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女「時間切れだ」

ライトノベル新刊情報サイト「ラノベ総合案内所」が出来ました.

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/09(日) 23:48:27.31 ID:pmK4E14M0
男「もうすぐカップ麺ができるんだぜ」

女「あと3秒なんだぜ」
男「あと2秒……」
女「ごめん、時間切れだ」
男「えー」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/09(日) 23:50:38.05 ID:pmK4E14M0
男「昼飯何にする?」
女「パンでいいよ」
男「じゃあ買ってくるよ」
女「うん」

男「買ってきたよ」
女「ありがと、…ん?」
男「どうした?」
女「期限切れだ…!」
男「えー」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/09(日) 23:52:48.49 ID:pmK4E14M0
男「野球観戦行こうぜ!」
女「行こうぜ!」

男「9回裏、2アウト満塁だが逆転のチャンスなんだぜ」
女「でも時間切れなんだぜ」
男「えー」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/09(日) 23:54:06.65 ID:pmK4E14M0
男「ところでさ、時間切れって何のことなんだ?」
女「…何の話よ?」
男「え?だってお前いつも…あれ?」
女「ごめん、時間切れだ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/09(日) 23:57:14.89 ID:pmK4E14M0
男「ケーキバイキングに行こうぜ!」
女「よっしゃ、そのデートプランのった!」
男「善は急げだ。じゃ、放課後な」

女「期間限定だ…」
男「昨日までだったな…」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/09(日) 23:58:52.89 ID:pmK4E14M0
男「遊園地行こうぜ!」
女「よっしゃ、そのデートプランのった!」

男「楽しかったな、お前おばけ屋敷苦手…ん?どうした?」
女「ごめん…時間切れだ…」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:01:24.48 ID:0qeH4hsF0
可能性は感じなくも無い
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:05:08.07 ID:PgkrMzJA0
男「もうすぐ卒業だしお前も俺たちと旅行とか行かない?」
女「…ごめん、遠慮するよ」
男「そうか?そうだよな、お前あんんまりそういうのに参加しないもんな」
女「時間切れだ…」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:06:12.88 ID:e7RH8erYO
何故か利根川の声で再生された
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:09:21.50 ID:PgkrMzJA0
男「今日はショッピングだ!といっても片田舎の商店街だが!」
女「服買いたいー」
男「任しとけ、今日はバイト代入ったから金持ちだぜ!」
女「わーい!」


男「ぉお…所持金がRPGの初期の勇者並の経済状況に…!」
女「そして金の切れ目が縁の切れ目だ…先に帰ってるぜ」
男「これはひどい」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:12:03.98 ID:PgkrMzJA0
男「懐かしのスーパー○リオやろうぜ!」
女「目指せ残り0秒ゴール!」

男「時間切れだ…!」
女の「ダッシュにかかる時間ぐらい計算しなさい」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:13:24.19 ID:V0xgLx/60
いや、思ったより面白いんだが
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:15:55.16 ID:PgkrMzJA0
男「なぁ、時間切れって何だ?」
女「何の話?」
男「お前、いつも言ってるよな?」
女「そんな記憶はないわ」
男「いや、確かに言ってる…、だけど繋がらない、これは何だ?」
女「…卒業式の日に、教えてあげる。だから、それまではいつも通りで、ね?」
男「……わかったよ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:16:48.75 ID:PgkrMzJA0
女「時間切れだ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:22:07.46 ID:PgkrMzJA0
男「よし、授業終わったし帰ろうぜ」
友「オーケー」
男「ゲーセンよってかね?」
友「そういや、今日は新しい台の入荷日じゃね?。ほらあの格ゲーの新作」
男「前作はやりこんだからなー、俺の蟷螂拳法の前にはお前も形無しだぜ」
友「ふ、俺の荒ぶる鷹のポーズの前にはそれも無意味さ・・・」


男「入荷日なのにまだ入ってなかったな…」
友「ああ…さすが田舎だぜ…」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:26:41.67 ID:PgkrMzJA0
女「やってまいりました商店街!相変わらず寂れております!」
男「いきなりの失礼発言だな」
女「見渡す限りシャッターシャッター!何だこれはシャッターチャンスか!?」
男「意味分からん」
女「で、今日はどうするの?」
男「映画見に行こうぜ」
女「おーけー」

女「映画館につきました」
男「ホラー映画と恋愛映画、どっちにする?」
女「ホラーな恋愛映画」
男「おーけー」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:32:03.61 ID:PgkrMzJA0
男「まさかゾンビが知恵を持つとは…それに仮面の殺人鬼が宇宙に行ったときはビビったぜ」
女「さらには電脳世界で宇宙人が音楽を奏でて地球人と交信してる最中に無敵の化け物に襲われる展開にはハラハラだったよ」
男「ターミネイトしにきた裸の男にはお前ずっと興奮してたもんな」
女「んじゃ帰ろうか」
男「そうだな」
女「今日は楽しかったよ」
男「じゃあ、俺こっちだから」
女「うん、またね」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:34:51.23 ID:PgkrMzJA0
女「あと半年で、卒業か…そしてまた時間切れ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:40:21.25 ID:PgkrMzJA0
男「動物園に行こうと思う」
女「それはいい案だ」

男「蛇キシャー!」
女「カバふぁあ!」
男「ライオンガオー!」
女「キジ…コケコッコー!」
男「…ありだ!」
女「わーい!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:43:56.80 ID:PgkrMzJA0
男「郵便局に手紙出しによっていく」
女「おーけー」

男「じゃあこれよろしくお願いします」
女「あ!」
男「どうした?」
女「記念切手だ…!」
男「…ちょっと苦しいな」
女「ですよね」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:49:49.53 ID:PgkrMzJA0
女「猫を拾ってきました」
男「だからって何で俺の家に持ってくるんだ」
女「自慢」
男「ならねーよ」

男「で、どうするんだソイツ?」
女「飼う」
男「誰が?」
女「私」
男「家族の了承は?」
女「大丈夫!」
男「その勢いには思わず頷いてしまうぜ」
女「任せとけ!」
男「そうか、ちゃんと最後まで責任持つんだぞ」
女「任せとけ!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:50:26.56 ID:PgkrMzJA0
女「どうせ、少しの間だけだからね」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:52:27.46 ID:PgkrMzJA0
男「もうすぐカップ麺ができるんだぜ」
女「あと3秒なんだぜ」
男「あと2秒……」
女「あと1秒……」
男「ゼロ!」
女「完成!」

男「…ん?」
女「ん?」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 00:57:01.03 ID:PgkrMzJA0
男「何作ってるんだ?」
女「ガンプラ」
男「へー、器用だな」
女「こんなの簡単だよ」
男「いや、パッケージは普通のRX-78-2ガンダムなのに何かパーフェクトガンダムになってるんだが…」
女「こんなの簡単だよ」
男「おお…ビームジャベリンを豆電球を使って再現するとは…!」
女「こんなの簡単だよ」
男「えー」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:05:12.51 ID:PgkrMzJA0
男「風邪が流行って欠席者だらけだぜ」

男「今日は俺1人です。数少ない友達も休みです」

男「昼休みですが図書室にきました」

男「眠いし寝て過ごすか」

キーンコーンカーンコーン

女「時間切れです、教室にお戻りください」

男「えー」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:09:51.85 ID:PgkrMzJA0
男「バンドやろうぜ!」
女「よっしゃ私タンバリン!」
男「じゃあ俺トライアングル!」


しゃかしゃかしゃかチーンチーンチーン
しゃかチーンしゃかしゃかチーンしゃかチーン
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:18:40.14 ID:PgkrMzJA0
男「漫画描いて大ヒット目指そうぜ!」
女「ナイスアディーア」
男「おっとナチュラルな英語が返って来たな…」
女「始めようか」
男「じゃあ俺1コマ目な」
女「あ、4コマなんだ」

男「好きです付き合ってください!」
女「おっとお嬢さん貝のイヤリングを落としましたよ」
男「おっとこれは森野熊さん(43)どうもありがとう」
女「こうして森野熊さん(43)と男は幸せになりましたとさ」

男「カオス」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:26:30.38 ID:PgkrMzJA0
男「なあ」
女「時間切れって、何?って聞きたいんでしょ?」
男「よく分かったな」
女「その答えは教えられない」
男「どうして?」
女「そういう決まり」
男「えー」
女「そして時間切れ。次は頑張ってね」
男「えー」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:30:30.79 ID:cNuyh9tu0
いいとは思う

続けたまえ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:30:58.00 ID:PgkrMzJA0
男「今日は俺の誕生日なわけだが」
女「ほう、そいつはめでたいな」
男「祝ってくれ。ハッピーバースデートゥーミー」
女「実は私も今日が誕生日なんだ。ハッピーバースデートゥーミー」
男「ほう、そいつはめでたいな」

男女『ハッピーバースデェエエエトゥウウウウミィイイイイイイ!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:40:49.29 ID:PgkrMzJA0
女「何読んでるの?」
男「推理小説」
女「面白い?」
男「ああ、やっぱ何ていうかさ、人が必死に組み立てたものを崩す、そんな悪魔的な面白さがいいね」
女「そうだね。でもきっと、崩されるほうはたまったもんじゃないよね」
男「ああ、そうだな」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:45:45.79 ID:PgkrMzJA0
男「卒業だ!」
女「やったね!」
男「学園生活も終わりかー」
女「早かったねー」

男「…あのさ、俺、お前に言いたいことがあるんだ」
女「うん、何?」
男「あのさ…」
女「うん」
男「えと…」
女「うん」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:49:01.72 ID:PgkrMzJA0
男「どうして俺はまた、卒業してるんだ?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:58:29.38 ID:PgkrMzJA0
男「寒っ…」

男「5月だというのに、全然暖かくならないな…」

男「今日から高校生活が始まるのか…」

女「残念ながら始まりません!時間切れです!」

男「えー!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 01:59:07.22 ID:PgkrMzJA0
訂正

男「寒っ…」

男「4月だというのに、全然暖かくならないな…」

男「今日から高校生活が始まるのか…」

女「残念ながら始まりません!時間切れです!」

男「えー!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 02:02:14.11 ID:PgkrMzJA0
男「今日から2年生だ!」
女「進級おめでとう!」
男「新しい日々が始まるぜ…!美少女転校生カモーン!」
女「残念ながら来ません。時間切れです」
男「えー」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 02:05:01.65 ID:PgkrMzJA0
男「今日から3年生だ!」
女「進級おめでとう!」
男「新しい日々が始まるぜ…!卒業間近で焦った女子からの告白カモーン!」
女「残念ながらありえません。時間切れです」
男「えー」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 02:09:43.97 ID:PgkrMzJA0
男「今日から3年生だ!」
女「卒業おめでとう!」
男「まだだよ!」
女「ナイスツッコーミ」
男「おっと、これはナチュラルな英語…英語じゃねぇ」
女「新しい日々が始まるね」
男「ああ、卒業間近で焦った女子からの告白が…」
女「あるといいね」
男「あるさ、あってこその青春さ」
女「時間はある、大丈夫だよ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 02:16:07.59 ID:PgkrMzJA0
男「今日から3年生だ!」
女「入学おめでとう!」
男「ありがとう!」
女「おっとスルーツッコミとはやるね」
男「とっくに過ぎ去った過去だよ」
女「そして冷静なノリツッコミへともっていったか」
男「新しい日々が始まるぜ…!卒業間近で焦った女子からの告白カモーン!」
女「好きです付き合ってください」
男「おーけー」

女「好きな人が、できました」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 02:18:34.69 ID:PgkrMzJA0
男「今日から3年生なわけだが…また一緒だな」
友「そーだね」
男「よろしくな」
友「ああ」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 02:25:28.04 ID:PgkrMzJA0
休憩&ネタ考え

見てる人がいてもいなくてもラーメン食ったらまた書く
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 02:36:34.91 ID:uCmBabnv0
じゃぁ俺もラーメンくってくる
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:03:10.16 ID:PgkrMzJA0
久々に食うとシーフードヌードル旨いね

書きます
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:08:27.98 ID:PgkrMzJA0
男「どうして俺はまた、卒業してるんだ?」
女「…声に確信があるね。気づいたんだ」
男「この世界は繰り返してる。巻き戻されている」
女「半分正解。半分外れ」
男「今日で、今回は終わりなんだろう?」
女「多分そうだね」
男「次はきっと、もっと早く気づける」
女「うん」
男「そしてその次はさらに早く気づける」
女「うん」
男「時間切れはいつだ?」
女「もうすぐ」
男「そうか、次もよろしくな」
女「うん」
男「あのさ、俺、お前に言いたいことがあったんだ」
女「残念、時間切れ」
男「えー!」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:21:37.00 ID:PgkrMzJA0
女「疲れた…作っては繰り返しに」

くそぅ、なんで私がこんな目に。
でもそうしないと会えないのだから仕方がない。
一回目は会うことはなかった。
二回目は話すことはなかった。
三回目は付き合うことはなかった。
そして四回目はキスすることもなかった。
また友達に戻った。
何度も繰り返した。
悪魔的な楽しみ方だ。
でも1回会うまで数十億年だぞ。長すぎじゃね?

女「とか考えているうちに出来てしまった…また会うまでが長いなぁ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:28:19.45 ID:PgkrMzJA0
男「今日は3年の初日。気づいたぞ!俺は気づいたぞ!この世界は繰り返している!」
母親「うるさい」
男「あ、すみません」
母親「早く学校に行きなさい」
男「ういっす」

男「というわけでホイホイ学校に来たのだ。あいつはどこにいるのだろう。今度こそ想いをしっかりと伝えあま?い生活を送らなければ」

男「授業が始まりました。あいつはいません」

男「放課後になりました。今日は欠席でしょうか」

男「一日が終わりました。明日に賭けます」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:32:53.01 ID:PgkrMzJA0
男「2日目だがいない。ケータイにも出ない」

男「帰りに家に寄ってみるか」

男「ってあいつの家が思い出せない…」

男「思い出せ俺…!この辺であることは間違いないんだ…!」

がさがさ!

男「何やつ!?」

猫「にゃー」

男「何だ猫か…ん?こいつは確か…」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:38:45.45 ID:PgkrMzJA0
男「辿りついた!ありがとう猫!ありがとう俺!」

男「さてインターホンを押そうと思うが緊張で手が動かん」

声「だったら頭で押したら?」

男「それはナイスアイディーア」

声「ナチュラルな発音してないでさっさと押しなさいよ」

ピンポーン

男「ありがとう、君のおかげで押せたよ。そして久しぶり」

女「久しぶり」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:50:16.11 ID:PgkrMzJA0
女「さて世界が繰り返してることには気づいたみたいだけど、その理由については?」

男「さっぱり」

女「でしょうね。だけど私は話せない。そういうルールだから」

男「となると?」

女「質問をして、私の反応から推理するしかない」

男「んなムチャな…」

女「できるわよ、私と何回何年付き合ってたと思ってるの?」

男「わかったよ…やってやるよ」


女「頑張ってね」

猫「にゃー」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:54:30.90 ID:PgkrMzJA0
男「世界の成り立ち質問のコーナー!」

女「いえーい!」

男「では質問です。この世界は何度でも繰り返せるのですか?」

女は胸の前で腕をクロスさせ、×をの形を作っている…

男「…お前、それはいいのか」

女「いいのよ」

男「えー」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 03:57:23.95 ID:PgkrMzJA0
男「えーと、じゃああと何回この世界は繰り返されるんですか?」

女は指を一本立てている…

男「あと1回?次で終わり?」

こくん

男「頷いちゃったよ!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:06:54.74 ID:PgkrMzJA0
男「えーと、じゃあ核心。何故この世界は繰り返されてるんですか」

女「神のご意思です」

男「あ、普通に答えるんだ…」

女「状況は変わったのよ。ルールも変わるわ」

男「じゃあなぜこの世界は終わるのですか」

女「宇宙は消耗品なの。モノには必ず寿命があるわ」

男「つまり、これ以上地球というか、宇宙の寿命は延ばせない?」

女「そういうこと。そして私は宇宙の創造主。ちなみに私は神様じゃないわ。あくまで人間よ」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:16:16.83 ID:PgkrMzJA0
男「だけど今までの宇宙の寿命は少しずつ延びてたよな?」

女「それは私が作り方を創意工夫して延ばそうとしたからよ。でもこれ以上は限界ね。もう宇宙を作る部品の数も減ってしまったわ」

男「だからあと1回?」

女「短い寿命の宇宙ならあと何回かは作れる。でもそれだとあなたがいない宇宙にしかならない。それは嫌」

男「嬉しいこと言ってくれるね」

女「だからあなたに手伝ってほしいことがある」

男「それは?」

女「あなたと長生きできる宇宙を作るのを手伝って」

男「おーけー」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:19:29.54 ID:PgkrMzJA0
女「時間切れは、あと1回。その次は…」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:25:04.78 ID:PgkrMzJA0
男「よし!やってやるぜ!」

図書委員「図書室ではお静かに」

男「あ、すみません」

女「で、これが宇宙の設計図なんだけど…」

男「…先生、読めません」

女「ですよね。もしかしたら手伝えることなんてないかも」

男「えー」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:29:35.72 ID:PgkrMzJA0
男「そういえば何で学校休んでたんだ?ケータイにも出ないし」

女「風邪。あとケータイのバッテリーが切れてるの気づかなかった」

男「えー」

女「あ、やっぱ手伝えることなさそう。遊びにでも行こうか」

男「えー」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:34:39.87 ID:PgkrMzJA0
男「季節は過ぎて夏」

女「海だ!」

男「水着だ!」

女「イソギンチャクだ!」

男「スイカ割りだ!」

女「フジツボが足の骨に住み着いた!」

男「こえーよ!」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:45:06.10 ID:PgkrMzJA0
女「季節は秋になりました」

男「芸術の秋だし前衛的な絵でも描こうぜ」

女「前衛的はすでに決定事項か。さらにベレー帽まで被ってやがる」

男「というわけでお前を前衛的に描いてみた」

女「描き終わってるのか。既に嫌な予感しかしないんだけど、どれどれ…」

男「モチーフはスパイダーマンです」

女「おお、私がスパイダーマンのマスクを被っている…しかも上手い」

男「ってこれじゃ誰だか分からないだろうが!」

女「お前がつっこむのかよ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:50:45.56 ID:PgkrMzJA0
男「雪だ…」

女「もうすぐ今年も終わりか…」

男「ああ、ケーキでも買って帰るか」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:53:08.56 ID:PgkrMzJA0
女「こたつに入ってみかんを食べながら過ごす大晦日っていいものねー」

男「やっぱり何度繰り返しても飽きないものなのか?」

女「…そうね」

男「そうか、じゃあ年越しそばの準備でもするか」

女「わーい」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 04:56:10.85 ID:PgkrMzJA0
男「3!」

女「2!」

男「1!」

女「ゼロ!」

男女『ハッピーニューイヤー!』

男「あけましておめでとうございます。今年もよろしく」

女「うん、よろしく!」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:02:45.60 ID:PgkrMzJA0
男「寒いな…」

女「寒いね」

男「もうすぐ卒業式だな」

女「そうだね、楽しかったよ」

男「次もきっと楽しいさ。そしてそれが続いていく」

女「責任重大だなぁ」

男「頼りにしてる」

女「任せとけ!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:07:38.46 ID:jGImHtn3O
>宇宙の創造主だけど人間


詳しく
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:08:43.91 ID:PgkrMzJA0
男「卒業、してしまったな」

女「そうだね」

男「あ、コーヒーでも飲む?」

女「うん、ありがと」

男「もうすぐこの宇宙も終わりか」

女「…それなんだけどさ、壊れる気配がないんだ、この宇宙」

男「気配がない?」

女「気配って言うか、前兆?機械が壊れる直前に調子が悪くなったりするような、そんなガタがまだこない」

男「つまり…」

女「宇宙の寿命が、延びた」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:13:55.66 ID:aBYJo4kLO
時間切れだ。おやすみ
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:15:41.57 ID:I+5×9aXmO
たまーにニヤックス感が隅っこのよんこまにありそうだな
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:16:32.21 ID:7wX8fQFf0
こんばんゎーいい朝ですね^^
でもこんないい朝にも悪いものも沸いてくるのは必然だよね
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1226254043/l50
「ニート 集会所」キリッ
だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ニート名乗ってパートスレ立ててやんのwwwwwwwwww気持ち悪いったりゃありゃしないよねwwww
基本全員にわかニートなのにねwwwwwwwwニートだったらパートではしゃぐ力ないっつうのwwwwwww
そういうことだから

パートスレお疲れ様ッスwwいやーニートさんも大変ッスねwwwパートスレで馴れ合いとか憧れるッスよwwwwニートの鏡ッスねwwww
あっwwwにわかでしたかwwwサーセンwwwwwwww

って挨拶して行ってくれ
まあ強制はしないけど第二の節子スレになるかもしれないしこんなスレ泳がせとくとか人生の汚点になると思うよ
頑張ってね強制はしないけど
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:17:36.82 ID:PgkrMzJA0
何で私なんだ。
やはり神なんていなかった。
ここにいるのは嘘つき野郎だ。
一回目の地球から選び出した創造主。
何でそれが私なんだ。

話してはいけない。
なぜなら人間が地球の寿命を知ることは、秩序を乱すことに繋がるから。

転生を繰り返す。
ただし忘れることは許さない。
そうしなければ宇宙が作れないからだ。

私か?私は忙しい。宇宙は一つではないのだ。
それはお前の宇宙だ。

時間が切れやがった!4月1日に!
何の嫌がらせだ!
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:23:47.98 ID:jGImHtn3O
>一回目の地球から選び出した創造主

誰が
どうやって?

地球から宇宙の創造主を選ぶのはなぜ?

宇宙から地球の創造主を選ぶのならわかるが
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:25:44.59 ID:5Rclt0g60
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:26:11.78 ID:PgkrMzJA0
「今回が最後。もう時間切れはない」

ネジをはめ込む。

「後悔はたくさんある」

歯車を組み合わせる。

「だけど、もう後悔はできない」

蓋を閉める。

「あいつは、何度でも好きになってやると言った」

骨組みで補強する。

「4月1日に」

上蓋を閉める。

「嘘ついて、どうすんだか…」

最後の部品を、取り付ける。
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:36:02.47 ID:PgkrMzJA0
一気に書ききろうかと思ったけど休憩と、結末のまとめ考えるついでに質問には一応答えておく。

>>74
誰がどうやっては、神でもサイコロを振ることがある、としか言えない

宇宙とは一つの空間ではなく、区切り
あらゆる宇宙が繋がって、一つの空間を作っている
そしてその区切りの中にいる知的生命体は地球の人間だけだった
ちなみに1回目の宇宙は、神と呼ばれる何かが作った

正直行き当たりばったりで書いてるから、矛盾は探せばいくらでも出てくると思う
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:41:30.06 ID:jGImHtn3O
>一回目の宇宙は神が作った

宇宙の創造主は神だったわけか
了解した
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:50:55.62 ID:PgkrMzJA0
男「おはようっす」

女「おはようっす!」

男「今日は何日だ?」

女「4月2日」

男「記録更新じゃん!」

女「やったぜ!」

男「信じてた。いったいどんな魔法を使ったんだ?」

女「どれが理由かは分からないけど、思い当たることがいくつか。今からそれを話すよ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:59:07.05 ID:jxA8612iO
面白い支援
でも眠い!
寝保守
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 05:59:48.55 ID:PgkrMzJA0
最後の部品を取り付ける間際、気づく。
神、と呼びたくないから『奴』でいいや。
奴は何故、私に宇宙を作らせるのだろう。
いや、正確には人間に、だ。
とか奴の目的考えてみるフリしてるけど、むかついてそれどころじゃない。
というか、何で奴が用意した設計図にのっとって作らないといけないんだ。
ていうか余ってるし部品!余ってるんだよ部品!何かバネみたいなのが余ってるんだよ!
どうすんだよこれ。

そこで、さらに気づく。
こんな部品は今まで見たことがない。
設計図を見る。
こんな部品はのっていない。

そこで、さらにさらに気づく。
まさかこれは…

腹が、立った。
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:21:24.43 ID:PgkrMzJA0
最初から、創造主なんていなかった。
私は整備士。
これは「最後」の部品なのだ。
全てを分解し、もう一度組みなおせ。
そういう意味だ。
奴の目的は、宇宙の自浄作用。
私の恋とか奴にとっては多分、どうでもよかった。
宇宙を汚染する人間。
記憶の上書き。
重なっていく経験。
安いシナリオの悪役のような考えだ。
そして、自浄作用はある程度は済んだ。
これ以上はもうどうしようもないし面倒くさい。
自分たちで作れ。
それが今度の宇宙の寿命。
ずっと手のひらの上で踊らされていたのが気に食わないが、なるほど人生最大の嘘だ。

こんな単純な理由に気づけなかった自分に腹が立つ。

宇宙を分解した。
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:26:11.21 ID:ygYJdZBoO
いいよーいいよー
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:29:03.95 ID:PgkrMzJA0
男「でもそれだとオチが弱いし、一つの理由にしかならないぞ?」

女「続きがあるの」

男「へぇ、それはどんな?」

女「分解した宇宙を自分なりに組み立ててるとき、今までのことが馬鹿馬鹿しくて思わず泣き笑いしちゃって」

男「もしかして」

女「そう、涙が宇宙に入ったんだよ」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:33:23.53 ID:PgkrMzJA0
男「いいね、それ」

女「でしょー」

男「よし、それじゃ行こうか」

女「どこに?」

男「今まで見れなかった続きを見に。そして約束を果たすよ」

女「うん」

男「ずっと好きでした。俺と付き合ってください」

今日は、嘘じゃない。
時間切れはない。
これで最後。
嬉しい最後だ。
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:34:11.96 ID:PgkrMzJA0
おわりです。
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:37:50.36 ID:PgkrMzJA0
途中から文体変わったり話の方向性ズレたりヒロインのキャラ固定されてなかったりしたけど、読んでくれた人ありがとう。
名前を出さずにセリフを作る難しさがよく分かったぜ…
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:38:23.00 ID:/9b8o5MMO
>>1
面白かった!
気が向いたら、また書いてみてください。
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:39:28.97 ID:/9b8o5MMO
>>1
面白かった!気が向いたら、また書いてみてください。
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:42:13.12 ID:ygYJdZBoO
>>89
もしかしてこれが初めて?
良かった
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 06:51:28.96 ID:PgkrMzJA0
>>90
大事なことなので2回言ったんですか
アイディアはあるからまた暇があったらまた深夜帯で書くかも…

>>92
ここまで長いの&真面目なのは初めて
台本形式な文体も初めて
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/10(月) 07:14:10.39 ID:qHHZm6IiO
乙。お前のなら楽しみに出来るよ。待ってる

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