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御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」【5】

ライトノベル新刊情報サイト「ラノベ総合案内所」が出来ました.

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 22:54:20.14 ID:aZMWKK500
――――御坂家


滝壺「インデックスさん――だっけ? まだ来ないね」

美琴「そうね。そろそろ来ても良い頃あいだと思うんだけど……」


ピンポーン


滝壺「あ、噂をすれば」

美琴「はーいっ! 今行きまーす」(パタパタ


ガチャ


禁書「みこと、久しぶり」

アクアリウム「こんにちは」(ペコ

美琴「久しぶりね、インデックス、アクアリウムちゃん。ローマから遠路はるばるお疲れさま」

禁書「それじゃあ、今晩、アクアリウムのことお願い出来るかな?」

美琴「ええ、安心して。なにせ、『超電磁砲』と『AIM追跡』が居るのよ?」

禁書「とっても心強いね」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:00:11.14 ID:yUo/EoRl0
そういや若い世代にレベル5いるのかねぇ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:00:14.11 ID:aZMWKK500
美琴「アクアリウムちゃんのことは心配しないで、いってらっしゃい」

禁書「…………」

美琴「……インデックス?」

禁書「うん、いってくるんだよ」

黄泉川「そろそろ時間になるじゃんよ、シスターさん」

禁書「……アクアリウム、いい子でお留守番しててね?」

  「おかーさま、ちゃんと帰ってくるから」

アクアリウム「…………」

      「うん、待ってる」

美琴「さぁ、アクアリウムちゃん。おいで」

アクアリウム「お世話になります、美琴さん」

美琴「広い家じゃないけど、ゆっくりしていってね」

アクアリウム「……はい」

禁書「―――いってくるね」

アクアリウム「―――うん、いってらっしゃい。おかーさま」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:10:01.64 ID:aZMWKK500
滝壺「あ、アナタがアクアリウムちゃんね。
   はじめまして、わたしは滝壺理后っていうの。よろしくね」

アクアリウム「こんにちは滝壺さん。アクアリウム・ブゾーニです」

滝壺「あら、とってもお行儀がいいんだね」

美琴「アクアリウムちゃんは昔からそうなのよ。
   ほんと、ウチの子どもたちにもに見習わせたいモンだわ」

滝壺「麻琴くんも美子ちゃんもいい子たちじゃない」

美琴「うーん、麻琴は最近反抗期に入り気味だし、美子は美子であまえたがりだし……」

滝壺「そんなもの?」

美琴「そんなモンよ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:12:14.09 ID:aZMWKK500
アクアリウム「…………あれ?」(キョロキョロ

美琴「アクアリウムちゃん? どうしの?」

アクアリウム「あの、美子ちゃんと麻琴くんは……?」

美琴「ウチの子たちいまおじいちゃんの家に遊びに行ってて……」

アクアリウム「――――そっか」

美琴「その、ごめんなさいね」

アクアリム「ううん、いいの」

滝壺「アクアリウムちゃん、滝壺おばちゃんが絵本呼んであけようか?」

アクアリウム「……本当?」

滝壺「本当だよ」

アクアリウム「…………」

       「…………」(ガサゴソ

      「この絵本、よんでもらえたら嬉しいな」(スッ

滝壺「ええ、もちろん構わないわ」(ニコ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:13:35.36 ID:bs2OJ9dT0
おばちゃん
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:15:12.26 ID:Ss2LOQa0O
死別したら名字ってどうなるんだっけ?
戻すかどうか選択できるんだっけ?
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:15:33.49 ID:aZMWKK500
滝壺「―――昔々あるところに、王子様とお姫さまが暮らしておりました……」

アクアリウム「……………」




美琴(…………)

  (なんか、アクアリウムちゃんの様子がおかしいのよねぇ)

  (確かに家の美子よりは大人しい子だけど……)

  (あまりにも、静かすぎる)

  (…………)


美琴「ちょっとごめんなさい。電話してくるわね」

滝壺「? うん、いってらっしゃい」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:18:15.47 ID:PmdY1S810
>>15
戻らないのが基本
希望すれば戻せる
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:20:42.17 ID:XbGhQjf10
ところでその絵本とか何語使ってんの?
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:22:51.70 ID:aZMWKK500
Prrrrrrrrrrrr、prrrrrrrrrr


当麻『はいはい、上条さんの携帯ですよー?』

美琴「上条って……、アンタは御坂当麻でしょうが」

当麻『口癖みたいなもんだよ』

美琴「一人称が上条さんってどうよ?」

当麻『ま、いいだろ別に。それより電話してきたってことは何か俺に用事でもあるのか?』

美琴「…………うん。ちょっと、ね」

当麻『うん? やっぱオマエもこっちにくるのか?』

美琴「違うわよ。あのね、当麻」

当麻『なんだよ』



美琴『――――今から、大至急、学園都市まっで戻ってきてくれない?』
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:32:35.45 ID:YBP3XsLa0
久しぶりにSS書く気になったぜ。
いっちょ書いてみるかな。
ポメラDM20の初仕事だ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:35:19.54 ID:aZMWKK500
――――窓のないビル、周辺


ブロロロロロロ…、キキッ。ガチャ。


黄泉川「さぁて、木原から頼まれた案内だけど、警備員である私にできるのはここまでじゃんよ?」

禁書「……? 窓のないビルは何処にもないんだよ?」

黄泉川「見えないけど、確かに近くに存在しているじゃん」

禁書「防護結界でも張っているのかな。……でも、それなら私が解析できない訳がないし……」

淡希「AIM拡散力場やらなんやら色んなものが絡んでから、説明するのも面倒だからそこは省いてもいいでしょう」

禁書「え、えーあいあむかくさん……??」

黄泉川「やけに不機嫌じゃんよ『案内人』。オマエも休日返上で統括理事長に借りだされた口か?」

淡希「ええ、そうよ。せっかくの御休みが、急な来客がきたせいでおジャンになったわ」

禁書「そ、その。ごめんなさいなんだよ……」

淡希「別にいいわ。昔からこういうことには馴れているから」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:45:27.96 ID:aZMWKK500
淡希「まったく、昨日の夜から何度ビルを往復すればいいのかしらね」(……ハァ

黄泉川「さっきから引っ切り無しに誰かかしら出たり入ったりしてるからな」

淡希「そこのちっこいシスターさんと、どこぞの司教さんと『案内』すればひと段落だけどね」

黄泉川「また警備員の配置等の仕事が終わってないからわたしは一旦戻るけど、全て完了したら私の『案内』も頼むじゃん」

淡希「―――なるべく早くしてよね。何度も何度も『案内』に能力使うのは疲れるのよ」

黄泉川「了解。それじゃ、シスターさん。わたしはココで一旦失礼するよ」

禁書「うん。ここまでありがとうなんだよ」

黄泉川「いえいえ」(スタスタスタ
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:50:51.61 ID:SNKEsg/10
インデックスちっさいままなのかwww
少しは背伸びてると思ってたwww
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:56:48.64 ID:uzQS+dUm0
逆にあわきんがでかすぎるんじゃね?
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/13(水) 23:59:57.26 ID:aZMWKK500
――――窓のないビル、室内


アレイスター「……………」(メルメル

――

to ハナちゃん
from ハニー

tilte 君を想う



広大な空に、君の清い心を
飛び立つ鳥に、君の可憐な奔放さを
そよぐ風に、君の柔らかな優しさを
静かな大地に、君のまっすぐな正義を

世界のすべてに君を当てはめ、君を想うよ

心からあふれ出てくるさまざまな感情を詩にのせよう
君に伝えたいと願う全てをこの詩にのせよう

詩が声となり音となり言葉となtt←

―――
 
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:01:53.85 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「―――声となり音となり言葉となって響くだろう」(メルメルメル


――――ヒュンッ


淡希「ますは『里帰り』してきたシスターを連れて来たわよ」

禁書「ひさしぶりだね、アレイスター――って」


淡希・禁書「「なにしてるの?」」


アレイスター「ッ!!」(ビクゥ!!!
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:02:37.96 ID:ywCA73qP0
前スレ>>1000良かったねw
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:04:04.64 ID:PT1jBOfA0
ポwwwエwwwwムwwwwwww
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:06:15.65 ID:KFNC9yfN0
最悪wwww
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:11:28.66 ID:Kg4QpKut0
淡希「…………」(ヒュン

アレイスター「あっ! 私の携帯電話が……!!!」

淡希「 『広大な空に、君の清い心を
    飛び立つ鳥に、君の可憐な奔放さを
    そよぐ風に、君の柔らかな優しさを
    静かな大地に、君のまっすぐな正義を』 」

アレイスター「『案内人』! 私の携帯を返せ! あと朗読するなぁああああ!!!」

禁書「どれどれ、わたしにも見せてほしいんだよ」

アレイスター「まて、禁書目録!!」

禁書「 『世界のすべてに君を当てはめ、君を想うよ
     心からあふれ出てくるさまざまな感情を詩にのせよう
     君に伝えたいと願う全てをこの詩にのせよう
     詩が声となり音となり言葉となtt』        」

アレイスター「オマエも朗読するなぁぁぁああああああああ!!!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:14:01.17 ID:fLIMBygH0
【絶対記憶領域に永久保存されました】
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:14:04.82 ID:wYh/oJx10
インデックスに見られたら永久保存確定じゃないですか
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:14:20.07 ID:PT1jBOfA0
こんなにも座標移動が役に立ったSSはあるだろうか
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:15:13.11 ID:ywCA73qP0
もう完全にコメディ方面だね、アレイスター
初春の相手になった時点でアレだったけど
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:17:47.74 ID:Kg4QpKut0
淡希「…………フッ」

アレイスター「い、いま鼻で笑ったな! 私のハナちゃんへの恋唄を見て鼻で笑ったであろう!?」

淡希「ベっつにー(笑)」

アレイスター「…………」(クスン


禁書「………………いんだよ」(ボソ


淡希「……シスター?」

アレイスター「……?」


禁書「とっても素晴らしい詩なんだよ、アレイスター! わたし感動したんだよ!!」

アレイスター「禁書目録……っ!」


淡希「…………うっそぉ」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:27:46.40 ID:Kg4QpKut0
禁書「詩にのせてってところが一番いいなって思ったんだよ!」

アレイスター「そ、そうだろう! オマエはこの恋詩に隠されたハナちゃんへの深い愛がわかるんだな!」

禁書「もちろんだよ! 第一節も素晴らしいとしか言いようがないかも!!
   『世界に存在するものそれぞれに、恋しい相手の面影が浮かびます』ってことでしょ? とってもロマンチック!!」


淡希「…………」

  「あんな、くっさくて砂糖吐きそうになるポエムの何処がいいのかしら……」

  「駄目だ、私にはさっぱり理解できないわ……」


アレイスター「禁書目録……っ!! 君は私が思っていたより話のわかる女性ではないか…っ!!」

禁書「アレイスター、アナタとは一度、文学についてじっくりと討論を交わしてみたいものなんだよっ……!!」


淡希「他の人の『案内』もあるから私はもう戻るわ……てコイツらまったく聞いてないわ」

  「まぁ。いいけど」(―――ヒュン
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:29:44.20 ID:ywCA73qP0
科学と魔術が理解し合う瞬間
そしてやはり、そこには初春の存在が関わっていたのであった
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:33:00.00 ID:5E669Fd+0
インデックスも愛に飢えていたのかな、と思うととたんに切なくなった
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:35:03.05 ID:rruV/tb7O
>>37
初春さんマジパネェっす!
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:41:17.64 ID:Kg4QpKut0
禁書「―――それにしても意外だったかも。アナタにも、愛する人ができていたんだね」

アレイスター「私自身も、今でも信じられないさ。わたしがこれほど夢中になれる人と出会えたことを」

禁書「羨ましいな。こんなにも素敵な詩をつむげるほど、素敵な恋をしているをしているなんて」

アレイスター「…………魔術師として統括理事長として長い間生きて、私はある意味『完璧な世界』を求めていたように思う」

禁書「完璧な、世界」

アレイスター「そうだ。だからこそ、世界の裏で暗躍し謀略を巡らせた。
       しかし、もがいて足掻いて他者を蹴散らし続けた私が最終的にたどり着いた『完璧な世界』は―――彼女だった」

禁書「……アナタの世界は、その人によって完成したんだね」

アレイスター「ああ、ようやく手に入れた私の至高の宝だよ」


禁書「――――私の世界は、どうやったら完成するんだろう」


アレイスター「…………」

禁書「あの人と結婚して、娘を授かって」
  
  「小さいけれど、ありふれたもの形かもしれないけど」
   
  「確かに、わたしも自分の世界が―――幸せが、形づくられたと、信じてたんだけどなぁ」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:47:17.11 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「……不躾かもしれないが、ひとつ、尋ねてもいいだろうか」

禁書「遠慮なんてアナタらしくないね。はっきり聞けばいいのに」

アレイスター「では、遠慮くなく聞くが」

       「君は何故」

       「なぜ、夫と――ローマ正教司教ビアージオ・ブゾーニと結婚しよう、と思ったんだ?」

禁書「……確かに、不躾な質問かも」

アレイスター「だから最初に断りを入れたではないか」

禁書「別に、責めている訳じゃないよ。わたしが遠慮するなって言ったんだし」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:50:13.60 ID:vvW/cPMA0
支援
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:54:43.02 ID:Kg4QpKut0
禁書「……そうだね、少し、長くなるかもしれないよ?」

アレイスター「君の物語に出てくるお相手がココに到着するまで、しばらく時間がある」

禁書「そうなの? まあ、それまで時間潰しも兼ねて話そうか」

アレイスター「では、しばし私は君の話に耳を傾けるとしようか」

禁書「つまらない話だけどね」

アレイスター「つまらないかどうかを決めるのは、私さ」

禁書「そうかもしれないね。
   駄目な男にひっかかた女の、そこらへんに五万と転がっているありふれた話だよ」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 00:59:42.86 ID:u7oV2P0/O
おいおい十字架野郎との馴れ初めまで書くとは
この書き手は鎌池にも劣らない化け物かよ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:05:01.17 ID:x+vWmEoz0
一通さんとオルソラの馴れ初めを知りたいわ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:05:20.64 ID:Kg4QpKut0
―――――
――――
―――
――


ステイル「駄目だ、禁書目録。君が行くようなところじゃないよ」

禁書「どうして?」

ステイル「どうしてって言われても。穢れを知らない君には不釣り合いな場所だからさ」

禁書「……穢れた魔術を扱う部署『必要悪の教会』」

ステイル「……」

禁書「私だって、ソコに所属している1人のシスターなんだよ」

ステイル「……どうして、君はそこまで強情なんだ」

禁書「アナタだって強情かも!」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:10:35.63 ID:ywCA73qP0
でもこの後にビアージオとの対決も書いて、打ち止めも書くんだろ?
朝までに終わるのか? っていうか体力もつのか
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:14:11.08 ID:Kg4QpKut0
ステイル「第三次世界大戦だって終結した。
     上条当麻だって帰って来た。
     表面上とはいえ、科学と魔術の対立は終ったんだ――これ以上、君が傷つくことはない」

禁書「闘いはまだ終わってないんだよ、ステイル」

ステイル「……禁書目録?」

禁書「わたし、自分なりに一生懸命考えたんだよ。
   どうして、世界規模の闘いなんてものが起きてしまったのか。
   どうして、世界は当麻だけに全てを背負わせてしまったのか―――わたしが、何もできなかったのか」

ステイル「…………」

禁書「それは、多分。
   私も、みんなも。ちょっとお互いのことを理解できなかったから、だと思うんだ」

ステイル「それが、どうして『闘いは終わっていない』になるんだ」

禁書「……そうだね、これは私の個人的な『闘い』って言ったほうが正しいね」

  「私はね、ただ、守られてるだけじゃ、駄目だと思うの」

  「自分でも、出来ることから、はじめないといけないって思うの」

  「だから」

  「まずは、争いの原因となった「お互いにできた小さな亀裂」を正そうと、思ったんだよ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:16:38.49 ID:ywCA73qP0
政略結婚的な空気が混ざると余計に切なくなりそう
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:21:09.22 ID:Kg4QpKut0
ステイル「…………だから、上条当麻や君たちが対立してきた相手と、話し合いをしたい、と」

禁書「どうして、私たちは対立したのか
   あの時、どうしたら対立せずにすんだのか、―――根気よく話し合えば、多少の答えはでると思うんだ」

ステイル「そういう考え嫌いじゃないけど、あまりにも理想論すぎやしないかい?」

禁書「理想論だよ?」

ステイル「なんだ、わかっているんじゃないか。
     そんな単純なことで人々の亀裂が修復冴えるなら、世界規模の大戦なんて三度もおきやしないよ」

禁書「でも、理想論だって実行しなければ意味がないじゃない」

ステイル「……禁書目録」

禁書「世界にそんあ理想論を掲げるシスターが居たって構わないんじゃないかな?」

  「たとえ、子供が夢見るような愚かな願いでも」

  「私は、そうやって世界は少しずつ救われるって信じるよ、ステイル」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:25:02.64 ID:Kg4QpKut0
ステイル「…………」

    「…………君の頑固には負けたよ、禁書目録」

インデックス「――ッ!! じゃあ!!」

ステイル「ただし、僕だけの意見じゃ駄目だ。最大主教のお許しがもらえたら――、」


    
     「君を、処刑塔へと案内しよう」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:26:18.32 ID:vvW/cPMA0
支援
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:30:33.23 ID:fCeA+qw10
しえんしえんー
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:34:38.04 ID:Kg4QpKut0
――――

ローラ「―――処刑塔へ? またモノ好きなことよな。
    大戦も終結し、十字教各宗派及び科学側との和平が一応成立した今、捕虜の解放も時間の問題」
    
   「あの子の好きにさせてやれ」

――――

禁書「―――て、感じで許可がおりたから、私はこうしてアナタと対面しているわけだね」

ビアージオ「……あの女狐も変な気まぐれをしよる」

禁書「わたしは、アナタとじっくりお話したいんだけど――、アナタはそうじゃなさそうなんだよ」

ビアージオ「当たり前だ。何故、本来なら司教たる立場にいる私が、一介のシスター風情である貴様なんぞと会話をしなければならぬ」

禁書「……むむ。一介のシスター風情っていうのは聞き捨てならないかも!」

ビアージオ「―――フン、事実ではないか」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:48:54.70 ID:8hIgtVIPO
支援
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:50:15.69 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「そもそも、貴様の生ぬるい思想が気に食わん」

禁書「生ぬるいってのは認めるけど」

ビアージオ「自覚しているのなら、更に達が悪いぞ、小猿」

禁書「こ、こざる……っ!!?」

ビアージオ「やはり猿は低脳なことしか考えつかないようだな。
      もっと理想は高く持ちたまえよ。
      ――――と、小猿の貴様に言って仕方がないことだ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:50:55.56 ID:Kg4QpKut0
禁書「小猿ってわたしのこと!!?」

ビアージオ「鉄格子を挟んで私が対面しているのは貴様しか居らんが」

禁書「ムキーーーーーッ!! 私は小猿じゃないんだよ!」

ビアージオ「騒がしいな、小猿。鼓膜が破れたらどう責任をとるつもりだね」

禁書「私にはインデックスって名前があるんだよ!!!」

ビアージオ「私が知ったことでは―――、」

禁書「イ ン デ ッ ク ス ッ ! ! !」


(キーンッ!!!!


ビアージオ「―――ッ!! 超音波みたいな声をだすな!!」

禁書「アナタが私の名前を呼ぶまで止めないんだよ!!」(フンッ!!
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:52:39.80 ID:ywCA73qP0
こっから愛し合うの無理だろーw
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:56:53.10 ID:lyehsNu4O
>>58
ここの1をなめるなよ…
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 01:58:36.73 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「……そもそも、何故、私なんだ」

禁書「え?」

ビアージオ「処刑塔には『告解の火曜』も居るだろうに」

禁書「リドヴィア=ロレンツェッティのことかな? 彼女とは昨日話たんだよ」

ビアージオ「……チッ」

禁書「とても、純粋な人だったよ」

ビアージオ「あの大喰らいの祭りと揶揄される女が純粋だと? 笑わせるな」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:02:30.24 ID:PT1jBOfA0
?
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:09:03.39 ID:Kg4QpKut0
禁書「どうしてそんなことを言うの?」

ビアージオ「あの女もまた女狐よ。話さずとも分る。
      例え、我らが主を尊び崇めていたとて、きゃつらの心根には悪性が隠れておる」

禁書「…………私には、そうは見えなかったけどね」

ビアージオ「貴様が理解の足りないこざ――、」

禁書「イ ン デ ッ ク ス ッ ! ! !」 (キーンッ!!!!

ビアージオ「?????ッ理解が足りない一介のシスターだからだ!!」

禁書「……そうだね、私はアナタほど生きていないから、未熟なんだよ」

   「悔しいことに、ね」

   「未熟だから、救えなかった人たちもいるし、逆に傷つけた人もいるんだよ」

ビアージオ「…………救うとか傷つけるとか。おこがましいな、貴様。全ては主が決めることであろうに」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:18:46.43 ID:Kg4QpKut0
禁書「神さまが?」

ビアージオ「そうだ。貴様も十字架を背負うたるシスターであろう?
      何故、主による救いを求めようとない。
      『告解の火曜』ですら、その点においては、貴様より軸がぶれては居らんぞ」

禁書「…………、神さまの救いを決して軽んじている訳じゃないよ」

ビアージオ「なにを戯言を。貴様は先ほどから、一度たりとて主の存在すら口にしなかったではないか」

禁書「神さまの救いはぜったいにある」

  「どんな人にだって救いがなければ、世界はあまりにも非常だから」

ビアージオ「なら――、」

禁書「けど」

   「『主がお助けくださる』まで、ただ何もせずに立ちつくしているなんて、嫌なんだよ」

ビアージオ「…………ッ!!」

禁書「アナタだって、そうだったんじゃないの?」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:21:48.38 ID:ywCA73qP0
しえん
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:23:19.22 ID:Kg4QpKut0
禁書「アナタも、かつては主への誓いを果たすために行動に出た」

   「たとえ、上層部からの命令があったからといえ」

   「神による世界の救済の片鱗を、望んだから」

   「わたしやとーまが望んだ世界の救済とは別の形だったけれど」

   「自分の行動が、少しでも神による世界の、人々の救済につながると願ったから」

   「――――わたしやとーまと、対立したんじゃないの?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:27:02.69 ID:/kvbmNnJ0
頑張れ!
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:27:59.45 ID:Kg4QpKut0
禁書「人種」

  「国籍」

  「年齢」

  「地位」

  「宗派」

  「わたしとアナタは、なにもかも違うし、なにかも相容れないように見えるけど――、」

  「それでも、」

  「心の根底で、無意識に願ったことは」

  「誰かの救いになりたいっていう、同じ気持ちがあったんじゃないかな」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:33:17.84 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「…………」

禁書「わたしは、そこから、アナタとの理解を深められたら、と思うんだよ」

ビアージオ「…………」

     「…………」

     「…………やはり、そんなのは戯言にすぎんさ」

禁書「戯言でも構わないんだよ。
   こうやってアナタがわたしの話に耳を傾けてくれているだけで、相互理解への道は開かれているからね」

ビアージオ「わたしは貴様なんぞとの『相互理解』など望まないがね」

禁書「わたしは望むけどね。アナタとも、リドヴィア=ロレンツェッティとも、世界のあらゆる人々と、ね」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:40:57.69 ID:vvW/cPMA0
支援
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:42:37.44 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「貴様の思想にも、論理にも、掲げる目標にも、虫酸が走る」

禁書「本当に容赦なくバッサバッサときりかかるね、アナタ」

ビアージオ「――――貴様の話を聞いた上での感想だ。文句はあるまい」

禁書「うん。まぁ、もう少し好意的な反応がほしかったかも、だけど」

ビアージオ「つい最近まで敵対していた勢力相手に、好意的もクソも無いわ」

禁書「そう言われてしまうと、何も言えないんだよッ」(ガクリ
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:46:47.36 ID:Kg4QpKut0
禁書「―――それじゃあ、また来るよ、ビアージオ・ブゾーニ司教」

ビアージオ「勘弁しろ。貴様の相手は疲れる」

禁書「来るな、とは言わないんだね」

ビアージオ「…………」
 
     「…………」

     「…………生憎と、捕虜の身なんでね」

     「何を言っても、無駄だと思っているだけだ」

禁書「――――そういうことに、しておくんだよっ」

ビアージオ「勝手にいってろ」

禁書「勝手にいってる」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:50:35.70 ID:Kg4QpKut0
禁書「――――じゃあね、司教」

   「今度会うときは、アナタの話が聞きたいんだよ」

ビアージオ「…………」








     「…………フン、私は何も話す気はないぞ」

     「―――――禁書目録(インデックス)」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:51:09.98 ID:DF49M4lZP
そうだよな……この展開ってステイル涙目でもあるんだよな……
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:52:42.98 ID:ywCA73qP0
ステイルは小萌先生とフラグを立てたんだよ、きっと…
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:54:04.70 ID:q0YillZmO
>>73
神裂辺りとくっついていそうだけどロリコンだからなぁ
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:57:26.24 ID:Kg4QpKut0

――
―――
――――
―――――

禁書「―――とまあ、そんな感じでわたしたちの出会いははじまった訳だね」

アレイスター「出会い? お前たちの初めて相まみえたは、イタリアであろう?」

禁書「いいんだよ。そこはつっこまなくて。あえて省略したんだから」

アレイスター「何故」

禁書「これは恋愛劇だからね。愛し合ってる男女が命のやり取りしている場面なんて萎えるだけなんだよ」

アレイスター「そういうものなのか……?」

禁書「そういうものなんだよ」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:57:31.10 ID:5E669Fd+0
下手したらステイルのが年下だったりするけどな
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 02:58:04.69 ID:u7oV2P0/O
上条さんの説教?とは違った禁書ならではの対話か
良いね良いね流石だよ大将
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:08:26.09 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「しかし、アレだな」

禁書「なに?」

アレイスター「わたしの個人的な感想だが、オマエ、最後の『―――――禁書目録』に攻落した口だろう」

禁書「…………いやぁ、そんなことは」(ギクリ

アレイスター「目が泳いでいるぞ。あれか、ぎゃっぷというヤツにくらっときたわけだな」

禁書「…………だってさ、100%敵意むき出しの相手がふと素直になってくれた瞬間って、こう、不覚にもキュンってならない?」

アレイスター「オマエはキュンとしたわけだ」

禁書「なんか、こう、可愛く見えたというか、母性本能をくすぐられたというか」

アレイスター「『駄目な男に引っかかる女』のまさしく代表例だな、禁書目録」

禁書「……うっ」(グサッ

アレイスター「しかも、自分で『駄目な男にひっかかた女』と言っているあたり自覚もしているし」

禁書「…………ぅうっ」(グサグサッ



禁書「????、これは、詩を朗読した仕返しなのかな!?」

アレイスター「さあな」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:10:08.31 ID:PT1jBOfA0
インデックス可愛いよインデックス
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:18:28.14 ID:KFNC9yfN0
木原凍り付かせてた時からえらくデレましたなwww
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:19:56.67 ID:Kg4QpKut0
――――そして、時刻は深夜。


木原「猟犬部隊の配置等すべて完了だ。ったく、人にこき使わせやがって」

アレイスター「そうか」

土御門「いやいやどうも、ご両人。こっちの準備も終わったんで加勢にきたぜい」

黄泉川「―――警備員の配備完了じゃんよ。
    しっかし、こんなに警備員が増員されるのなんて何時ぶりだって話だ」

服部「さぁな。俺が入隊してからは一度もねぇっすね」

アレイスター「皆、御苦労だった」

木原「さぁて、アレイスター。今世紀最大の夫婦喧嘩の舞台の準備は整ったぞ?」

アレイスター「後は役者達のが揃うのみ、だな」

木原「さて、この舞台。喜劇か? それとも悲劇か?」

アレイスター「さぁ、私も分りかねるよ。―――私だって、観客の一人にすぎないのだから」

淡希「それじゃあ、私はお客さんが待っている特等席(部屋)へと迎えに行くわよ」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:22:49.45 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「禁書目録」

      「君の恋愛劇の続きはいったいどっちに転ぶのか、もうしばし、耳を傾けさせてもらうよ」



禁書「――――悲劇になるか、喜劇になるか」

  「そんなの」

  「わたしにだって、本当のところは、物語の終焉は見えていないんだけどなぁ」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:30:43.13 ID:Kg4QpKut0
――――同時刻、御坂家。


滝壺「アクアリウムちゃん、もうこんな時間だけど、寝なくていいのかな?」

美琴「本人が眠たくないって言ってるんだから、仕方ないわよ」

滝壺「でも……」

美琴「うん。本当なら無理にでも寝かしつけた方がいいんだろうけど……、」

  「やっぱり、何か感じ取るものがあるんじゃないかな?」

滝壺「感じとるもの?」

美琴「うん。子どもは大人が思っている以上にその背中を見つめているものよ」

  「電話の時も直接会った時も思ったけど、やっぱり、あの子どこか寂しそうな雰囲気だったから」

滝壺「…………あの子って、インデックスさん?」

美琴「――――まぁ、だからアイツを呼び戻したんだけど、さ」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:37:22.21 ID:Kg4QpKut0
アクアリウム「………………」


  ビアージオ『…………。普段のオマエの行いに、主が答えて下さったのだろう』

  アクアリウム『……? わたしのおこない?』

  禁書『「アクアリウムがいい子にしてたから、サンタさんが願いを叶えてくれたんだ」ってことだよ』
   
 
アクアリウム「……………」

      「…………、サンタさん」

      「どうしてわたしの願いを叶えてくれないの?」

      「わたし、ずっと、ずっと、お願いしているのに……」

      「おもちゃも、お菓子も、いらないってっ」
    
      「お勉強だってするし、お手伝いだってするし、お行儀よくするって……っ!」

      「…………いいこにするから、」

      「わたしと、おかーさまと、おとーさまが一緒に入れますようにって………!!!」 

      「ずっと、ずっと、ずっと、お願いしているのに……!!」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:39:35.54 ID:Kg4QpKut0




――――――「アクアリウムがいい子にしてたから、サンタさんが願いを叶えてくれたんだ」―――――





87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:40:24.73 ID:PT1jBOfA0
あの鬼畜安価がまさかこんなシリアス展開を生み出すとは当時の誰にも想像できなかったろうな・・・
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:43:41.15 ID:Kg4QpKut0
アクアリウム「………ひっ……ひっく」

      「…………わ、」

      「……わたしが、悪い子だから、サンタさんはっ、っく、叶えてくれないの……っ?」

      「ぐず、………っは、わたしが悪いこ、だからっ」

      「み、んな、…バラバラになっちゃうのっ…………!!?」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:45:22.79 ID:Kg4QpKut0





――――――「いいや、アクアリウムはいい子にしてたから絶対に願いは願うさ」―――――




90: 誤字がひどいので再投下 2010/10/14(木) 03:46:42.85 ID:Kg4QpKut0





――――――「いいや、アクアリウムはいい子にしてんだから、絶対に願いは叶うさ」―――――





91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 03:49:20.98 ID:vvW/cPMA0
支援
92: 誤字がひどいので再投下 2010/10/14(木) 03:50:04.67 ID:Kg4QpKut0
アクアリウム「―――――えっ?」

      「な、に?」

      「わ、たしの…願いが叶うって……っ?」

      「どういう、こと―――?」

当麻「よ、アクアリウム。しばらく見たいうちに、大きくなったな」

アクアリウム「当麻、さん…?」

当麻「おう!」

   

   「―――――上条サンタさんがようやく登場しましたよ、ってか?」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 04:10:19.03 ID:Kg4QpKut0
―――――窓のないビル周辺にある、とあるVIPのための部屋


ビアージオ「……ああ、いったいどうすれば怒り狂った禁書目録の目を欺けるのだろうな」

     「出会ったころは、ただただ、純粋無垢な娘であったというのに」

     「……時の流れとは、恐ろしいものであるな」(ブツブツ


――――ヒュン


淡希「迎えに来たわよ、ローマ正教ビアージオ・ブゾーニ司教。窓のないビルにて、統括理事長アレイスターがお待ちです」

ビアージオ「相分かった。『案内』を頼む」

淡希「…………」(ジーッ

ビアージオ「なんだ? 私の顔に汚れでも付いているのか?」

淡希「いえ、別に……」

   (――――こんなジジイの何処がいいんだか。やっぱり、私にはさっぱり理解が出来ないわ)


淡希「では、アナタを『案内』するわ」


―――――ヒュンッ
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 04:11:25.74 ID:nAJKF2PcO
支援
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 04:26:25.58 ID:Kg4QpKut0
――――窓のないビル、室内


――――ヒュンッ


アレイスター「遠路はるばる学園都市までようこそ、ビアージオ司教」

ビアージオ「ああ、アレイスター殿。子度の会談の許可、心より感謝する」

アレイスター「なに。ローマ正教派は学園都市の大切な和平相手の1つだ」

ビアージオ「さすがは至上最大の魔術師と謳われたお方。御心が広くあらせられる」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 04:29:57.37 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「しかし、ここに辿りつくまでに色々とまわっていたらしいな?」

ビアージオ「……ええまぁ」

     「我が上司たるローマ教皇には―――、」

―――――

アックア「若き頃、聖母の慈悲の恩恵を受けていた私に、
     不倫を繰り返したオマエが助けを乞うのであるか?
     貴殿の失態は私の失態でもある。責任はもちろん取るが、それでも貴澱を匿わねばならぬ言われは無い。
     
     それに、処遇は禁書目録に一任しようと思っている」

―――――
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 04:30:45.39 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「十字教徒三大派閥の一角、英国清教派の最大主教には―――、」

―――――

ローラ「匿えだと? ―――ッは、馬鹿も休み休み言いなや、下衆野郎。
    本当なら、今すぐにでも腕の一本や二本折ってやりとうところよ?
    しかし、貴様の妻、禁書目録が長いこと静観を貫きとおしてきた故、今まで黙っていただけのこと。

    まず、オマエがすべきは、禁書目録への謝罪だろうに」

―――――

ビアージオ「ロシア成教、最大主教の後見人には―――、」

―――――

ワシリーサ「自・業・自・得・だ・ZE☆」

―――――

ビアージオ「――――と、あっけなくかわされてしまいましたな……」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 04:32:47.47 ID:Zbyl3MqzO
当たり前だwwwwwwwwwwwwww
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 04:54:40.37 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「――――どれもこれも、反論はできぬのではないか? 司教よ」

ビアージオ「……ええ、また。私にも多少の非はあることは認めます」

アレイスター「多少、なのかね?」

ビアージオ「…………いえ、かなりの配分で」(ダラダラ

アレイスター「ほう? 配分、ということは、奥方の方にも何割かの責務がある、と?」

ビアージオ「……………………、ほぼ十割非は、私かもしれませんな」(ダラダラダラダラ
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:03:12.83 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「……………」

      「ふむ」

      「小物小物と揶揄していたが、根底のところで、罪悪を感じる心はあったか」

      「不倫とはすなわち、性欲」

      「性欲とはすなわち、十字教徒の神が言うところの七つ大罪が一つ」

      「神への冒涜と、同義に近い行動、かもれんしな」

ビアージオ「…………………、アナタは全てお見通し、ということですな」

アレイスター「いやいや、私が理解しているのはほんの一面にすぎない」

      「司教は、十字架―――つまるところ、主への信仰心は熱い男である、と奥方から聞いていたから」

      「なんとなく、推測できただけの話さ」

ビアージオ「…………私のことを、禁書目録から聞いた?」

アレイスター「ああ。君たちの恋愛劇はなかなか愉快だったぞ? ビアージオ・ブゾーニ司教。
      
      「さて、舞台の上にようやく役者がそろったようだし、そろそろ私は観客席へと戻らせてもらうよ、禁書目録」



禁書目録「――――うん、色々とありがとうなんだよ、アレイスター」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:04:41.85 ID:c22HVNZ8O
イカ娘「ワクワク」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:08:42.41 ID:8hIgtVIPO
超絶傍迷惑な夫婦喧嘩ktkr
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:10:56.07 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「………な、あ………っ!?」

禁書目録「ひさしぶりだね、ビアージオ」

ビアージオ「え、いや、どうして、ここが……っ!?」

禁書目録「アナタは忘れているようだけど、こう見えても、
     私は十字教最大派閥が一つ英国清教派の重鎮にして、次期最大主教なんだよ?」

     「それに加えて」

     「英国清教第零聖堂区、『必要悪の教会』に所属する十万三○○○冊の『魔導図書館』」

     「人脈にしたって、情報にしたって、魔術関連の探索だって」

     「アナタを見つけ出す方法なんて、いくらでも有しているんだよ?」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:16:36.04 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「―――――ッ!!」

禁書目録「あまり、『禁書目録』を甘く見ないでほしいんだよ」

ビアージオ「…………」

     「…………」

     「…………そうであったな、オマエは『禁書目録(インデックス)』だ」

     「――――わたしが処刑塔でオマエと出会ったあの日から」

     「オマエは、『闘い』を辞めずに、突き進んだのだからな」

禁書目録「……私はただ、「人々の間にある亀裂を少しでも修復したい」と願って走りまわっただけだよ」

     「次期最大主教だって、いつの間にかついてきた称号に過ぎないんだよ」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:21:05.28 ID:Kg4QpKut0
禁書「…………ううん」

  「違う」

  「『禁書目録』とか、『英国清教派』とか」

  「そんなのはどうでもいいんだよ」

  「確かにこの場に立つ為に利用したものたちだけど、この場に立ってしまえば、関係ないんだよ」

ビアージオ「…………インデックス?」

禁書「…………」

  「…………わたしは、ただ、もう一度、アナタと話し合いに来たんだよ」
  
  「ただの、インデックスとして」

  「もう一度」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:31:13.84 ID:Kg4QpKut0
禁書「ビアージオ」

ビアージオ「な、んだ」

禁書「わたしたちは、今夜、もう一度処刑塔のあの夜にもどろう?」

ビアージオ「…………処刑塔の、夜…?」

禁書「そう」

   「わたしがただのインデックスで」
    
   「あなたも、ただのビアージオで」

   「お互いに、本音をぶつけたあの夜に」

   「もう一度戻ろう……?」

ビアージオ「…………」

禁書「わたしも、……ビアージオも、ちゃんとお互いの話を聞いて」

  「その上で、納得して」

  

  「―――――決着を、つけよう。ね?」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:33:16.70 ID:1e74rKW8O
支援
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:36:52.65 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「…………私の話を聞いて、オマエは納得できるのか?」

禁書「…………」

  「…………正直いうと、わからないんだよ」

  「だって、わたしとアナタはいつの間にか、遠くの道を歩んでしまったもの」

ビアージオ「…………もう幾年も」

     「あの、処刑塔の夜のような会話はかわしていなかったであろう」

     「オマエと出会い、結ばれ」

     「アクアリウムが生まれて」

     「それから、幾年も」

     「……………それを、今さら」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:39:51.04 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「理解しあえるなど」


     「――――――不可能では、ないのか?」


禁書「ど、して……?」

  「どうして、そんなことを言うの……?」

  「だって、話さなければ、わからないんだよ…」

  「お互いに、伝え合わないと、何も、変わらないんだよ……っ!!?」

  

  「――――どうして、そういうことを言うの!!!??」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:43:41.86 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「――――今更、私は変われんのだッ!!」

     「…………もう、変われないところまで、来てしまったんだ」

禁書「―――ッ!!」

  「いつから、アナタはそんな弱音をはく男になったの!!?」

  「主への誓いを立て、十字架を背負いっていた敬虔な司教でしょう、アナタは!!?」

  「それなのに」

  「―――――――それなのにッ!!!」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:45:40.17 ID:c22HVNZ8O
―――――――――――――支援
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:47:29.08 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「…………」

     「…………老い、だ」

     「私は老いたんだ、インデックスっ!!」

     「―――――オマエに、置いていかれてしまうほど、わが身は既に朽ち果て始めているのだ!!!」

インデックス「…………わたしに、置いて行かれる……?」

ビアージオ「……そうだ」

     「わたしは、お前に置いていかれているんだよ、インデックス!!」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 05:54:09.55 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「わたしは、既に人生の過渡期を超えてしまった!」

     「我が身、ただの皺くちゃの翁にすぎんッ!!」

     「――――オマエも、アクアリウムも、ただ前に進んでいく」
   
     「わたしがただ一人、置いて行かれるのだ……ッ!!!」

禁書「そ、んな。わたしは、アナタを置いて行ったことなんて一度たりとだって……ッ!」

ビアージオ「ない、と言えるか……?」

禁書「…………」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:00:13.64 ID:Kg4QpKut0
禁書「…………確かに、私はアナタより一回りも二回りも若い」

  「若さをバネに、気が付いたら最大主教までの道をひた走っていた、かもしれない」

  「けど……っ!」

  「それでも!!」

  「だからと言って、家庭も、アクアリウムも、アナタだって、忘れたことなんてなかったじゃない!!!」

ビアージオ「…………ああ、そうだ!!」

     「オマエが何かに手をぬいたことなんて、一度たりとて無かった」

     「けれど、」

     「オマエが完璧であればある程」

     「ただ、枯れ果てていくだけのこの身が感じる、孤独や絶望は、増す一方だった!!!!」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:13:04.35 ID:Kg4QpKut0
禁書「―――――ッ!!!!」

  「孤独……?」

  「絶望……?」

  「…………わたしが、アナタにそんな思いをさせてたなら、謝るんだよ」

  「一言、寂しいと言ってくれたのなら、私だって、アナタに歩調を合わせて生きる人生を選択したんだよッ……!!」

  「けど、アナタは! その寂しさ逃げるために!」

   「そのためだけに!!!」

   「他の女で、心の傷を紛らわせていたんでしょう!!!!???」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:14:58.07 ID:ywCA73qP0
そのとおりですw
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:19:30.62 ID:Kg4QpKut0
禁書「……ふざけないで」

  「――――馬鹿にしないで」

  「寂しかったから不倫した?」

  「…………」

  「わたしだって、さびしかったっ……!」

  「わたしだって、寂しかったっんだよ!!??」

  「アナタのその声が別の女の名を呼び」

  「アナタのその手が別の女の頭を撫で」

  「アナタのその心が別の女の心に触れていると考える度にッ!!」

  「悲しくて」

  「悔しくて」

  「それでも、諦めきれなくて」


  「――――――死にたくなるくらいに、寂しかったッ!!!!!!!!!!」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:25:09.32 ID:Kg4QpKut0
禁書「アナタが好きだから、」

  「アナタを愛していたから、」

  「…………いずれ、戻ってきて来ると」

  「いずれ、また三人で笑える日が来ると信じて!!」

  「ただただ、耐えていたのに!!!!!」

  「わたしも!!!!」
  
  「アクアリウムも!!!!!!」

  「ずっと、ずっと、アナタが帰って来てくれることを、信じて!!!!」

  「待っていたのに!!!!!!!」



   

  「―――――待って、いたのに…………ッ!!」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:26:18.58 ID:Kg4QpKut0




―――――――プツン―――――――――





120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:26:55.38 ID:ywCA73qP0
キレたか?
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:37:21.73 ID:8hIgtVIPO
支援
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:45:07.35 ID:Kg4QpKut0
禁書「――――――もう、やだ」

   
  「なにかも、いやになっちゃったんだよ……」


  「――――――疲れたよ」

 
  「わたし、疲れちゃったよ、ビアージオ」


  「…………もう、全部おわらせちゃおうか………?」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:51:46.22 ID:ywCA73qP0
何その「少し…頭冷やそっか…」みたいな空気はw
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:52:49.36 ID:8hIgtVIPO
>>123
全身が冷たくなりそうだけどな
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:53:56.11 ID:aIhUh3LM0
>>123
目がアレなのか…
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:54:41.33 ID:Kg4QpKut0



禁書目録「過去の記憶を検索、検索、検索、確認。
     第二二章第一節。炎の魔術の術式を逆算し、
     対十字教用に組み込んだ術式をにて発動可能。
     術式名、『神よ、何故私を見捨てたのですか』完全発動まで十二秒」

     「十一」

     「十」

     「九」

     「八」

     「七」

      ・
      ・
      ・


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 06:56:34.14 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「…………さて、物語はどうやら当人たちは悲劇のほうへと傾かせつつ動いているな」

土御門「何を呑気に構えているアレイスター、もっとも回避したかった事態が目の前で起きようとしているんだぞ!!」

アレイスター「ふむ、そうだな」

土御門「なんでアンタはそう緊張感がないんだッ!!」



服部「――――黄泉川せんせ!!」

黄泉川「分っているじゃんよ!!」

   『――――聞こえるか、私だ。黄泉川愛穂だ!!
    全警備員へ、警備員総責任者の黄泉川が伝える!!
    警備強度を第一報まであげろ!! 
    絶対に生徒たちを外に一歩も出すな!!
    広範域での主要路、各施設への被害が予測される!!―――全員、気を抜くなよ!!』

木原『―――猟犬部隊のクソ野郎どもに告げる!!
   ココの警備は一旦放棄していい!!
   死にたくなかったら、まずは自分の身を守ることを優先しやがれ!!』

土御門「――――チィッ!! 防御結界の成立が間に合わない!! おい、結標ェええ!!」

淡希「――――ッ!! 駄目、座標軸の計算がぶれ始めている!!」

  「外への空間移動できないッ!!!!」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:01:03.23 ID:Kg4QpKut0


アレイスター「落ちつきたまえよ、諸君」

       「確かに当人たちは悲劇の演技をしている」

       「しかし」

       「思わぬところで喜劇がもたられそうだぞ?」



ダダダダダダダダッ―――



アレイスター「―――――ほら、騒ぎの中心に駆けつけるのが大好きな、はた迷惑なヒーローの登場だ」




129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:06:20.97 ID:mgSr+vAiO
そげぶキター
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:06:53.80 ID:Kg4QpKut0
     ・
     ・
     ・
     ・
禁書  「五」

    「四」

    「三」

    「二」

    「一」



「待って!! おかーさまあああああ!!!」

「チキショー!!ちょっと遅かったかっ!!?だああああ、間にあええええええ!!!!!!」



禁書  「――――零」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:09:14.85 ID:Kg4QpKut0




――――――――――轟ッッッ!!!!!!!!!




132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:11:39.49 ID:/kvbmNnJ0
上条さんキターーーーーーー
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:21:52.65 ID:tt6AhlHPP
Tさん?!
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:22:52.01 ID:Kg4QpKut0
ビアージオ「なにが、おこったのだ………?」

当麻「だああああ痛い!! コレ痛いってっ!! 
   何時だった受けた一方通行の黒翼より痛いって!!
   上条さん、軌道を捻じ曲げるだけで精いっぱいだっつーの!!!」

土御門「……へ? 上やん……?」

当麻「おい、インデックス。少しは手加減ってもんをしやがれ!!」

アレイスター「ふむ、どうやら幻想殺しは間に合ったみたいだな」

当麻「つーか、こんな街中でこんな危なっかしい術式を発動すんじゃねえ!!
   オマエの火力をもってしたら、学園都市の大部分が吹っ飛ぶだろ!? 素人の上条さんにだってそれくらいわかります!!」

淡希「えっと、一応、わたしたちは助かったのかしら……?」

当麻「――――ったく、アクアリウムが『おとーさんとおかーさんに会いたいっていうから』
   御坂が電子ハッキングしてお前たちがココにいることを突き止めた情報を元に、ここまできて見たのはいいけど
   いったい、なんなんですか、この現状は!!!??」

黄泉川「―――なんだ、アイツもたまにはやるじゃんよ」

服部「たまにはってレベルですか? コレ」

木原「―――――とりあえず、この場にいるヤツは全員生きてんじゃねーか?」

当麻「おい、聞いてるのかインデックス!!??」

禁書「――――」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:28:18.67 ID:Kg4QpKut0
禁書「―――――」

  「―――――」

  「―――――」

当麻「…………インデックス?」

禁書「―――――」

  「―――――」


アクアリウム「…………おかーさま。おとーさま」


ビアージオ「アクアリウム、か……?」

禁書「―――――アクア、リウム……?」


アクアリウム「うん、私だよ」

      「アクアリウム・ブゾーニだよ……っ!」

      
      「おかーさまと、おとーさまの、アクアリウムだよっ!!」
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:33:27.65 ID:Kg4QpKut0
アクアリウム「おかーさま、もうだいじょうぶだよ」

      「もう、だいじゅぶ、だよ」

      「ここには、」

      「わたしも、」

      「おとーさまも、いるよ」

      「三人、みんな居るよ」

      「ちゃんと『三人一緒』だよ」
   
      「だから、もう、だいじょうぶなんだよ、おかーさま」



      「もう、誰も、寂しくなんかないよね?」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:34:39.99 ID:ywCA73qP0
子は鎹か
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:39:00.44 ID:Kg4QpKut0
禁書「――――あ、」

  「あ、あ、ああああ……ッ!!」

  「わたし、わたし……いま………ッ!! いまッ!!!」




当麻「――――安心しろインデックス。
       
            げ  ん  そ  う
   俺がオマエの『神よ、何故私を見捨てたのですか』を、ちゃんとぶち壊したよ」

  「オマエは、誰ひとり、失っちゃいないよ」

  「――――誰もが居なくなる後味の悪い幻想なんて、綺麗さっぱり消えちまったさ」



禁書「とー、ま……」

ビアージオ「―――――何時ぞやの、幻想殺しの少年、か」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:40:27.34 ID:sLH/ZLJa0
シエン
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:45:35.23 ID:/kvbmNnJ0
上条さんどうやって入ったの?
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:45:59.17 ID:u7oV2P0/O
浮気の理由少しは分かる気がしてしまった
歳の差夫婦は実際大変そうだ
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:46:23.34 ID:Kg4QpKut0
トタタタタタタタ。ギュウ。


アクアリウム「おとーさま、おかーさま」

      「二人とも、泣くのを我慢しなくてもいいんだよ……?」(グスッ

      「わたしがいいこいいこ、してあげるからっ」(ヒックヒック

       「だからっ! …だからっ!!」(ゥエ

       「お願い、だからッ!」

       「…………お願いだから」

       「わたしを、ひとりにしないでぇええええええ」(ウワァアアアアアアアア


禁書「あ、くあ、りうむっ……っ!!!」

ビアージオ「……アクアリウム」


アクアリウム「っ、く、うぇ、ぉ、お願いいいいいいいいいっ……!!!!」(ビェエエエエエエエエン
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:47:32.91 ID:u7oV2P0/O
浮気の理由分かる気がしてしまった
歳の差離れた夫婦は大変そうだ
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:56:29.36 ID:Kg4QpKut0
禁書「…………ごめんなさい、アクアリウム」

  「おかーさまも、おとーさまも」
 
  「こんな夜遅くに、アナタを、一人にしてしまったんだよっ……!」

  「ごめんなさい……アクアリウム」


……ギュウ


ビアージオ「―――――アクアリウム」

     「しばらく見ない間に、また一段と、心根の優しい娘に成長した」

     「……わたしは、そのオマエの成長すらも、目をそむけていたのだな……」

     「アクアリウム」

     「不甲斐ない父を許せ………ッ!」


……ギュウ


アクアリウム「おとーさま……っ! おかーさまっ……!」(ギュウウウウウ
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 07:59:57.31 ID:Y5gkKgZIO
数々の鬼畜安価からこんな展開が生まれようとは
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:03:34.88 ID:gnBFHzvcO
とある安価の胸熱展開(VIPクオリティ)
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:05:36.95 ID:ywCA73qP0
禁書とビアージでシリアスするかと思えば、浜面(故人)で切ないのもやって
初春とアレイスターで笑いも取って…って頑張りすぎだろw
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:07:49.97 ID:Zbyl3MqzO
>>1の能力を勝手ながら命名する


名調理師(スペシャルアンサー)
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:10:13.82 ID:w4dQwXOqO
>>1
はコテハンで堂々と>>148を名乗っていいレベル
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:12:32.54 ID:Kg4QpKut0

木原「…………さて、アレイスター。終始客席に居たオマエの感想を聞こうか?」

アレイスター「ふむ、色々と面白い恋愛劇の第二幕であったよ」

土御門「てめっ、かみやんがここに向かうって知ってやがったにゃー?」

アレイスター「――――そもそも、滞空回線を通じて超電磁砲にデータを提供したのはわたしだ。
       危ない橋はなんて、誰が好き好んで渡ろうとする?」

淡希「―――ほんと、コイツも狸よね」

黄泉川「――――、部下からの連絡だ。
    上空へ舞い上がった高エネルギー体の衝撃はで、多大な爆音と揺れが観測されたが、
    周囲のビル群の窓ガラスが割れた程度で、それほどひどい二次被害の報告はいまのところ上がっていないじゃんよ♪」

服部「冥土帰しの病人に複数人、衝撃波で吹き飛ばされてしまった警備員等が搬送されたが、いずれも軽症だ」

アレイスター「そうか」
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:13:15.12 ID:T4oQZuUjO
これはもう>>1は神ならざる身にて天上の意思に辿り着く者だろ
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:14:30.11 ID:Kg4QpKut0
木原「――――グットニュースの次はバットニュースだ
   上空に捻じ曲げられた高エネルギー体が二代目『樹形図の設計者』にぶつかって、ぶっこわれたそうだ」

アレイスター「………………え?」

木原「アレだな、『樹形図の設計者』てのは禁書目録にとって格好の的なのかもしれねーな」

アレイスター「……………」

淡希「……どうしたの? 突然暗い顔になって」

土御門・木原「「ハナちゃんに自慢しようと思って作った機械がぶっこわれて落ち込んでるだけだろ」」

アレイスター「な、なぜそれを……!?」

土御門・木原「「やっぱりそのパターンかよ!!!」」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:18:28.66 ID:Kg4QpKut0
アレイスター「…………」

      「ハナちゃんに『すごーいっ』って言われたかったんだけどなぁ……」

      「…………」(ホロリ



      「しかしまぁ、本当に楽しい楽しい第二幕であったよ禁書目録」

      「さあて」

      「第三幕の物語はいったいどうなるのかな」

      「なに、私は一人の観客。陰ながら、その続きを待つことにしよう」

      

      「きみの恋愛劇、まだまだ終らないでくれよ? 禁書目録」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:25:39.97 ID:Kg4QpKut0
―――――
――――
―――
――


禁書「…………落ちついた? アクアリウム」

アクアリウム「……うんっ」

禁書「ああ、髪がぐちゃぐちゃだ」

アクアリウム「……えっ!?」

禁書「髪の毛、結び直してあげるからこちらにいらっしゃい」

アクアリウム「うん!!」



当麻「――――んで、要約すると、だ。
   アンタが浮気をしまくって、我慢しきれなくなったインデックスがキレて暴走。
   学園都市に教皇級魔術がぶっこまれそうになったのを、俺が幻想殺しでなんとかした、ってことか?」

ビアージオ「ああ。まぁもっと色々あるのだが―――、概ねその通りだ」

当麻「…………あんたら、これからどうするんだよ」

ビアージオ「わたしはインデックスが望む通り、それに従うまでだ」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:28:06.03 ID:wahqY3O+O
名調理師というより
もはや奇劇創造
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:29:58.44 ID:ywCA73qP0
>ビアージオ「わたしはインデックスが望む通り、それに従うまでだ」

それは多分、余計に相手を怒らせてしまう気がするw
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:35:03.89 ID:Kg4QpKut0
当麻「インデックスが望む通りに……?」

ビアージオ「ああ。あの子が最初から望んでいた通り――――離婚することになるな」

当麻「はああ!!? なんだよソレ、それじゃあアクアリウムがなんのために―――ッ!!!」

ビアージオ「いや、生活は今のままだ。何も変わらない」

当麻「………へ? あの、まったく意味がわからないんですが」

ビアージオ「籍だけ抜けることにしたんだ。……これからは、事実婚という形になるな」

当麻「――――なんか、まどろっこしくねえか、ソレ」

ビアージオ「こんな愚かな出来事を引き起こしてしまった戒めとしての意味が、一つ」

     「もう一度、一からやりなおしていこうという誓いとしての意味が、一つ」

     「処刑台の夜に帰ろう、と約束したのでな」

当麻「……………? もう、上条さんは全然わからないんですけど…………?」

ビアージオ「―――もう一度互いを信じ、ともに歩めると確信できた時に、また籍を戻す」

     「だから、そう出来るように。そんな未来を歩めるように前進しよう、という約束なんだ」

当麻「…………そうかい」

  「やっぱ、俺にはまどろっこしいやり方のように感じるけど、ソレがアンタ達のやり方なんだな」
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:44:14.60 ID:Kg4QpKut0
当麻「――――ああ、そうだ。忘れるところだった」(グッ

ビアージオ「……? 何を忘れて―――、」


当麻「『寂しさ』に惑わされて、妻子をないがしろしていいなんて幻想、俺がブチ殺す!!!!!」(ドカシャあああ

ビアージオ「ひでぶッ!!?」


ズサササササササ。


ビアージオ「ひゃ、ひゃにをしゅる!!(訳:な、なにをする!!?」

当麻「――――これで、アンタもすっきりするだろ」

  「アンタは不倫を繰り返した。その罰はちゃんと受けないと駄目だ」

  「とりあえず、今のが、オマエへの罰だ」

  「――――それに、いい目覚まし時計代わりになっただろ?」

ビアージオ「………ひょっと、ひょうれちゅしゅぎやしにゃいかね(訳:……ちょっと、強烈すぎやしないかね」

当麻「あははは、反論する元気があるうちはアンタも十分若い若い!」

  「――――――今度こそ、インデックスとアクアリウムのこと守ってやれよな?」

ビアージオ「―――――やあ(訳:ああ」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:49:07.31 ID:Kg4QpKut0
禁書「こら動かないの。きれいにみつあみできないでしょう?」

アクアリウム「――――ねぇ、おかーさま」

禁書「なあに、アクアリウム」

アクアリウム「サンタさんて、やっぱり居るんだね!」

禁書「どうしたの、突然。クリスマスはまだ随分と先なんだよ?」

アクアリウム「ううん、わたし、一足先にもうプレゼントもらっちゃったの!」

禁書「そうなの?」

アクアリウム「―――うん」





      「―――――ツンツン頭の、やさしいサンタさんにね!!」


――――禁書視点・終――――
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:52:36.41 ID:ywCA73qP0
完全な崩壊だけは免れたか
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 08:56:43.86 ID:Kg4QpKut0
禁書は離婚すべきか否か→殺すくらいの勢いで分かれる
ビアージオに対するお仕置きは→そげぶ
ようやく、この2つの安価の消化が終りました。
二スレの一五〇代までお付き合い頂きありがとうございました。
深夜テンションで禁書視点が予定よりかなり長くなりましたが、書いてて楽しかったです



打ち止め「だけど、まだもちっとだけ続くんだよ、ってミサカはミサカは次回予告をしてみたり!!」

一歩通行「ァあ? 次回予告ってモンじゃねェーだろ。オマケだオマケ」

オルソラ「あらあらそうでございましたの?」

美琴「まー、そんなに長くはないでしょうね」

当麻「つーか俺の出番はあるのか?」

麻琴「さぁ? まぁ俺は結構あるみたいだけど」 10時くらいにはじめますノシ ちょっとだけ休憩
 
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:02:06.28 ID:wVkRw3IE0
>>1

保守はまかせろー!!
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:06:50.86 ID:ywCA73qP0
寝なくて平気なのか
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:10:45.57 ID:Vp/UrKn2O
そういや超能力者って学校卒業したら皆なにすんの?
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:35:30.71 ID:8hIgtVIPO
>>164
美琴は子育てしながら在宅ワークしとるみたいだが
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:41:00.08 ID:Kg4QpKut0
――――打ち止め視点――――


一方「―――――ッこンの分らず屋のがァあああああああ!!!ッ」

オルソラ「待って一方通行さん、さすがにそれは―――ッ!!」


バチンッ!!!


打ち止め「―――――ッ痛……!!」

オルソラ「打ち止めちゃん、大丈夫でございますか―――」

一方「オルソラ。余計な手だしすンじゃねェ」

オルソラ「で、ですが……」

一方「打ち止め、悪ィが、しばらくオマエの顔なンざ見たくもねェ――――失せろ」
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:43:17.15 ID:ywCA73qP0
ロリコンの風上にも置けない、まさかの行動www
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:45:07.88 ID:Kg4QpKut0
打ち止め「??????ひどい、最低!!」

一方「俺は、間違ったことを言ったつもりはねェ。ひどいのはどっちなのか、頭冷やしてよく考えやがれ」

打ち止め「――――――ッ」(ダッ

オルソラ「ら、打ち止めちゃんっ!!」


ダタダタダタ、バタン!!!


オルソラ「……あっ」
     
    「…………いいのでございますか?」

一方「…………なにがだ

オルソラ「こんな真夜中に女の子一人放り出してしまって……」

一方「放っておけ」

オルソラ「………わたくし、心配ですので、近くを探して参ります」

一方「だから、放っておけって。
   アイツだって、もう成人したことになてンだ。自分でタクシー拾うなり、最寄りの駅まで歩くなり、自己判断できる」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:47:25.97 ID:ywCA73qP0
ああ、成人しちゃったからもう優しくしないのか
それならロリコンとして理解できるw
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:54:27.12 ID:Kg4QpKut0
一方「それに、今オマエが迎えに行ったところで、余計にみじめになるだけだろォが」

オルソラ「…………それは」

一方「違うか?」

オルソラ「いいえ、間違ってはおりません。
     けれど、やはり他に言いかたといものがございましょう」

一方「……今回は、何時もみたく多少甘えさせてやっていい問題じゃァねェ」

オルソラ「確かに、そうでございますけれど……」


一方「…………」

オルソラ「…………」


一方「ア”ァーーーーッ!! ンでこんなことになりやがったンだ!!」

  「…………どうして、他のヤツを選ばなかった……ッ!!」

  「麻琴は、超電磁砲の息子なんだぞっ……!!」
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:56:09.77 ID:tmtb4I1o0
近親相姦は難しいな…。

母親と息子ってレベルだしね
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 09:58:11.39 ID:738hh0Gr0
あわきんにでも打ち止めの面倒見てもらってたんだろうか
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:01:45.43 ID:3qgnfApFO
打ち止めと麻琴って年齢差結構あるんじゃ…

っていうか>>1の体力大丈夫か
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:03:59.46 ID:ywCA73qP0
麻琴でいいじゃない
1秒ズレるだけで相手は災誤になってたんだぞw
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:08:00.85 ID:Kg4QpKut0
オルソラ「美琴さんと打ち止めさんは『姉妹』……。
     麻琴くんとは伯母と甥っ子の関係でございますから、
     やはり、その……色々と困難も多いことでありましょうね」

一方「――――そんな、やさしいモンじゃねェよ」(ボソ

オルソラ「えっ? それは、どういう……?」

一方「……オマエには、超電磁砲と妹達についてくわしく話してなかったか?」

オルソラ 「いいえ、ちゃんと覗っております。
      打ち止めさんや『妹達』の皆さんは美琴さんのクローン体? という存在なのでございましょう?」

一方「そうだ。打ち止めは超電磁砲と外見的な年齢差があるが、保有する遺伝子情報はすべて一致している」

オルソラ「……?」
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:09:37.03 ID:aIhUh3LM0
支援。
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:09:52.55 ID:Kg4QpKut0
あ、何度も何度もご心配すいません。
午後から普通に授業あるので、大丈夫。どのみち寝ませんよノシ
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:11:28.45 ID:rruV/tb7O
寝ないと後に響くぞ?
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:13:23.77 ID:Kg4QpKut0
一方「―――簡単に言えば、アイツらは一卵性双生児となンら変わりはねェンだよ」

オルソラ「つまり、何もかも同じ、ということでござますね」

一方「あァ、そうだ」
  
  「だから、関係上アイツらは伯母と甥っ子だが―――、」

  
  「遺伝子学的な観点でいえば、アイツらは親子ってことになる」


オルソラ「……ッそ、んな」


一方「――――だから言っただろ。そんな、やさしいモンじゃねェよってな」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:17:31.96 ID:ywCA73qP0
エロ同人では日常茶飯事ですよ
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:24:09.92 ID:Kg4QpKut0
一方「――――アイツに彼氏ができた、と一報を聞いた時には、
   娘取られたような悲しさ半分、
   ようやくアイツも一人前の女になってたのかという嬉しさ半分、だったンだがなァ……」

オルソラ「……アナタ様は、
     打ち止めさんを自身の妹や娘のように、可愛がってこられましたから
     喜びもひとしおでございましたでしょうに……」

一方「三下―――、上条や超電磁砲はこのこと知ってンだろうか」

オルソラ「どうでございましょう……。わたしのほうからそれと無く御坂ご夫婦に尋ねてみましょうか?」

一方「いや、いい。俺が直接確認をとる」

  「……………」

  「………あー」

  「―――チキショッ……っ」

オルソラ「…………」

    「…………あまり、ご無理はなされませぬよう」

一方「―――してねェよ」

オルソラ「どことなく、から元気、でございますね」
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:31:48.23 ID:Kg4QpKut0
一方「…………オルソラ」

オルソラ「何でございましょう?」

一方「…………」

  「―――やっぱ、ちょっと膝貸せ」


……コテン。

183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:32:47.08 ID:3qgnfApFO
一方夫妻には今のところ子供いないんだっけ
それにしてもセロリさんがちゃんと父親やってるな
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:33:08.80 ID:Kg4QpKut0
一方「…………」

オルソラ「……だいじょうぶで、ございますよ」

一方「―――あァ?」

オルソラ「一方通行さんの気持ち、打ち止めさんだってよくよくわかっているはずでございます」

一方「……だと、いいンだがな」

オルソラ「……時間はかかるかもしれませんが、ゆっくり、話し合っていけばよろしいではありませんか」

一方「……ン」

オルソラ「わたくしは、いつもあなた様のお傍に居ります故」

一方「――――悪ィな」

オルソラ「いいえ。それが、妻、というものです」
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:46:34.88 ID:Kg4QpKut0
――――

美琴「麻琴、アンタ宿題終ったの?」

麻琴「お、終ったよ!」(ビクッ

美琴「……そう? なら、いいんだけど」

麻琴「俺、部屋に戻るわ」

美琴「ちょっと、麻琴!?」


タタタタタタ……。


当麻「ん? どうした、何かあったのか?」

美琴「―――なんか、最近麻琴の様子が変なのよね」

当麻「麻琴が?」

美琴「最近になってから急に私や美子のことを露骨に避けるのよ」

当麻「そうか? 俺は全然気付かなかったけど」

美琴「それはアンタが鈍感なだけ」

当麻「………うっ」
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:47:34.10 ID:Kg4QpKut0

美琴「学校で、なにかあったのかしら……?」

当麻「考え過ぎだろう。
   麻琴だってもうすぐで中学に上がるんだ。
   ああいう年頃ってのは、母親とか女兄弟をきまずく思ったりするモンなんだよ」

美琴「…………」

当麻「思春期で多感な時期なんだ。あまり刺激してやるなよ?」

美琴「…………わかった」

当麻「と、言う割には釈然としないって顔つきだな」

美琴「今はとりあえず、そういう理由ってことで納得しておくけど、多分、違うと思うのよね」

当麻「なんだよソレ、根拠でもあんのか?」



美琴「―――――女の感、よ」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:48:10.86 ID:c22HVNZ8O
上条さんちの息子さん小6だろ…

美琴が20で出産したとしても本編から18年後
実年齢差6はまぁありとして、小学生と成人が付き合うのは、その、問題あるよな
188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:49:14.05 ID:ywCA73qP0
女の勘というか、母親の勘はマジで当たるから怖い
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 10:56:37.06 ID:tmtb4I1o0
>>187
安価なんだからしょうがないでしょwww

忘れそうになるけどね
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:08:09.11 ID:Kg4QpKut0
―――――能力研付属・夕方


キーンコーンカーンコーン。


黒子「あー、ようやく今日もひと段落ですの」

初春「今日も一日お疲れ様でしたぁ」

一方「なに言ってンだ、オマエら。まだ職員会議もクラブ活動も終ってねェだろォが」

黒子「そうは言われましても、警備員のほうで、ここ一カ月ほど例の事件の後片付けに追われておりましたから……」

初春「普段以上に疲れ度が跳ね上がっているんですよ、とほほ」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:10:38.19 ID:Kg4QpKut0
一方「一ヶ月ほどって―――ああ、例の閉口令がだされた騒ぎのことか」

初春「はい。まぁ、なにがあったかは下っぱ警備員の私たちが知るところではないんですけど、」

黒子「生徒たちには『大規模な実験があった』と指導しろ、と全教員へ命令が下された程ですし」

一方「なンか、大規模な厄介事あったことはだけは確かってことか」

黒子「ええ。でも、ココだけの話ですが、あの事件同時刻に二代目の『樹形図の設計者』が撃墜されたらしいですの」

初春「うう……。なんだか、わたしたちが中学生くらいだった時のことを思い出しますねぇ…」

一方「あー、多分大丈夫だろ」

初春・黒子「「?」」

一方(あの夜、妙に腕に違和感を覚えたと思えば、魔術側のやつらがなーんかドンパチしてやがったのか……)

  (まぁ、機会があれば木原くンあたりに聞いてみるのも、おもしれェかもしれねェな)
192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:13:07.29 ID:c22HVNZ8O
一方さんも暴れたかったに違いない
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:20:08.05 ID:DF49M4lZP
上条さんは10年経ってもそげぶしてるのか
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:22:11.19 ID:Kg4QpKut0
一方「――――と、世間話をしてる暇はなっかたンだ」

  「俺、今日は先に抜けさせてもらうぜェ」

初春「ええーーー!? さっき私たちに『仕事しろ』ってはっぱかけた本人が堂々と途中退場ですか!?」

黒子「本当に早引きされてしまいますの? 困りましたわ、木原校長が来月一杯まで長期休暇で居ないっていうのに……」

一方「今日はどうにも外せねェ用事があるンだよ、勘弁しろ」

初春「じゃあ、今度の当直変って下さーい」(ニコ

黒子「あ、私も今度の休日の生徒の社会見学の引率変って下さったら嬉しいですの」(ニコ

一方「………………」
  
  「オマエ等、そいいうことやってると、男が寄ってこねェぞ」

黒子「あら、わたくしにはすでに婚約者が居ましてよ?」

初春「私もラブラブな彼氏が居ますから」

初春・黒子「「ご心配なく」」

一方「あーハイハイハイ。わかりまりたわかりましたよ。当直と引率、かわってやるから今日のところは帰らせろ!!」

初春・黒子「「おつかれさまでしたー!!」」

一方(……なンでこう、女は現金なやつが多いんだ)(ガックリ
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:29:09.69 ID:ywCA73qP0
佐天さんは何処で何をしてるんだろ
196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:34:15.81 ID:Kg4QpKut0
……駄目だ、さすがに限界です。今日は大人しく寝ますノシ 起きたら(多分夕方)再開


これから
打ち止めの父親的な人(一方通行)が
打ち止めの彼氏(麻琴)の父親(当麻)に会う模様です。

二人がいる居酒屋には誰が居る? 
>>+3×>>+7 (カップルまたは夫婦となります)
>>+10と>>12 (友情や仕事関係とかになります)

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:35:56.73 ID:Kg4QpKut0
あ、>>12、じゃなくて>>+12でした。すみません
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:36:44.98 ID:zsCRJ0LUO
kskst
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:37:05.92 ID:c22HVNZ8O
浜面(蘇生)
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:37:12.98 ID:9XHqhWAP0
ていとくン
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:41:41.59 ID:738hh0Gr0
蘇生とか無理があんだろ
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:42:13.73 ID:aIhUh3LM0
ハイパーむぎのん
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:44:48.35 ID:yhxLCNHP0
感動の再会を果たした滝壺
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:48:30.36 ID:wYh/oJx10
木原くン
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:48:36.62 ID:ywCA73qP0
蘇生て…それは無理じゃないか?
あと感動台無し
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:49:11.69 ID:9XHqhWAP0
削板
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:50:36.88 ID:cnbUu465O
ねーちん
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:50:40.32 ID:ywCA73qP0
佐天さん
209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 11:57:46.20 ID:TwN6FisSQ
教皇級魔術なら死者蘇生ぐらいできるんじゃないか?

あと、是非神裂編も書いてくれ?
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 12:04:42.58 ID:tmtb4I1o0
>>205
無理だろってのをどうにかする>>1
楽しみにしようじゃないか
211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 12:11:28.06 ID:PT1jBOfA0
なんという無茶振り
>>1はどうなっちゃうんだろう
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 12:21:51.61 ID:kwkwIIPdO
キャラクター間の無茶振りはともかく、既に固定された設定を覆したらつまらん意味での何でもありになっちまう
再安価してほしい
213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 12:24:21.67 ID:Dqs1/ZmMO
浜面は記憶が飛んでんのか。
それとも死亡偽装して第二の人生やってんのか?
214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 12:25:18.51 ID:7m05emqEO
むしろジェダイ並みの霊体をだな
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 12:28:37.51 ID:wYh/oJx10
社会的に死んでたとかそういう意味だよきっと
216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 12:36:40.57 ID:1e74rKW8O
きぬはた
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 13:29:33.12 ID:tzIPwULC0
218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 13:31:43.55 ID:Y5gkKgZIO
あれだろ、大規模な爆発に巻き込まれ行方不明みたいなことになって死亡扱いだったけど
実は記憶を失ってさまよってたみたいな感じだろ
219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 14:22:05.44 ID:wVkRw3IE0
お前らそれ以上喋ると>>1のネタがなくなるぞ
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 14:50:17.49 ID:M1k9Lft30
上条さんはどうやって窓の無いビル入ったんだ?
>1は無茶振りにはうまく対応するのに何でもないところでボロが出やすいな
221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 14:50:48.53 ID:NTMstH9H0
>>220
黒子が頑張ったんだろう
222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 15:12:12.43 ID:m/BX5czH0
こまけぇこたぁいいんだよ
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 15:53:39.45 ID:u7oV2P0/O
保守
224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 15:54:32.09 ID:Kg4QpKut0
あ、アレイスターあたりが頑張ったんです……と力なく>>1は後付けしてみます…。
普通に上条さん周辺の伏線回収を忘れていました。申し訳ないです。
225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 15:57:00.31 ID:W7qsHFlR0
座標移動の能力者は少ないってだけで、
何年も経ってるんだから淡希以外にもいるんじゃね?
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:05:05.17 ID:PT1jBOfA0
問題は上条さんはテレポ系能力の影響を受けないことだろう
なので☆がビルの出入り口を秘密でこさえてたって感じでいいんじゃなかろうか
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:11:35.69 ID:VASZ3nK00
上条さん以外をテレポートさせたんじゃねw
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:16:48.85 ID:Kg4QpKut0
――――居酒屋『根性』


当麻「……えーっと、アイツは……。お、居た居た」


ワイワイ。ガヤガヤ。


一方「よォ。この時期、オマエんところも忙しいのに、急に呼び出して悪かった」

当麻「ああ、別にいいよ。今年は、こどもたちと実家に戻った時に行って来たから」

一方「……時期違うけどいいのかソレで」

当麻「そりゃ、ちゃんと行けるのに越したことはないけど。
   会いに行ける時に会いに行くってのでも問題ないと思うぞ?  ようは、気持ちだ、気持ち」

一方「そうかァ? 超電磁砲あたり、そういうの煩いイメージあっけどなァ」
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:19:41.38 ID:Kg4QpKut0

タタタタタ。


佐天「上条さん、一方通行さん、いつもご贔屓ありがとうございます!! ご注文何にしますか?」

当麻「生を中ジョッキとえだまめひとつ。それと上条さんは、今は御坂さんですよ」

佐天「知ってますよ。ただ、私の中で御坂さん=美琴さんのほうですから。友達の旦那を名前呼びする訳にも行きませんし」

一方「アー…、俺も生でいいや、あとタコわさと唐揚げ。
   こまけェこたァいいンじゃねェか? 俺だってオマエのこと上条って呼ンでるだろ」

当麻「いや、オマエはほぼ三下呼びですー。いい加減やめてくださいー」

一方「ッカカカ! うっせェーよ」

佐天「相分からずお二人は仲いいですね」(クスクス

  「それじゃあ、直ぐにご注文の品、持ってきます!」


タタタタタ。


佐天「生中ジョッキ二つ入りまーす。
   店長! 座卓5番さんが枝豆とタコわさと唐揚げの注文でーすっ!!」

削板「了解だ!! 根性で直ぐに上手い料理を作る!!!」
230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:40:27.39 ID:cnbUu465O
おかえり
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:41:17.79 ID:McE/c1ZhP
安価なのに店員違和感無さ過ぎわろす
232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:43:32.38 ID:Kg4QpKut0
――――1番座卓


最愛「ぬあぁああああああ!! あのセクハラ上司超ムカつきますううううううっ!!」(バンバン!

滝壺「……きぬはた、お酒飲みすぎ」

フレンダ「結局、普段から仕事のストレスが溜まってるから、ここぞと悪酔いする訳よ」

麦野「つーか、そんなに最悪ならセクハラ上司の×××にでも『窒素装甲』の一発や二発ブチ込んで、
   綺麗さっぱり、辞めちまえばいいじゃねーの!? ギャハハハ!!」

フレンダ「そして、さらに酔うと手につかなくなる人がもう一人……」(ハァ

滝壺「むぎの、テンション高いね。楽しそう」

最愛「ひぃ!? 嫌です、超嫌ですよ! ブチ込むなら腹部にしますよ!!!」

フレンダ「――――『窒素装甲』でぶん殴ることは確定なの?」

最愛「それが出来たら、警備員と風紀委員なんて超いらないんですッ!!!」
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:45:48.32 ID:W7qsHFlR0
アイテムキタ━━━y=-(゚∀゚)・∵.━━━!!!
234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:46:20.12 ID:W5sQ2O2D0
結局フレンダの夫って誰な訳よ
235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:48:18.95 ID:Kg4QpKut0
麦野「ああん? 警備員や風紀委員なんてたかがしれてんだろ」

滝壺「どうどう。むぎの、テンション抑えて抑えて」

麦野「よっし、絹旗ァ! そのクソ上司ぶちのめす時は私も声かけろよ!?
   オマエの代わりに×××を『原子崩し』でブチ抜いてやるから。
   「赤信号みんなで渡れば怖くない」っていうしさー?」(ケラケラ

フレンダ「あああ、もうあんまり騒がしくしないでよね。結局周囲の迷惑なるって訳」


最愛「―――それだ! その方法で今すぐあの下衆男を超ブッ倒しに行きましょう、麦野!」(ガタッ

麦野「―――ハッ、上等じゃねーの!!」(ガタッ


滝壺「あ、二人とも、たくさんお酒飲んで急に立ち上がったりなんかしたら危ない―――ッ」
236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:50:12.63 ID:Kg4QpKut0


麦野「…………」

最愛「…………」


麦野・最愛「「…………気持ち悪い……っ」」(フラフラ…ストン


滝壺「―――だから、あぶないっていったのに……」

フレンダ「いいんだよ、滝壺。悪酔いした本人たちの時自業自得」

滝壺「ふれんだ。中々シビアになったね」

フレンダ「伊達に一児の母やってないわよ」
237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 16:58:48.61 ID:Kg4QpKut0
最愛「…………うぇえ。急にアルコールが超回って来ました」

麦野「…………頭ぐわんぐわんする……」

フレンダ「いい歳してはしゃぎ過ぎ。ほら、お絞りでも顔に当ててゆっくりしてなさい」


滝壺「店員さーんっ すいませーん」

佐天「はいはい、何でしょう」(スタスタ

滝壺「おひや、2人分いただけますか?」

佐天「わかりました。ただいまお持ち致します」(パタパタ…


最愛「うぅ………。頭いたい、目がしぱしぱする……」

麦野「…………」

最愛「超最悪です……。きーもーちーわーるーいぃ……っ」

麦野「…………っ」

フレンダ「麦野、お手洗いなら右に曲がったてつきあたり」

麦野「ん………さんきゅ」(……ガタッ
238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:09:05.21 ID:NTMstH9H0
俺の最愛は可愛いなぁ
239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:14:35.02 ID:Kg4QpKut0
――――5番座卓


佐天「お待たせいたしました、生ビールでーす」

一方「どォもォ」

佐天「おちら、お通しと枝豆。他のおつまみは出来したい持ってきますね」(パタパタ

当麻「はいはい、了解です」

一方「ンじゃ、おつかれ」

当麻「おつかれー」


一方・当麻「「…………」」(プハァ


当麻「いやー、仕事終りのビールは最高ですな」

一方「オヤジくせェ口調でしゃべンなよ。同意すっけど」
240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:17:26.83 ID:Kg4QpKut0
ワーワーギャーギャー


一方「あそこの席に陣取ってる集団、どんだけ盛りあがってンだよ……」

当麻「ん? どこの集団だ?」

   「――――て、あれは滝壺さん……?」

一方「滝壺って、オイ、確か……」

当麻「…………、浜面の奥さん、だよ」

一方「浜面の……」

   「…………」

   「―――旧姓に、福氏したのか」
241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:21:03.98 ID:Kg4QpKut0
当麻「美琴経由で聞いた話だけど」

  「その、浜面の、遺言らしい」

  「…………」

  「『滝壺を俺という存在で縛りつけたくないから』だってさ」

一方「まァ、あいつらしいっちゃ、あいつらしいが……」

当麻「結構、自分勝手な言い分だよな」

一方「―――いや、まァ。
   …………俺だって、もし自分が嫁より先に死んだら、
   俺のことなンぞさっさと忘れて新しい人生歩め、って思うけどな」

当麻「…………」

  「滝壺さんは滝壺さんが好きなように生きるさ」

  「俺たちがどうのこうの言うことじゃ、ないよな」

一方「――――そう、だな」
242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:24:34.96 ID:Z+RJp3YR0
浜面が禁書男キャラで一番好きだわ
ぜひ原作では滝壺と幸せになってほしい
243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:34:46.06 ID:Kg4QpKut0

一方「―――――」

  「こォいうことを俺が言うのも柄じゃねーが」

当麻「どうしたんだよ、急に」

一方「…………浜面の野郎」

  「ちゃんと、嫁さんの所に帰れているといいな」

当麻「……そうだな」

  「なぁ、一方通行」

一方「なンだ」

当麻「機会見つけて、久しぶりにアイツの墓に線香あげに行こうか」

  「皆で、さ」

  「騒がしいくらい賑やかな人数で」

一方「――――アイツ、馬鹿騒ぎが好きな男だしなァ」

当麻「――――よし、決まりだ」

244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:39:07.70 ID:Dqs1/ZmMO
さて安価の結果浜面どうなる
245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:47:46.59 ID:ywCA73qP0
いかにもご都合主義な蘇生じゃないことを祈りつつ支援
246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:47:49.42 ID:Kg4QpKut0
――――居酒屋『根性』入口前

ガラガラガラ


滝壺「……むぎの、大丈夫?」

麦野「あー……、うん。多分、無事」

滝壺「多分って」

麦野「あーはいはい。大丈夫だよ。
   トイレで胃の中のモノ全部出したし、外の新鮮な空気もすったし」

滝壺「うん、もう足元もふらついてないし、大丈夫そうだね」

麦野「私はすぐに酔うけど、そのぶん酔いが醒めるのも早いから」

滝壺「そっか。きぬはたは逆に『これは確実に二日酔いコース超確定です……』って嘆いてた」

麦野「別にいいんじゃない? どーせあの子も明日は仕事休みだろうし」

滝壺「そうだね」(クスクス
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:55:52.29 ID:Kg4QpKut0
麦野「…………」

  「…………」

  「ていうかさ、今更聞くのもアレなのかもしれないけど……」

滝壺「なぁに、むぎの」

麦野「……私と飲んでてよかったワケ?」

滝壺「……うん、良いんだよ」

麦野「…………」

滝壺「仕上にはちゃんと、今日の朝会いに行ったから」

麦野「――――そう」

  「…………」

  「私たちも」

  「明日、絹旗の体調が回復したら、会いに行くよ」
  
  「あのお人よしの馬鹿には似合いそうもない、花を持参して、ね」

滝壺「ありがと。きっと、仕上も喜ぶ」
248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 17:59:08.30 ID:DZ+Oi6cW0
前スレもう見れないのか?

見てないから凄く気になるんだが
249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 18:04:25.14 ID:Kg4QpKut0
麦野「歳をとったせいかしら、時がたつのが異様に早く感じるわ」

滝壺「同感。若い頃のほうが毎日が濃かったのに、体感する時間の速さは今のほうがずっと早い」

麦野「……今思い起こせば、若い頃の日常の濃さは例外なのよ」

滝壺「……色んなことが、あったね」

麦野「わたしらと浜面が出会ったのも、その頃か」

滝壺「うん、私たちが高校生の頃、だね」

麦野「…………あれから十数年、か」

滝壺「わたしも麦野もおばちゃんになっちゃたねぇ」

麦野「やめい、わたしもアンタもまだ三〇代前半だっての」
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 18:19:29.88 ID:Kg4QpKut0
ガラガラガラ。


フレンダ「おーいお二人さん、そろそろ絹旗回収してお店から撤収するよ」

麦野「了解。絹旗は?」

フレンダ「一番座卓でへばってる。私、まとめて会計しとくから」

滝壺「じゃあ、わたしがきぬはたを……、」

麦野「いいよ。私が連れてくるから」

滝壺「……でも、」

麦野「滝壺、アンタはそろそろ家に帰ってあげなさいな」

滝壺「……むぎの?」
251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/14(木) 18:21:49.64 ID:Kg4QpKut0
麦野「アンタの気晴らしになるかと思って、今日は無理やり誘っちゃたけど」

  「やっぱり、アンタはもう帰った方がいい」

滝壺「…………」

麦野「アイツ、『俺の縛られるな、俺も縛らねェ』的な遺言を残したらしいけど」

  「なんだかんだアンタのことが恋しくなって、帰って来てるんじゃないの?」

フレンダ「結局、浜面はかっこつけの割に寂しがり屋って訳ね」

麦野「――――お盆は」
  
  「亡くなった人がこの世に戻ってくることが許された季節だから」

  「きっと」

  「浜面も、帰ってくるよ」


  「だから、浜面のこと家で待っててやりなよ、滝壺」

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