んむぅっ、ごくん、ごくん」

そして唾液を思いっきりためて、妹の口に送ってあげる。
それを妹はびっくりしながらも飲み込んでくれた。

妹「ん…む!ぷあ…」

絡ませた舌を離し、口を開けたまま顔を離す。
お互いの舌と舌の間に糸がテロりと光る。

兄「ぷは。いきなりすまん。なんだかもう…」

そういうと、妹は人差し指でぴとっと俺の口をふさいだ。
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:36:26.04 ID:gYi1emaa0
妹「お兄ちゃん、好きだよ」

頬を紅潮させながら、透き通るような瞳で俺をまっすぐと見つめ、言った。

妹「いつも一生懸命なお兄ちゃん。ずっと我慢してたけど私ももう我慢できない。大好きなの」

感情に流れてしまいそうなところだが、まだかろうじて残る理性を働かせる。

兄「俺ら兄妹だろ…。やっぱりダメだよ、こんなの。それにこんな俺のどこがいいんだよ。こんな俺の…」
妹「ううん。こんな、なんて言っちゃ嫌。私知ってるんだから。いつも朝まで勉強頑張っているお兄ちゃん。私のわがままに付き合ってくれるお兄ちゃん。疲れているのに一生懸命私のプレゼントを選んでくれるお兄ちゃん。自慢のお兄ちゃん。」
妹「私の憧れの人。それがお兄ちゃん。兄妹なんて関係ないの」

妹「大好き」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:38:30.22 ID:gYi1emaa0
兄「妹…」

妹「んちゅ…、ちゅっ」

思わず抱きしめ、もう一度軽くキスをする。

兄「んん…、俺も好きになっちゃいそうだ…。いや、」

昨日の妹のことを考える。
スカートを抑えて恥ずかしがる妹。手をつなごうとしてくる妹。
思いっきり抱きついてくる妹。わがままながらも俺のことを自分なりに気遣ってくれている妹。
同時にそこには妹の愛を拒もうとし、何かに我慢する俺が居た。

兄「……そうか。俺も無意識に我慢していたんだな。」

そう一人ごちて、言う。

兄「…俺も我慢できない。好きだ」

妹はその紅潮した頬に涙を伝わせながら俺に抱きつき、再びお互いに舌を押し付けあった。
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:39:50.75 ID:gYi1emaa0
兄「ところでさ」
妹「ん…?」

眠いのか、キスのせいなのか、妹の目はトロンとしている。

兄「改めて言いますが、俺だって健全な高校生です」
妹「うん」
兄「で、これ、どうしよう」

妹の手をとり、ためらうことなく自分の股間へ持っていく。

妹「?っ!!?」

大きく目を見開く妹。かなり驚いているようだ。

妹「ちょ、これって…」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:42:02.65 ID:gYi1emaa0
兄「服越しでもわかるだろ?何とかしてくれないか?もう我慢できないだよなぁ」

いたずらっぽく言う。

妹「ううう???」

俺の理性もほぼ飛び掛っている。ダメだ、と思いながらも妹にいたずらしたくなった。

妹「…わかった」
兄「お、おい、マジかよ。冗談だよ」
妹「いいの。お互い大人のキスまでしたんだよ。もう戻れないよ」

相変わらず顔を真っ赤にしながら毅然とそういうと、布団を剥ぎ、それを足元でたたむ。
そしてちょっとためらってからもぞもぞと俺の患者衣を脱がさせた。
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:44:46.70 ID:gYi1emaa0
ぶるん!
はちきれそうな俺の分身がパンツから飛び出す。

妹「??!すごいおっきぃ…」
妹「こんなの見たことない…。何でこんなにひくひくしてるの…?」
指で恐る恐るつつく妹。

俺も躊躇うが、もう引き返せない。
覚悟を決めた。

兄「妹。無理するなよ。やり方はわかるのか?まずは手で…」
妹「うん…知ってる。クラスの子が話してた。友達がえっちなビデオもたくさん見せてくれたし。私にまかして」

そういうと妹はベッドに上り、俺の股間の間にちょこんと正座し、決死の表情で俺のものをぎゅっと握り締める。
か細い指が俺のモノをなぞり、亀頭をつつき始めた。
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:46:04.33 ID:gYi1emaa0
兄「うっ、妹…、いきなりそれは…。」

正座の体勢から俺のほうに向かって屈みこむ。

妹「んむ、んむ、んちゅ、れろ…、はぁぁ。お兄ちゃんの、すんごい硬い…」

話しながら手は休ませない妹。
裏の筋から入念に舌を這わせ、指で亀頭を刺激する。
時々舌を離しては、小さな右手で俺の硬くなった肉棒を握り、心地よいリズムでしごく。
左手は睾丸をマッサージしている。

兄「??!!!」
真っ白になるくらい気持ちがいい。
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:47:27.22 ID:gYi1emaa0
くちゅっくちゅっ
濡れた音が小さく響き始めた。

妹「あ…、なんか先っちょからでてきたよ。」

そういうと、舌を尿道に押し当て、ぺろぺろと舐め始める。

兄「こら、汚いぞ…。昨日から風呂入ってないんだから…」
妹「夏じゃないんだし、大丈夫だよ。それにお兄ちゃんの体で汚いところなんてないんだよ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:48:56.48 ID:gYi1emaa0
そういうと、今度は俺のアナルを指でつつきだした。

兄「うっ…、こら、そこは本当に汚いぞ」
妹「大丈夫だよ、ほら」

指を口に含み、唾液を纏わせると今度はその指を俺のアナルに挿入してきた。

兄「??ぅ!!!こら?っ!」
妹「あはは、お兄ちゃん、かわいい…」

初めての感覚。被挿入感、とでもいうのだろうか。悔しいが気持ちいい。腰が抜けそうだ。
そのまま挿入した指をくねくねと動かしながら、裏筋を這わせていた舌を今度は亀頭に移動させてきた。
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:50:44.76 ID:gYi1emaa0
支援ありです。


兄「うっ…、やべ…」
妹「気持ちいいの?お兄ちゃん?」

神経の集まっている部分を入念に舌でつつかれ、舐められる。

つんつん。つんつん。ぺろ。

糸を引かせながら、妹は舌で俺のものを弄り倒す。
つつくたびに刺激が走る。どうにかなっちゃいそうだ。

兄「うぐっ、ああ…」

びくんびくんと波打つ肉棒。これまで感じたことのない快感が背中を貫いていた。
もはや呻き声しか出せない。
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:51:46.26 ID:gYi1emaa0
妹「くすくす、お兄ちゃん、本当に気持ちいいんだね、ほら」

亀頭をつついていた舌を一旦離し、今度は手で亀頭を包み込む。
そのまま亀頭をしごきだし、ぐちゅぐちゅという音が病室全体に響き渡った。

妹「こんなに濡れてる…うれしい…」

トロンとした表情の妹。顔は紅潮し、目は潤み、とても卑猥に見える。

兄「妹…」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:54:28.07 ID:gYi1emaa0
妹「ふふふ。あーん…はむ」

すると、今度は亀頭を小さな口で全て包み込み、そのまま舌でなめ始めた。

妹「ふふん、ほにぃいひゃんのひんひん、さっひよひおおひふなってふ…」

そう言いながら、口をすぼめ、カリを唇に引っ掛けながら前後にピストン運動させる。
ぐちゅっ!ぐちゅっ!卑猥な音が病室に大きく響く。
時々ピストンをやめ、舌を尿道にねじ込み、蹂躙する。

腰を浮かせ、あまりの快楽に負けそうになるが、必死に我慢する。

妹「んむっんむっんむっ、…じゅる」
妹「ぷはっ、ぐぷ…むっむっ…うぅっ」
妹「じゅるじゅる、んう、むっ、ぷはぁっ」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:56:42.59 ID:gYi1emaa0
妹の唇が熱くいきり立った肉棒を蹂躙するたび、接合部の隙間から俺の先走りと妹の唾液が混じったものがとろとろと流れ落ちる。
妹はそれを手で受け止め、自分の口に運ぶと、ごくんとのどを鳴らし飲み込んだ。

妹「ふふっ、おいしい…っ」

そう言って口を離し、手でぐちゅぐちゅと肉棒を刺激した。

兄「ぐっっ。う…ダメだ、もう、いきそうだ…!」

ぶるぶると俺のモノが震えだす。
すると、すばやくピストンさせていた手を止め、思いっきり肉棒を握り締めた。

兄「うっ!?」
妹「…まだだぁめ♪ふふふ…」

いたずらっぽい、小悪魔のようないやらしい表情をして、俺に微笑む。
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 23:58:46.82 ID:gYi1emaa0
すると、妹は体を起こし、俺の横に移動してきた。
右手は熱く火照った肉棒を思い切り握り締めたまま、淫靡な表情をいっぱいに浮かべ、顔を俺に重ねてくる。

妹「ん…、ちゅっ、んむ、ぅぅ」
兄「じゅる、ちゅっ…」

お互いに舌を絡めあい、唾液を交換しあう。
妹の表情は恍惚としている。
すると、俺自身を握り締めていたか細い指が動き出した。

妹「お兄ちゃん、大好きだよ…!」

ずちゅっ!ずちゅっ!
手の動きが激しくなり、頭の中が真っ白になる。

兄「俺もだ…。好きだぞ」
妹「大好きぃ…」

妹はうるうると瞳に大粒の涙を浮かべ、俺のモノをしごきながら唇をふさぐ。
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:00:07.17 ID:Rbvmz02R0
兄「ぐっ、ぅぅ、で、射精るっ!」

びゅくんびゅくん!!

熱い迸りが飛び出す。それは俺の胸を超え、妹の紅潮した白い頬にべちゃべちゃっと付いてしまった。

妹「きゃぅ!!…びっくりしたあ。うう…、お兄ちゃん、すごぉい。出しすぎだよう…」

最近勉強ばかりで自慰さえしていなかったせいか、本当にすごい量だ。自分でも驚いてしまった。

兄「す、すまん…。あまりにもすごくて」
妹「ふふ、いいんだよ。私のフェラで気持ちよくなってくれたんだね」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:01:43.80 ID:Rbvmz02R0
そういうと妹は頬に付いた精液を指で掻き集め、躊躇うことなく自分の口に含み、くちゅくちゅと口の中で噛み締める。

妹「ほーらぁ♪んべぇ?」

恍惚とした表情で俺に口の中を見せ付ける。

小さな口の中で精液と唾液が混じったものが纏わりつきながら糸を引き、舌の上にべっとりと精液がたくさん乗っている。
白く照っている唇がとても艶かしく、テロテロと光を反射していた。
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:03:29.00 ID:Rbvmz02R0
兄「うわ…、妹、エロすぎ…」

再び口を閉じ、もう一度くちゅくちゅとする。

妹「ふふ、あっふぁふぁ?い♪」
兄「ティッシュティッシュ!ほら!これに吐き出せ」

急いで近くにあったティッシュを差し出す。

妹「…んく、むむ…すごひねばねばふる…んむ、むむむ…ゴクン////」

思い切り喉を鳴らし、飲み干される。
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:04:13.83 ID:Rbvmz02R0
妹「ぷぁっ。へへへ、せーえきってちょっと苦いんだね。ほら」

舌をべろん、と出し、飲みきったよ、といわんばかりに俺に見せ付ける。
やはり無理していたのか、ほんのり涙を浮かべる妹。

兄「…!!妹ー!!!」
妹「ちょ、お兄ちゃん!?」

感極まり、邪魔な点滴の針を振り切る。
思いっきり妹を抱きしめ、キスをした。
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:05:16.69 ID:Rbvmz02R0
……
……

あれから、1週間、俺は相変わらず勉強ばかりしている。
実の妹とあんなことをしてしまい、気まずい感じになる、と思いきや、そんなことは微塵もなかった。
むしろ告白しあったことで今まで以上に仲良くなってしまっていた。

兄「これでよかったのかなぁ…。でも妹と付き合うなんてのは無理だよなぁ…」
兄「でもなぁ…、やっぱり好きなんだよなぁ…。はぁ、どうすれば…」

ペンで赤本をぐりぐりしながら悩む。
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:06:35.98 ID:Rbvmz02R0
兄「…いかんいかん!勉強しなくては!あとこれだけ解ければ赤本3週目が終わる!」

再び机に向かおうとしたその時。
がちゃ!
ノックも無しにいきなりドアが開き、振り向くとパジャマ姿の妹が入ってきた。

妹「ほらぁ、お兄ちゃん!もう12時だよ!さっさと寝なさい!」
兄「あ、いや、妹、ちょっと待って!あとこの一ページだけだから!」
妹「だぁめ!私を心配させない、無理しないって自分で言ったでしょ!」
兄「う…」

妹「それに、早く寝ないと…、受験に使うその体力、全部取っちゃうよ…?」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:07:48.08 ID:Rbvmz02R0
兄「…え??」
妹「わかんないかなぁ?この友達ちゃんが作ってくれたバイブルさえあれば…」

なにやら小さめのノートをちらつかせる。どうやらバイブルとやらのようだ。

兄「…!わかったわかった!寝るよ!…ったく、あのときの凄まじいテクニックといい、バイブルといい、その友ちゃんっていう子、とんでもないな…」
妹「ふふふ、分かればよろしい。じゃあ、さっさと布団にはいる!ほら!」

半ば強制的に布団に押し込められる。

兄「むむむ…、あと一ページだったのに…」
妹「諦めが悪いなぁ!もう…」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:08:50.20 ID:Rbvmz02R0
ちゅっ

兄「っ!」
妹「…ん」

いきなり唇に柔らかい感触。
歯磨きしたばかりなのだろうか、清涼感漂うミントの味。

一週間ぶりのキスだ。
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:09:52.78 ID:Rbvmz02R0
妹「この間のふぇらちモゴモゴ…気持ちよかった?」

唇を離し、俺の耳元でこしょこしょと語りかける。
恥ずかしいのか、しっかり言葉にしてくれない。

兄「…あ、ああ。正直言って最高だった」
妹「よかったぁ♪本番はとんぺーに合格してからだからね」
兄「わ、わかった。頑張るよ」

妹「ふふ、お休み、お兄ちゃん!明日も勉強頑張ってね!」

そういうと、妹は灯りを全て消し、呆然とする俺を残して部屋から出て行った。



続く?
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 00:14:01.10 ID:Rbvmz02R0
これで一旦終わりです。
こんな稚拙な文章に付き合ってくださった奇特な方々、ありがとうございます。

淡々と貼っていきました。
全然セクロスさせてないです。
中途半端なエロでごめんなさい。

しかもべたべたなネタですみません。

それにスレに貼っていくと思ったより短く感じますね…
これでも文章量多くしよう、と思って頑張ったのですが…

今続き書いてます。
人様に見せられるようなのが書けたらまたスレ立てしようと思います。
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 01:39:43.86 ID:ZYTE7AQm0
普通に面白かったし、エロなくても悶えれてよかった、また楽しみにしてる 
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 03:16:32.85 ID:dGU/OKO60
大層乙であった
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 06:57:33.91 ID:xsNNHZbnO
おっつ
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/25(土) 09:40:50.03 ID:ZGQY3fEh0
おもしろかったねー!

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