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国木田「キョン、さっき僕達のキスを見てたのって涼宮さんじゃないの?」

ライトノベル新刊情報サイト「ラノベ総合案内所」が出来ました.

< メイン登場人物 >

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:03:57.70 ID:c51sy/IC0
キョン(とはいえちょっと不安でもある)

ガラッ
ガヤガヤ

キョン「…あれ?」

しかしそこはいつも通りの朝の教室だった。
俺に向けられる好奇心むき出しの視線も
俺を避けようとする冷たい空気も無い

昨日までそこにあり、願わくばこれからも続いて欲しい退屈な朝だ
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:07:43.87 ID:c51sy/IC0
国木田「おはよう、キョン」
キョン「あ、あぁ。おはよーさん」
キョン「どういうことだ? てっきり大騒ぎになってるもんだと思ってたんだが」コソコソ
国木田「うーん。どうも涼宮さんは誰にも言いふらしていないみたい」ゴニョゴニョ
キョン「あのハルヒがか? 信じられん」ポソポソ
国木田「まぁ僕らにとっては幸運だったけど」モニュモニュ
キョン「それは言えてる」ショリショリ

谷口「よおキョン。何してんだ?」
キョン「なんでもない。気にするな」
谷口「なんだよ。冷たいな…」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:10:05.47 ID:c51sy/IC0
キョン(結局何も無いまま放課後になってしまった)
キョン(もしや見られたのは国木田の勘違いなんじゃないか?)

キョン「ういーっす」
ガチャ


ハルヒ「遅いわよ、キョン」


そこにはいつもより数倍不機嫌そうな顔をしたハルヒが
仁王立ちして一人立っていた。
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:20:01.54 ID:c51sy/IC0
キョン「別に遅くはないだろ。他の連中もまだ来てないじゃないか」
ハルヒ「今日は誰も来ないわよ」
キョン「何? どういう事だ?」
ハルヒ「あたしが決めたの。今日はあんたに聞きたい事があるから中止って」
キョン「聞きたい事? なんだそりゃ」
ハルヒ「昨日の事よ」
キョン「!?」

キョン(やっぱり見られていたのか。まったく面倒な。さてどうするか…)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:26:04.33 ID:c51sy/IC0
ハルヒ「あんた。昨日女の子と…その、…い、いっしょにいたでしょ!」
キョン「…何のことだ? 昨日はお前らと一緒に家まで帰ったじゃないか」
ハルヒ「とぼけても無駄よ。証拠もばっちりなんだから」

そういってハルヒは俺の眼前に携帯を突き出した。

キョン(…やれやれ)
キョン「他人の空似じゃないのか?」
ハルヒ「あたしがあんたを見間違える訳ないでしょ!」
キョン「なんでだよ」
ハルヒ「あっ、う、そ…それは…」
キョン(なんだ?)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:30:24.02 ID:c51sy/IC0
ハルヒ「とにかく! これは間違いなくあんたなの!」
キョン「分かった分かった。 百歩譲ってそれが俺だとして、お前はどうしたいんだ?」
ハルヒ「え? ど、どうしたいって?」
キョン「だから、俺が女の子と一緒にいたとして、お前に何かあるのかと聞いてるんだ」
ハルヒ「そんなの! それは…」
キョン「なんだよ。はっきりしないな」
ハルヒ「……れなの?」
キョン「ん? なんだって?」
ハルヒ「誰なの!? この女!」
キョン「しらん。誰だっていいだろう」
ハルヒ「恋人なの!?」
キョン「な!?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:36:18.21 ID:c51sy/IC0
キョン「恋人ってお前…」
ハルヒ「だっておかしいじゃな! 部活が終わった後にわざわざ出掛けて二人っきり…」
ハルヒ「恋人じゃなかったらなんなのよ!?」
キョン「落ち着け。とりあえず落ち着け」
ハルヒ「はぐらかさないで!」
キョン「そんなつもりじゃないって」
ハルヒ「じゃあ答えてよ!」

キョン「……」
ハルヒ「…ウ、グスッ」
キョン(なんで泣くんだ)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:36:51.70 ID:c51sy/IC0
ちょw すまねw

×ハルヒ「だっておかしいじゃな! 部活が終わった後にわざわざ出掛けて二人っきり…」
○ハルヒ「だっておかしいじゃない! 部活が終わった後にわざわざ出掛けて二人っきり…」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:46:48.39 ID:c51sy/IC0
キョン「…あー、」
ハルヒ「…グス、ゥ…」
キョン「それを聞いて、お前はどうすんだ」
ハルヒ「……」
キョン「それを話さなきゃならん理由が俺にあるのか」
ハルヒ「…団長命令よ」
キョン(おいおい)

キョン「分かった。言う.誰にも言うなよ?」
ハルヒ「……」コクン

キョン「…まぁ、お前の言うとおり。恋人って事になるんだろうな」
ハルヒ「………ぇ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:53:41.94 ID:c51sy/IC0
キョン「俺はそいつの事が好きだし、そいつも俺の事を好きだと言ってくれる」
ハルヒ「…ぁ、」
キョン「まぁ、そういう事だ。絶対誰にもいうなよ?」
ハルヒ「…ぅそ」
キョン「…何?」
ハルヒ「うそよ!」
キョン「な!?」


次の瞬間、意識が途切れた。
ポケットの中で喧しく騒ぐ携帯の呼び出し音がやたらと頭に響いた。
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:57:30.85 ID:tsqkidaR0
ワークテーかー
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 15:57:51.76 ID:c51sy/IC0
キョン「…っ」

目覚めは最悪。
激しい痛みが頭を締め付ける。
なにより俺の気分を沈ませるこの景色。


色の無い、人の気配のない世界が広がっていた。


キョン(…閉鎖空間、マジかよ)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:06:17.09 ID:c51sy/IC0
キョン(今度は一人か。ハルヒの奴もいない)

キョン(とりあえず部室を目指すか…。ん?)

目の前に携帯が落ちている。俺のじゃないか。

♪ゴマウェー ゴマウェー
キョン「うおっ」
突然鳴るな。びっくりするだろ。

キョン「もしもし?」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:15:44.91 ID:c51sy/IC0
古泉「やぁどうも」
キョン「古泉か」
古泉「またずいぶんと派手な事になりましたね。何があったんですか?」
キョン「さっぱり分からん。こっちが聞きたい」
古泉「そうですか…。どうやら今回は、少し趣が違うようですよ」
キョン「そうかい」
古泉「こちらの世界を潰して新しい世界を構築するのではなく、こちらの世界の修正を図ったようです」
キョン「それでなんで俺がこっちにいるんだ?」
古泉「断言は出来ませんが、おそらく涼宮さんはあなたを世界から消そうとしています」
キョン「マジかよ」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:21:17.34 ID:gcRBQoMd0
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ゝ、_`丶、二_ゞ’′     u    lj    i{.    l        /´ ヽ
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31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:22:27.30 ID:X+55IJA10
おもしろいじゃないか
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:25:15.85 ID:rnhPNeFI0
かまわん、続けろ
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:29:33.45 ID:c51sy/IC0
古泉「えぇ。正確に言えば最初から居なかった、存在していなかった事にしようとしています」
古泉「すでにあなたに関する記憶、記録が消えつつあります」
古泉「僕がこうしてあなたとお話出来るのも、あと僅かかもしれません」
キョン「そりゃまたずいぶんと嫌われたもんだ」
古泉「それだけの事をしてしまったと見るべきでしょう…。何か心当たりはありませんか?」
キョン「…どうも記憶があいまいでな。何かハルヒと言い合いをしていたような気がするんだが…」
古泉「なるほど。その内容が原因という事でしょう」
キョン「俺がそっちに戻るにはどうすりゃいいんだ?」
古泉「涼宮さんがあなたを必要としない限り、むずかしいと思います」
キョン「…厳しいな」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:46:33.94 ID:c51sy/IC0
古泉「幸い涼宮さんの記憶にはまだあなたが居ます。まぁそのせいかいたく不機嫌ではあるんですが」
キョン「それ、絶望的って事じゃないか?」
古泉「今までは涼宮さんをあなたに任せきりでしたからね。この状況はかなりマズイですよ」
キョン「怖い事を言うな」
古泉「今、朝日奈さんが全力で対処していますが、芳しくありません」
キョン「…長門は?」
古泉「統合思念体が静観を決め込んでいるらしく、大きく動けないようです」
キョン「……」
古泉「っと、どうやら僕にもお呼びがかかったようです」
古泉「長門さんのおかげでこの回線はしばらくの間確保できます」
古泉「また後ほどおかけします。その間、事の原因を思い出しておいてください。では」
キョン「ちょっ」

ツー ツー
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 16:51:06.31 ID:eOOe5P+7O
ワッフルワッフル
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:01:27.40 ID:c51sy/IC0
キョン(…原因)

ハルヒとなにやら言い争っていたハズだ
それが原因かは分からんが他に心当たりが無い
まったく迷惑な話だ
俺はハルヒのご機嫌とるために居る訳じゃないっつーの

キョン(しかし…)

単なる口喧嘩なら今までだって程度の差はあれ何回かしていた
何故今回に限ってこんな…

キョン(やはり内容に問題があるって事か)
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:08:44.58 ID:c51sy/IC0
(ハルヒ「嘘よ!」)

キョン(!?)

今のは…
記憶の断片か?
えらく強烈に頭に浮かんだ…が…?

(ハルヒ「…ゥ、グス」)
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:10:58.56 ID:c51sy/IC0
…泣いていた

間違いない
あいつは泣いていた
あのやかましく、元気の塊みたいなハルヒが…


キョン「泣いてた…」


何故だ?
思い出さないといけないのに
思い出すほど、胸が…、心が…
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:13:46.19 ID:c51sy/IC0
「…キョン?」

キョン「!?」

いきなりの呼びかけに驚き振り向く
そこには…


キョン「…国木田?」

間違いない
マイラバー国木田がそこに立っていた
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:16:22.73 ID:c51sy/IC0
国木田「キョン!」
キョン「国木田ー!」

あぁ、間違いない
この抱き心地
男の癖にやわらかい肌
男らしからぬ肩幅
体温、息遣い、鼓動
俺の全てを愛し、俺が全てを愛した『男』だ!
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:23:39.03 ID:RvNCJA8w0
マイラバーはないだろw
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:24:12.74 ID:c51sy/IC0
国木田「怖かった…。一人ぼっちになったかと思って…」
キョン「安心しろ。もう大丈夫だ。俺がいる」
国木田「うん…」

国木田「あ、ごめん。こんな道の真ん中で…」
キョン「大丈夫だ。ここなら誰に見られる事も無い」
国木田「そうなの? 確かに誰もいないみたいだけど」
キョン「この世界は、俺とおまえの二人きりだ」
国木田「…僕、キョンがいれば他に何もいらないよ」
キョン「俺だってそうだ」
国木田「キョン…」
キョン「国木田…」

ブチューーー
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:27:41.45 ID:1JUSLyOwO
世界?(^o^)/オワタ
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:27:57.91 ID:c51sy/IC0
国木田「もう誰の目も気にする事ないね」
キョン「ああ、俺たちが、この世界のアダムとイヴだ」
国木田「男同士だからそれはおかしいけどね」
キョン「確かにそうだな」
国木田「もう、キョンのおばか♪」
キョン「あはは」
国木田「うふふー」

HAHAHAHAHAHAー♪

俺たちはこの世界で幸せになるんだ!
ひとり鳴り響くやかましい携帯を破壊し、俺たちは一つになった…


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/21(水) 17:34:30.60 ID:RvNCJA8w0
途中で飽きたんですね、分かります

なんにせよ乙!!
即席でよくやった

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