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黒子「また……ですのね」【夕飯編】

ライトノベル新刊情報サイト「ラノベ総合案内所」が出来ました.

778: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:29:17.33 ID:iI8JaC0o0
代わりに俺の夕飯の話なんてどうかな?

781: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:30:25.19 ID:WhwgNdEMO
>>778
期待
783: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:31:51.04 ID:oIB1hatNO
>>778
早くしろよ味噌汁が冷めちゃうだろ
785: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:34:52.27 ID:iI8JaC0o0
俺「今日の夕飯は…と」

時刻は16時、日も暮れかかり一日の終わりが見え始めた頃、
俺は今日の夕飯のことを考え始めていた。

コーヒーをすすりながら考え始めて10分、俺は財布を手にし立ち上がった。

そう、“食材”を買いにスーパーへと向かうために。
787: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:37:46.48 ID:31gYJC4EO
>>785
本当に始めるなwww
790: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:42:16.89 ID:iI8JaC0o0
いつものスーパーは人で溢れ活気付いている。
寄り添う老夫婦、走り回る子供、食材の相談をする新婚の夫婦だろうか、
様々な人間模様が、この狭い空間に集約されている。
そんな風景の一つとして、独り身であるこの俺もここに存在しているのだ。

そんなとき、ある老婆の言葉が俺の耳を突き刺した。

「昨日鈴木さんと食べたきしめん、美味しかったのよ。」


ククク…
きしめんか、それも悪くない。
更に、ナスの天ぷらにネギを加えた『鍋焼き』なら尚良いだろう。

早速具材を調達した俺は、レジへ向かうのだった。
こうして俺の、2010年11月7日の夕飯は始まるのだった。

                                       おわり
791: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:46:10.29 ID:oIB1hatNO
みじけーよまだ食べ終わってねーよ
794: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 17:52:19.97 ID:K+8oKe5u0
何が起こってるんだこのスレwwwww
796: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 18:04:46.34 ID:sEmpnjhr0
>>790
乙!後味の良い話だった!
晩飯に対する視野が広がったよ
805: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 18:29:40.15 ID:l0C3aRCs0
ここで終わるのも一つの形かもしれないが、個人的には解決編があった方がもっと評価できる
個人的には解決編があった方がもっと評価できる










個人的には解決編があった方がもっと評価できる
806: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 18:35:00.75 ID:RwTTN+B90
解決編と言ったって、もうどんでん返しする余地もないのだから
上条さん心理掌握のところに乗り込んで説教そげぶしてるのと並行して
ボロ雑巾のようになった黒子を御坂が回収するくらいしかなくね?
読んで何か楽しいの?
807: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 18:37:50.86 ID:iI8JaC0o0
俺の夕飯の解決編なら
822: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:38:07.56 ID:iI8JaC0o0
店員「80円、130円、合計…円になります。」

俺「はい」

店員「ポイントカードお持ちですか?」

俺「!」

俺「…ポイントカードは」

店員「!!」

俺「持って…」

俺「持っていません!」

店員「ありがとうございましたー」

こうして俺は、『鍋焼き』に必要な食材を無事手にすることが出来た。
これはつまり、戦いの火蓋が切って落とされた事を意味していた。
824: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:42:17.48 ID:iI8JaC0o0
ひどく重い自宅の扉を開くと同時に、俺は行動を開始した。

今使わない、この先の未来で活躍するであろう食材は冷蔵庫へ封印。
そして、『鍋焼き』を生成することに必要な食材のみがテーブルの上へと並べられた。

これからこの食材達が、あの老婆が鈴木さんと食べたきしめんへとその姿を変え、
俺の舌の上で転がされ、食道をなめまわし、俺の腸へ心地よい質量を与えてくれる。

「へへへ…」
柄にも無く声が漏れてしまった、よだれまで出ている。
きしめんが、『鍋焼きが』俺に与える期待感は想像以上のものだった。

汚れた欲望を飲み込むと俺は、
右手に刃物を携え、左手で火を起こした。

??臨戦態勢である。
827: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:45:40.20 ID:iI8JaC0o0
それからの攻撃は、一方的なものであった。

成す術なく切り刻まれるネギ。
一振りでかち割られる卵。
そしてきしめん。

こいつらの泣き叫ぶ声は誰にも届くことなく、
俺が、俺の左で起こした火により熱湯へと変貌を遂げた水中へと投げ込まれた。

??元々はばらばらだったこいつらが、今ひとつになろうとしている。
??俺は、自然界に存在し得なかった何かを作ろうとしている。

高揚感。
この特別な感情に飲み込まれないよう、極限の、ぎりぎりの状態で自我を保ちながら、俺は

蓋を
土鍋の蓋を

した
829: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:46:26.77 ID:arwQge1F0
夕飯解決編ですか!?
830: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:47:52.91 ID:ncQjaXCe0
夕飯編おもしろいな
831: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:48:57.50 ID:K+8oKe5u0
夕飯解決編吹いたwwwww

まあどっちも面白そうなんで読んでる
832: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:50:12.57 ID:iI8JaC0o0
あれからどれくらいの時間が経ったのか。
もう奴らの悲鳴は聞こえない。いや、元々聞こえなかったのかもしれない。
欲望に蝕まれた俺自身がもたらした幻覚だったのか…あるいは。

そして時は来た。
俺は土鍋の蓋、いや、もはやこれは土鍋などと言う代物ではない。

『パンドラの鍋』

恐らく、この蓋を持ち上げたその瞬間に
あらゆる欲望に飲み込まれ、自我を失うことだろう。
しかし、今はそれさえも厭わない。このパンドラの鍋は、俺自身が望んだ結果なのだから。

もしかするとこれがこれまでの俺自身との今生の別れかもしれない。
この蓋を開けてからの俺は、今までの俺とは違う、もっと別の何かになっているかもしれない。

そう考えて念入りにテーブルをふいた。
自分の熱を冷ますために用意したハイボールを開けた。
そして、子供のときから慣れ親しみ口にしてきた???納豆を、混ぜた。
834: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:53:51.26 ID:iI8JaC0o0
そして、俺の二つの眼球はしっかりとパンドラの蓋を捕らえた。
これまでの俺とこれからの俺、今この瞬間、俺の中には二人の俺がいる。
が??自我を失うことよりも、手を火傷することを恐れた俺は

ミトンを手に、装着した。

360度からミトンを備えた手を確認し、やけどの心配が無い事を確認した。
そしていよいよ、俺の手は、ミトン越しにパンドラへと、禁忌へと触れた。

解放のときが、来る??
835: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:54:25.54 ID:arwQge1F0
ごくり
839: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 20:57:50.55 ID:iI8JaC0o0
?エピローグ?

蓋を開けてからの記憶は無い。
しかし一つだけ覚えていることがある。

『昨日鈴木さんと食べたきしめん、美味しかったのよ。』

スーパーで聞いたあの老婆の言葉は、真実だった。
嘘偽りも穢れも何一つない、この世で最も信頼のおける言葉だったのだ。
そして俺は、今までの俺を失うことなく今こうして、この喜びを噛み締めている。

「明日は何を食べようかな。」

迫り来る月曜日にこの小さな体を震わせつつも、
この満足感と幸福感と、そして明日への期待とが俺を支えるのだった。

ありがとう、きしめん。

                             おしまい
840: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/07(日) 21:00:29.35 ID:arwQge1F0
>>839
乙でした!朝飯編待ってます!
870: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/08(月) 05:08:30.62 ID:qCUQwDZtP
晩飯書いた奴は才能の不法投棄すぎる

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